一党制
台湾省戒厳令(中国語版)が布告中(?介石・?経国政権下)だった中華民国の中国国民党と中国民主社会党・中国青年党[1]、中華人民共和国の中国共産党と民主党派[2]、北朝鮮の朝鮮労働党と天道教青友党・朝鮮社会民主党のように、複数の合法政党(衛星政党)が存在しても実態としては特定の一政党が国家を支配しているような場合はヘゲモニー政党制に分類される。
脚注
出典^ 戒厳令布告の根拠となった中華民国の戒厳法は、第11条で「戒厳地区の最高司令官は、集会・結社及び遊行(パレード)、請願を停止する権限を有する」と規定している( ⇒戒嚴法(S-link 電子六法全書)。
^ 中国共産党の賈慶林・中央政治局常務委員が2009年に人民日報に寄せた『中国の特色ある社会主義路線の上で、中国共産党の指導する多党協力と政治協商制度を不断に整備し、発展させる』によれば、「中国共産党の指導する多党協力と政治協商制度は、西側の二大政党制や多党制のような、一方が政権に就けばもう一方が下野する権力争奪型の政党関係とも、一党制のような権力独占型の政党関係とも異なり、民主的に協議し、互いの心の底まで打ち明けて親しく交わる、斬新な協力型の政党関係なのである」とされており、一党制ではなく「中国共産党の指導する多党協力」だと主張されている( ⇒中国の政党制度と一党・多党制との4大相違点(人民日報日本語版 2009年11月2日))。
参考文献
ジョヴァンニ・サルトーリ『現代政党学』(普及版)、岡沢憲芙・川野秀之訳、早稲田大学出版部、2000年(原著:1976年) ISBN 4657008293
関連項目
一党独裁制
ヘゲモニー政党制 - 合法政党が複数あるものの、実態は一党独裁制。
民主集中制
表
話
編
歴
権威主義的政治体制
専制主義
絶対君主主義
独裁主義
独裁政治
啓蒙専制君主主義
僭主
全体主義
ファシズム
ナチズム
軍国主義
スターリン主義
神権政治
全体主義的民主主義
その他
非自由主義的民主主義
自由主義的専制
軍事政権
軍事評議会
寡頭制
一党独裁制(一党制・ヘゲモニー政党制・党国・党の指導性)
警察国家(対諜報国家)
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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