ヴルタヴァ川に建設されたダムのうち、最大規模の人工湖であるリプノ湖(チェコ語版、ドイツ語版、英語版)(チェコ語: Vodni nadr? Lipno)を経て、ヴィッシー・ブロト(チェコ語版、英語版)で大きく流れを北に変えた後、チェスキー・ブジェヨヴィツェ、プラハを経てムニェルニークでラベ川に合流する。プラハでは川幅500メートルほどで旧市街と城下町を隔てている。川には浅瀬が多く、昔はスラブ人のチェヒ族がそこに移住してきた。大量の荷物を舟運を利用し、内陸部のあちこち運んだと想像できる。冬になると、この岸辺に、毎年北の国からハクチョウ、ユリカモメ、カモなど5,000羽近い水鳥が飛来してくる。 チェコの作曲家スメタナは連作交響詩『わが祖国』の第2曲でヴルタヴァ川を題材としている。作曲された19世紀後半は、当地はオーストリア=ハンガリー帝国(ハプスブルク君主国)統治下にあり、ドイツ語が広く使われていたこともあってか、同曲は地名と同様にチェコ語名のヴルタヴァだけでなく、ドイツ語名のモルダウとしても知られている。 2002年8月、洪水
歴史
ギャラリー
プラハ市内を流れるヴルタヴァ川
流域の都市
ヴィッシー・ブロト(チェコ語版、英語版)
チェスキー・クルムロフ
チェスケー・ブジェヨヴィツェ
プラハ
脚注
注釈^ 北ドイツ平野[4]、あるいは北ドイツ低地[5]とも。
^ バイエリッシャーワルトともいい、シュマバ、オーバープファルツの森(オーバーフェルツァーワルト、あるいはチェスキーレスとも)とあわせて総称としてベーマーの森(ボヘミアの森)とも[6]。
^ 概ねチェコとドイツあるいはオーストリアとの自然的国境でもあるが、稜線と一致しない部分もある。
出典・参照^ a b 『ブルタバ川』 - コトバンク
^ 『モルダウ川』 - コトバンク
^ 『ボヘミア盆地』 - コトバンク
^ 『北ドイツ平野』 - コトバンク
^ 『北ドイツ低地』 - コトバンク
^ a b 『シュマバ』 - コトバンク
^ 『チェルナー・ホラ[山]』 - コトバンク
^ 「バイエルンの森周辺の地勢図」も参照。
^ 「ヨーロッパの主な流域」も参照。
関連項目.mw-parser-output .side-box{margin:4px 0;box-sizing:border-box;border:1px solid #aaa;font-size:88%;line-height:1.25em;background-color:#f9f9f9;display:flow-root}.mw-parser-output .side-box-abovebelow,.mw-parser-output .side-box-text{padding:0.25em 0.9em}.mw-parser-output .side-box-image{padding:2px 0 2px 0.9em;text-align:center}.mw-parser-output .side-box-imageright{padding:2px 0.9em 2px 0;text-align:center}@media(min-width:500px){.mw-parser-output .side-box-flex{display:flex;align-items:center}.mw-parser-output .side-box-text{flex:1}}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .side-box{width:238px}.mw-parser-output .side-box-right{clear:right;float:right;margin-left:1em}.mw-parser-output .side-box-left{margin-right:1em}}ウィキメディア・コモンズには、ヴルタヴァ川に関連するカテゴリがあります。
わが祖国 (スメタナ)
ヴルタヴァ (小惑星)
カレル橋
外部リンク
『ブルタバ川』 - コトバンク
『ブルタバ[川]』 - コトバンク
典拠管理データベース: 国立図書館