『グリームニルの言葉』第8節には、次のようなことが書かれている[2]。黄金色に輝くヴァルハラが広々と建っている第5の場所はグラズヘイムと呼ばれている。
フロプト(オーディンの別名)がそこで戦死者を選んでいる。
西の扉の前に狼がぶら下がっていてその上空を鷲が飛んでいる。
オーディンは狼のゲリとフレキおよびワタリガラスのフギンとムニンを従え、この館の王座につくとされる[1]。
なお、スウェーデンには「ヴァルハル」という名の山が多い。北欧では、死者は聖なる山で生き続けるという民間信仰があり、この聖山信仰と、戦士の父オーディン、ヴァルキュリャとが結びつき、ヴァルハラのイメージが出来上がったと考えられている[3]。 『ギュルヴィたぶらかし』によれば、オーディンの住む宮殿はヴァルハラではなく、ヴァーラスキャールヴである。
備考
脚注[脚注の使い方]^ a b 『エッダ 古代北欧歌謡集』22頁。
^ 『エッダ 古代北欧歌謡集』53頁。
^ 『エッダ 古代北欧歌謡集』23頁。
参考文献
V.G.ネッケル他編『エッダ 古代北欧歌謡集』谷口幸男訳、新潮社、1973年、ISBN 978-4-10-313701-6。
関連項目.mw-parser-output .side-box{margin:4px 0;box-sizing:border-box;border:1px solid #aaa;font-size:88%;line-height:1.25em;background-color:#f9f9f9;display:flow-root}.mw-parser-output .side-box-abovebelow,.mw-parser-output .side-box-text{padding:0.25em 0.9em}.mw-parser-output .side-box-image{padding:2px 0 2px 0.9em;text-align:center}.mw-parser-output .side-box-imageright{padding:2px 0.9em 2px 0;text-align:center}@media(min-width:500px){.mw-parser-output .side-box-flex{display:flex;align-items:center}.mw-parser-output .side-box-text{flex:1}}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .side-box{width:238px}.mw-parser-output .side-box-right{clear:right;float:right;margin-left:1em}.mw-parser-output .side-box-left{margin-right:1em}}ウィキメディア・コモンズには、ヴァルハラに関連するメディアがあります。
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