ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破
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疑似シン化第2形態[10] - 零号機とレイを取り込んだ初号機がセカンドインパクト時に出現した四体の巨人に酷似した姿へと変貌したもの。コアを二つ持ち三眼である。
汎用ヒト型決戦兵器 人造人間エヴァンゲリオン 試作零号機(改)
単眼の、山吹色の機体。前作『』と比べると、他の機体と同じ形状のウェポンラックが装備され、胸部装甲も2号機と同じ形状に変更された。テレビ版ではヤシマ作戦後に塗装が青色に変更となったが、本作品ではそのままである。テレビ版の第14使徒戦では手で抱えられる小さなN2爆弾であったが、N2誘導弾に変更。これを右脇に抱えて第10の使徒に特攻をかけるが効果はなく、膝から下と頭部装甲を残して使徒に捕食されてしまう。
汎用ヒト型決戦兵器 人造人間エヴァンゲリオン 正規実用型 2号機(先行量産機)
ユーロNERV第一支部で建造された、四眼の、赤色をした機体。テレビ版の「弐号機」と比較すると、額の部分に小さな角飾りが追加され、下腕部や腹部などが白くペイントされている。プログレッシブナイフと収納ラックの意匠が変更されており、右肩にもナイフ用ラックが装備された。本作品では「空中挺進専用S型装備」を装着しての空中戦(第7の使徒戦)が初の戦いとなった。このとき、本編が初登場となるボウガンを使用している。テレビ版・旧劇場版では「弐号機」の血液の色は紫がかっていたが、今作の2号機は他のエヴァと同じ赤色になっている。3号機のNERV本部への移管により、バチカン条約(一国家が持つエヴァ保有数は3機まで)によって一旦運用が凍結されていた。獣化第2形態(第1種)[11] - 肩や脊椎に打ち込まれたリミッターが排除され、胴部装甲を半ば覆うように身体が拡張する。リツコによると「ヒトを捨て闘争に特化させた形態」であり、身体能力は格段に向上するが、プラグ深度が汚染区域に入るなどパイロットにも相当な負担がかかる。
汎用ヒト型決戦兵器 人造人間エヴァンゲリオン 正規実用型 3号機
双眼の、紺色の機体。キール曰く最新鋭機。眉間や膝の装甲などが赤茶色に、腹部などが白くペイントされている。テストパイロットはトウジではなくアスカに変更されている。北米NERV第3支部からNERV本部に移管され松代で起動実験が行われた。第9の使徒に寄生されて制御を奪われたため、使徒として処理することが決定、ダミーシステムを起動させた初号機によって、バラバラになるまで破壊された。
汎用ヒト型決戦兵器 人造人間エヴァンゲリオン 次世代試験 4号機
NERV北米第2支部で開発、試験中であった機体。稼働時間延長実験の失敗により爆発、消滅したとされる。機体の外観など、詳細は明らかにされていない。
封印監視特化型限定兵器 人造人間エヴァンゲリオン 局地仕様 仮設5号機
先端に走行ユニットを装備した4脚をもつ、暗緑色の機体。眼部はゴーグル状。腕はマジックハンド状の「義手」で、パイロットと無理矢理シンクロさせている。右腕には対使徒専用殲滅兵器『簡易式ロンギヌスの槍(似非復元型)』[12]を装備している。電源はアンビリカルケーブルではなく、坑道内の架線からパンタグラフを経由して供給される。第3使徒のコアを破壊した直後に自爆するが、これはゲンドウが、マルドゥック計画を妨害するため加持に指示したもの。
EVANGELION Mark.06(6号機)
月面のタブハベースにて建造されていた、青色の機体。眼部はバイザー状。頭部に初号機のものとほぼ同じ大きさの角状の突起物をもち、頭上には天使の輪が浮かぶ。6号機と呼称されるのは予告の中のみで、本作品中では一貫して「Mark.06(マーク・シックス)」と呼ばれる。素体の巨人の顔はテレビ版・旧劇場版のリリスと似た仮面(デザインは若干異なる)に覆われている。ゲンドウによると、既存のエヴァとは違う方式で建造されている。ゼーレにとって「真のエヴァンゲリオン」であるMark.06の完成は「人類補完計画」のため、「本物の神を創る」ための要である。本作品終盤、エンドロール後に、渚カヲルが搭乗してNERV本部上空に飛来、初号機にカシウスの槍を投げサードインパクトの進行を止める。
使徒「使徒 (新世紀エヴァンゲリオン)#『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』に登場する使徒」も参照

第3新東京市」に来襲する謎の敵。形状や能力はそれぞれ異なるが、必ず「コア」と呼ばれる部位があり(通常は赤色の球体)、それを破壊されると活動を停止。新劇場版では、その際に全身が血のような液体に変化する(形象崩壊)。A.T.フィールドを持ち、エヴァンゲリオン以外の通常兵器はほとんど意味をなさない。また、新劇場版では全ての使徒において「天使の輪」(エンジェルハイロゥ)のようなものが現れるシーンがある。

出現順に、番号を冠して呼ばれる。作中のNERV本部の画面や、ゲンドウ、マヤ、加持の台詞では「第○使徒」と、ポスターや、作中での冬月の台詞および加持の台詞の日本語字幕では「第○の使徒」とされる。前作『』の第6使徒出現時にゲンドウが「残り8体の使徒を倒さねばならない」と発言しているが、その場面の時点で未殲滅である第3の使徒と第6の使徒、『Q』終了現在新劇場版未登場の第11の使徒、そして本来なら存在することのないはずの第13の使徒を数に入れているのか不明である。
第2の使徒「リリス」
NERV本部の地下深く(レベルEEE)にあり、十字架に磔にされ槍で刺されている人型の使徒。これと他の使徒が接触することでサードインパクトが引き起こされるとされ、レベルEEEまで使徒が侵入した場合、本部ごと自爆してそれを阻止することになっている。本作品では1カットのみ登場するが、物語への直接的な絡みはない。
第3の使徒
永久凍土から発掘され、NERV・ユーロ支部の旧北極基地「ベタニアベース」で解剖、封印されていた使徒[8]。骸骨状の竜(あるいは蛇)のような首と尾が生えており、頭部にコアがある。胴体は丸く縛られ、頭部にはゼーレの刻印が押されている。首の部分に、エントリープラグソケットが埋め込まれている[13]。歩行に用いる4本の短い脚のほか、太い4本の脚(特に使われない)をもつ。加持によって封印が無効化され活動再開、「辺獄エリア」を突破し地上の「アケロン」へ脱出するが、それを追うエヴァ仮設5号機のマジックハンドでコアを破壊、殲滅された(直後に仮設5号機も自爆)。デザインは主に鬼頭莫宏による[14]
第7の使徒
相模湾沖に出現した使徒。コンセプトは「水飲み鳥[8]。頂上部に時計を模したような顔があり、そこからシンメトリックなオブジェのような身体と2本の非常に細長い脚をもつ。登場時、上部にあるコアらしきものはデコイ(囮)であり[8]、真のコアは下部の球体内部にある。足先で海水を凍らせてその上を歩行する[8]。無数の触手を伸ばしてエヴァ2号機に攻撃をかけるが全てかいくぐられる。デコイ(囮)のコアを破壊されると一度身体が崩れるが、すぐに復活。しかし球体内部にある真のコアを蹴り砕かれて形象崩壊した。テレビ版第八話の原画が紛失していたためシナリオごと新たに製作された[14]。デザインはコヤマシゲトと小松田大全による[14]


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