ワンダーウーマン_1984
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監督はパティ・ジェンキンス、脚本はジェンキンス、ジェフ・ジョーンズ、デヴィッド・キャラハムで、ガル・ガドット、クリス・パイン、クリステン・ウィグらが出演する。「DCエクステンデッド・ユニバース」の9作目で、『ワンダーウーマン』(2017年)の続編。タイトル通り作品の舞台は1984年である。
あらすじ

前作での戦いから66年後、欲望と世情不安が渦巻く1984年冷戦時代のアメリカ。主人公ダイアナ・プリンスはその知性を活かしてスミソニアン博物館で働きながら、一方でワンダーウーマンとして悪と戦い続ける日々を送っていた。

ある日、FBIに摘発された密輸業者の盗品が博物館へ届けられ、その中に奇妙な「石」があることにダイアナは気づく。ダイアナの同僚である鉱物学者バーバラ・ミネルヴァの鑑定ではその石は当初シトリンで出来た胡散臭い紛い物と思われたが、台座にラテン語で「何でも一つだけ願いを叶える」と彫られており、ダイアナとバーバラが願いをかけてみたところ本当にその願いが叶ってしまう。

それと前後して、著名な事業家のマックス・ロードが現れダイアナ達に接近、隙を突いて「石」を館外へ持ち出してしまう。石をまんまと手に入れたマックスはその仕組みを逆手にとって願いを叶える力を自らのものとすると、会社の拡大を皮切りにその権勢を際限なく拡大、やがて全世界を巻き込んだ果てしない暴走へと突き進み始める。

「石」が持ち出され悪用されていることを察知したダイアナは、ダイアナの願いで復活を遂げたスティーブ・トレバーと共にマックスの追跡を開始。願いの代償で弱体化しながらもマックスを追い詰めてゆくダイアナだったが、そこに叶った願いが喪われることを恐れて寝返ったバーバラが立ちはだかる。
キャスト
ダイアナ・プリンス / ワンダーウーマン
演 - ガル・ガドット、日本語吹替 - 甲斐田裕子[3][4][5]アマゾン族の王女で、かつて第一次大戦を終結に導いた英雄。1984年時点では卓越した言語能力と知性を活かしてスミソニアン博物館で働きつつ、一方では正体不明のワンダーウーマンとしてヒーロー活動を行ない犯罪と戦っている。ある日「願いを叶える石」と出会い、かつて愛した男性であるスティーブを復活させるが引き換えにヒーローとしての力を失ってしまう。
幼少期のダイアナ
演 - リリー・アスペル、日本語吹替 - 花澤香菜[4][5]
スティーブ・トレバー
演 - クリス・パイン、日本語吹替 - 小野大輔[3][4][5]ダイアナがかつて愛した男性で、第一次世界大戦を共に戦った戦友にして名パイロット。遠い昔に死んだはずだったが、「願いを叶える石」の力で1984年に復活を遂げる。肉体は別人のハンサム男のものであり、鏡にはハンサム男の顔が映るが、人格はかつてのスティーブその人でダイアナにはスティーブ本人に見える。
バーバラ・ミネルバ / チーター
演 - クリステン・ウィグ、日本語吹替 - 落合るみ[5]ダイアナと同じく博物館で働く学者。専攻は鉱物学と動物学。ダイアナと親しくなる。ドジで冴えず目立たないながらもユーモアに富んだ優しい性格だったが、願いを叶える石と出会い「ダイアナのようになりたい」と願ったことで超人的なパワーと社交性を手に入れ、引き換えに優しい心を失うこととなる。当初はダイアナと協力して石の正体を探ったが、叶えた願いが喪われることを恐れるあまりダイアナを裏切ってマックスへ加担。さらにパワーアップして怪人チーターに変貌してしまう。
マックスウェル・“マックス”・ロード(英語版)
演 - ペドロ・パスカル、日本語吹替 - 堀内賢雄[4][5]石油会社ブラック・ゴールドの経営者。本名はマクスウェル・ロレンザーノで、マックス・ロードは芸名。テレビCMを打って出資者を集めており巷では有名人だが、会社の実情は完全に破綻しており、出るはずの石油は出ず、共同経営者のサイモンからは見切りをつけられる始末だった。密輸業者を使って「願いを叶える石」を手に入れようとしていたが業者が摘発されたことで石が博物館へと渡ってしまったため、博物館への寄付を持ちかけてダイアナやバーバラに接近。バーバラを篭絡して石を手に入れ、自分自身に願いを叶える力を宿してしまったことで暴走し始める。
アンティオペ将軍(英語版)


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