ワンズワース区
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オールド・バタシーにある2つの見事な石細工の大邸宅はロンドン大空襲をくぐり抜け、オールド・バタシー・ハウス[4]とダウンシャー・ハウス[5]として、どちらも数少ないグレードII* クラスに指定されている。
劇場

バタシー・アーツ・センター
(英語版)

シアター503(英語版)

その他

バタシー発電所

再開発地区で、Apple UKは、2021年にバタシー発電所跡に主要本社機能を集約・移転予定。「バタシー発電所のポップ・カルチャー利用」も参照。


ド・モーガン・センター(英語版)

建物を保有していたワンズワース議会がリースを断ったため、2014年に閉鎖[6]


ワンズワース区ライフル・クラブ(英語版)

ワンズワース美術館(英語版)

公園・オープンスペース

ワンズワース区には3つのメトロポリタン・オープン・スペース(: Metropolitan Open Spaces)が存在する。
バタシー・パーク(英語版)、ワンズワース・コモン(英語版)、トゥーティング・コモン(英語版)である。トゥーティング・コモンとは歴史的に別の施設だが、トゥーティング・ベク・コモン、トゥーティング・グレイヴニー・コモンに隣接している。

また、小さな公園や遊び場(一例:ワンズワース・パーク(英語版))を内包している、これら3つの大きな緑地施設は、2012年3月末までワンズワース・パークス・ポリス(英語版)として知られた、ワンズワース区の公園自警によってパトロールされていた。2012年4月からは、23人いたパークス・ポリスに代わり、ロンドン警視庁の警官12人が、セーファー・パークス・チーム(: the Safer Parks Team; SPT)としてパトロールに当たっている。

ワンズワース区内には、パトニー・ヘルス (Putney Heath) や、パトニー・ロウアー・コモンの一部が含まれ、ウィンブルドン・コモン(英語版)やクラパム・コモン(英語版)の一部として管理されている。なおクラパム・コモンは、西半分がワンズワース区に含まれるが、全体をランベス区で管理している。
区政
首長

ワンズワース区の最初の区長はジョン・リディアード(: John Lidiard)で、1900年11月のメトロポリタン・バラ・オブ・ワンズワース (en) での選挙で選出された[7][8]。リディアードの存在は、執務室に置かれた「区長の鎖」(: the Mayor's chain)の中心に置かれた複数のダイヤモンドで強調されている[9]。次の区長はサー・ウィリアム・ランカスター(英語版)だった[10]

現在の区長はニコラ・ナーデリ(: Cllr Nicola Nardelli)である[11]
紋章

画像外部リンク
en:File:Wandsworth LB arms.png

? 紋章
en:File:Lb wandsworth logo.svg
? カウンシルのロゴ

区章は、以前のメトロポリタン・バラ・オブ・バタシー (Metropolitan Borough of Battersea) とメトロポリタン・バラ・オブ・ワンズワース (Metropolitan Borough of Wandsworth) の紋章をおおよそ引き継いでいる。

フェス、クロッシング、盾は青と金の格子模様で、ウィリアム2世によって、最初のサリー伯爵に叙されたウィリアム・ド・ウォレン(: William de Warren)の権力を象徴している。紋章内の金色の正方形には、1685年からワンズワースの地に定住した、フランス人ユグノーたちの涙を象徴する涙滴が描き込まれている。

頂上の船は大陸からやって来た海賊集団ウェンデル族(: Wendels)を指すとされている。ウェンデル族の名前はこの地域名の元になったと考えられ、実際に古い文献には、ワンズワースを指す言葉としてウェンデルスワース(: Wendelsworth)との用例が見られる。船の上に描き込まれた4つの盾とオールは、バタシー、パトニー、トゥーティング、ワンズワースの4地区を象徴している。

左側のハトはバタシー地区の、右側の黒い竜はワンズワース地区の以前の紋章からそれぞれ引用されたものである。また後者は、シティ・オブ・ロンドンの紋章[12]に似ていることから、ロンドンそのものを象徴していると考えられている。
ワンズワース・ロンドン特別区カウンシル2002年から採用されたワンズワース区の区割り詳細は「en:Wandsworth London Borough Council」を参照

ワンズワース区では、20地区から3人ずつ60人の区議会議員が選出されている。2014年のワンズワース・カウンシル選挙 (Wandsworth Council election, 2014) 以来、41人の議員が保守党、19人の議員が労働党となっている。保守党は、1978年の選挙以来このカウンシルで過半数を占め続けており、区閣議のメンバー9人全員を輩出している。地区の保守党代表者はラヴィ・ゴヴィンダ(: Ravi Govindia)が務めている。
区議会の選挙結果概要

年過半数保守党
Conservative労働党
Labour自民党 (Lib Dem, 1988 - ) または
社民党 (Social Democrat, 1981 - 1988)その他
2014 (en) 保守党4119??
2010 (en) 保守党4713??
2006 (en) 保守党519??
2002 (en) 保守党5010??
1998 (en) 保守党5011??
1994保守党4516??
1990保守党4813??
1986保守党3130??
1982保守党33271?
1978保守党3625??
1974労働党1248??
1971労働党753??
1968保守党4812??
1964労働党1347??

国会議員選挙区

この地区にはバタシー選挙区 (Battersea (UK Parliament constituency)) 、パトニー選挙区 (Putney (UK Parliament constituency)) 、トゥーティング選挙区 (Tooting (UK Parliament constituency)) の3つの選挙区がある。


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