ワタリ_(漫画)
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東宝の独壇場だった特撮映画に挑戦した大映の『大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン』『大魔神』に負けじと乗り出した東映初の本格的特撮映画[1][2]、東映が得意とするアニメーションの実力の全てを投入して製作し[1][3]、東映として今後も特撮映画製作に本腰を入れると発表した[1]

本作が当たったため[3][2]日活松竹も1967年の春休みを当て込んで特撮映画を企画し[2]、日活は『大巨獣ガッパ』を[1][2]、松竹は『宇宙大怪獣ギララ』を企画した[2]

同時上映は『サイボーグ009』(東映動画、この作品も『少年マガジン連載)と『なかよし合奏団』(東映教育映画)で、金子吉延演じるワタリが『009』主役の「島村ジョー(009)」と握手する合成写真が劇場や宣伝で使われた。
スタッフ

製作:
大川博

企画:岡田茂、秋元隆夫、新海竹介

原作:白土三平(『週刊少年マガジン』連載)


監督:船床定男

脚本:伊上勝西村俊介

音楽:小川寛興

撮影:國定玖仁男

照明:長谷川武夫

録音:荒川輝彦

美術:矢田精治

合成:松本春吉

編集:神田忠男

助監督:本田達男

記録:矢部はつ子

装置:矢守好弘

装飾:笠井伴夫

美粧:堤野正直

結髪:橋本明子

衣裳:三上剛

擬斗:谷明憲

舞踊指導:長曾我部はる子

進行主任:中川卓慶

特殊撮影班

特撮監督:倉田準二

撮影:赤塚滋

照明:若木得二

録音:中山茂二

美術:石原昭

助監督:清水彰

記録:勝原繁子


協力:東映動画スタジオ(森康二、菊池貞雄、羽根章悦

現像:東映化学工業

挿入歌

「ワタリ」(歌:
佐々木新一) 

「ワタリまーち」(歌:佐々木新一、キング合唱団)
2曲ともに、作詞:たなかゆきお、作曲:小川寛興
配役

ワタリ:
金子吉延(「少年スター」と併記)

ツユキ:本間千代子

新堂の小次郎:村井国夫

爺(四貫目):牧冬吉

楯岡の道順:天津敏

百地三太夫:内田朝雄

雲組小頭:楠本健二

カンパチ:汐路章

トリコ:原健策

ドンコ:ルーキー新一

藤林長門:瑳川哲朗

ハンザキ:加藤浩

カズラ:伊藤敏孝

ピロン:金子剛

ツブキ:岡田千代

シジマ:脇中昭夫

下忍

波多野博

春川純

土橋勇

矢部義章

末広恵二郎

有島淳平

香月涼二


カンネ:宍戸大全

シブタレ:西田良

クグツメ:大城泰

ヨサメ:阿波地大輔

雨組小頭:岩尾正隆

「全国応募少年スター」

平助:池田起教

三太:竹渕文明

次郎:田中基幹

貞吉:長張卓実


音羽の城戸:大友柳太朗

製作
企画
大川博東映社長の命で、京撮の大リストラを敢行していた岡田茂京撮所長(当時、のち同社社長)が、テレビ映画に本格的に参入を図り、岡田が設立した東映京都テレビプロダクションの田口直也所長(当時)に命じ、関西のテレビ関係のキーパーソンを積極的に起用する方針を打ち出した[4][5]


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