ワイナピチュは一年中訪れることができるが、人数制限がもうけられており、2011年7月25日から開門の7時から10時までに200人、13時から15時までは200人までと、1日400人まで登山することが出来る[4][6]。それまでは人数制限が設けられていなかったが、行き来する際に危険が生じたり、考古学の調査を中止する事態まで発展したために設けられた[2]。山頂までの道中には手すりやロープが設置され、通過地点のマチュピチュを含めた登頂許可書[注釈 1]があり、12歳以上の人であれば登ることができる[2]。
登頂には50分ほどかかり[7]、道中には、手すりがない突き出した階段[8]や月の神殿に行く分岐点がある[5]。山頂には住居やインカ帝国式の寺院の遺跡が残っている[9]。ワイナ・ピチュを背景にしたマチュピチュのパノラマビュー
月の神殿月の神殿の内部
ワイナ・ピチュの山道の途中に位置し、洞窟の中央には岩に刻まれた玉座があり、洞窟のより深い部分につながる階段がある[10]。約1500年前に、王のミイラを埋葬するために使用されたとする説や[11][10]、生け贄を捧げる場所とする説[7]、儀式を行うための入浴施設だとする説が存在している[12]。
文化
『アギーレ/神の怒り』では、ワイナ・ピチュ山頂までの道の途中で撮影された[13]。
脚注[脚注の使い方]
注釈^ 150PENで販売されている[2]
出典^ escale.minedu.gob.pe - UGEL map of the Urubamba Province (Cusco Region)
^ a b c d e “Climbing Huayna Picchu - The Best View of Machu Picchu