第二次世界大戦後には、航空機の発達により、日本をはじめとするアジアやアメリカなどのヨーロッパ圏外からも多数の観光客が訪れるようになった。1970年代初期に文化の中心都市がミラノへ移るまではイタリアにおいてファッションの中心地であった。
現在はパリやアテネなどと並び、ヨーロッパを代表する観光都市として親しまれている。また、イタリアの首都で政治や経済、文化の中心地的存在であるとともにカトリック教会の中枢でもあるほか、市内には国際機関や多国籍企業の本拠があり、イタリアを代表する大企業の本社や官公庁が立ち並ぶ世界的に重要な都市となっている。一方で公共サービスの停滞やインフラの老朽化が深刻になっている[22][23]。
対外関係
姉妹都市・提携都市
パリ(フランス共和国 イル・ド・フランス地方 パリ県)1956年
ベオグラード(セルビア共和国 特別市)
モスクワ(ロシア連邦 連邦市)
ブエノスアイレス(アルゼンチン共和国 ブエノスアイレス自治市)
マルベージャ(スペイン王国 アンダルシア州 マラガ県)
チュニス(チュニジア共和国 チュニス県)
東京都(日本国 関東地方)
ソウル(大韓民国 ソウル特別市)
北京(中華人民共和国 直轄市)
ニューヨーク(アメリカ合衆国 ニューヨーク州)
ブラジリア(ブラジル連邦共和国 ブラジリア連邦直轄区)
アチャカチ(ボリビア多民族国 ラパス県)
アルジェ(アルジェリア民主人民共和国 アルジェ県)
カイロ(エジプト・アラブ共和国 カイロ県)
キーウ(ウクライナ キーウ特別市)
ロンドン(イギリス連合王国 イングランド国 大ロンドン地方 グレーター・ロンドン州)
ムルターン(パキスタン・イスラム共和国 パンジャーブ州)
マドリード(スペイン王国 マドリード州)
ムンバイ(インド共和国 マハーラーシュトラ州)
モントリオール(カナダ連邦 ケベック州)
プロヴディフ(ブルガリア共和国 プロヴディフ州)
ニューデリー(インド共和国 デリー連邦直轄地)
シドニー(オーストラリア連邦 ニューサウスウェールズ州)
ティラナ(アルバニア共和国 ティラナ州 ティラナ県)
トンゲレン(ベルギー王国 フランデレン地方 リンブルフ州)
ワシントンD.C.(アメリカ合衆国 コロンビア特別区)
経済エウローパ ビジネス地区にある Palazzo Eni は、世界の石油とガスの「スーパーメジャー」の 1 つと考えられている Eni の本社です。
2008年におけるローマの都市GDPは1440億ドルであり、世界第43位である。アメリカのダウ・ジョーンズらの2017年の調査によると、世界74位の金融センターと評価されており、イタリアではミラノに次ぐ2位である[24]。