ローマ字
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Yen - 日本の通貨単位の(えん)

Inouye - 井上(いのうえ)に由来する日系人の姓

Yeso - 北海道(蝦夷)に生息する生物の学名(エゾシカなど)

kudzu - 植物のクズ(くづ)

Shimadzu Corporation - 島津製作所(しまづ-、1875年創業)

Tokio Marine Insurance - 旧東京海上保険(とうきょう-、1879年創業)

現在の東京海上日動火災保険の英文表記も「Tokio Marine & Nichido Fire Insurance Co., Ltd.」となっている。


MAZDA - マツダ(自動車メーカー)の英字表記。実質的な創業者である松田重次郎の苗字に由来するが、ツに「tu」「tsu」でなく「z」をあてる表記はゾロアスター教の最高神アフラ・マズダー(Ahura Mazd?)にちなんでいる[37]

Sadaharu Oh - 王貞治

Touhou Project - 東方Project

コンピュータのローマ字入力詳細は「ローマ字入力」および「ローマ字かな変換」を参照

パーソナルコンピュータスマートフォン日本語入力においてはキーボードのアルファベット入力をローマ字綴りとして解釈し、仮名文字に変換するローマ字かな変換、いわゆるローマ字入力が利用されており、特にパーソナルコンピュータにおいては他の入力方式よりも普及している。

概ねヘボン式・訓令式どちらのローマ字綴りであっても柔軟に受け付けるようになっている。ただし表記は一致しない。例えば「東京」は「toukyou」であり、「tokyo」とすると「ときょ」になってしまう。
訓令式の表.mw-parser-output .side-box{margin:4px 0;box-sizing:border-box;border:1px solid #aaa;font-size:88%;line-height:1.25em;background-color:#f9f9f9;display:flow-root}.mw-parser-output .side-box-abovebelow,.mw-parser-output .side-box-text{padding:0.25em 0.9em}.mw-parser-output .side-box-image{padding:2px 0 2px 0.9em;text-align:center}.mw-parser-output .side-box-imageright{padding:2px 0.9em 2px 0;text-align:center}@media(min-width:500px){.mw-parser-output .side-box-flex{display:flex;align-items:center}.mw-parser-output .side-box-text{flex:1}}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .side-box{width:238px}.mw-parser-output .side-box-right{clear:right;float:right;margin-left:1em}.mw-parser-output .side-box-left{margin-right:1em}}ウィキソースにローマ字のつづり方の原文があります。

一般に国語を書き表す場合は、第1表に掲げたつづり方によるものとする。

国際的関係その他従来の慣例をにわかに改めがたい事情にある場合に限り、第2表に掲げたつづり方によつても差し支えない。

前2項のいずれにおいても、概ね添え書きを適用する。

第1表[()は重出を示す]

あいうえお(拗音)
あaiueo 
かkakikukekokyakyukyo
さsasisusesosyasyusyo
たtatitutetotyatyutyo
なnaninunenonyanyunyo
はhahihuhehohyahyuhyo
まmamimumemomyamyumyo
やya(i)yu(e)yo 
らrarirureroryaryuryo
わwa(i)(u)(e)(o) 
がgagigugegogyagyugyo
ざzazizuzezozyazyuzyo
だda(zi)(zu)dedo(zya)(zyu)(zyo)
ばbabibubebobyabyubyo
ぱpapipupepopyapyupyo

第2表

しゃ shaし shiしゅ shuしょ sho
 つ tsu
ちゃ chaち chiちゅ chuちょ cho
 ふ fu
じゃ jaじ jiじゅ juじょ jo
ぢ diづ du
ぢゃ dyaぢゅ dyuぢょ dyo
くゎ kwa 
ぐゎ gwa 
 を wo

そえがき
前表に定めたものの他、概ね次の各項による。

撥ねる音「ン」は全てnと書く。

撥ねる音を表すnと次にくる母音字またはyとを切り離す必要がある場合には、nの次に「'」を入れる。

詰まる音は、最初の子音字を重ねて表す。

長音は母音字の上に「ˆ」をつけて表す。なお、大文字の場合は母音字を並べてもよい。

特殊音の書き表し方は自由とする。

文の書き始め、及び固有名詞は語頭を大文字で書く。なお、固有名詞以外の名詞の語頭を大文字で書いてもよい。

「昭和二十九年十二月九日内閣告示第一号『ローマ字のつづり方』」では上記の通りであるが、「昭和十二年九月二十一日内閣訓令第三號『国語ノローマ字綴方統一ノ件』」では、『長音ノ符號ヲ附スル場合ニハ ok?sama, k?sy?, ?saka ノ如ク「¯」ヲ用フルコト』と『撥音 n ト其ノ次ニ來ル母音(y ヲ含ム)トヲ切離ス必要アルトキハ hin-i, kin-y?bi, Sin-?kubo ノ如ク「」ヲ用フルコト』となっていた。

1947年(昭和22年)の文部省通達[38](訓令式とヘボン式の両方を解説していた)ではサーカムフレックスアポストロフィーを使うとしており、1937年(昭和12年)の内閣訓令が事務的な手違いで誤っていたと言われているが、昭和20年代の教育現場(小学校4?6年生)ではどちらでも良いと教えるように文部省が指導していた。
日本式の表

あいうえお(拗音)
あaiueo 
かkakikukekokyakyukyo
さsasisusesosyasyusyo
たtatitutetotyatyutyo
なnaninunenonyanyunyo
はhahihuhehohyahyuhyo
まmamimumemomyamyumyo
やyayiyuyeyo 
らrarirureroryaryuryo
わwawiwuwewo 
がgagigugegogyagyugyo
ざzazizuzezozyazyuzyo
だdadidudedodyadyudyo
ばbabibubebobyabyubyo
ぱpapipupepopyapyupyo

くゎ kwa
ぐゎ gwa

ヘボン式の表

あいうえお(拗音)
あaiueo 
かkakikukekokyakyukyo
さsashisusesoshashusho
たtachitsutetochachucho
なnaninunenonyanyunyo
はhahifuhehohyahyuhyo
まmamimumemomyamyumyo
やya(i)yu(e)yo 
らrarirureroryaryuryo
わwa(i) (e)o(wo) 
んn(m) 
がgagigugegogyagyugyo
ざzajizuzezojajujo
だda(ji)(zu)dedo(ja)(ju)(jo)
ばbabibubebobyabyubyo
ぱpapipupepopyapyupyo

脚注[脚注の使い方]
注釈^ 朝鮮語でもラテン文字のことを一般に「ローマ字」(???)と呼ぶことが多く、中国語では「國語羅馬字」、「教會羅馬字」のように表記法まで含め「ローマ字」と呼ぶことがある。「國語羅馬字」、「教會羅馬字」は日本語でも通常それぞれ「国語ローマ字」、「教会ローマ字」と訳される。
^ 語末の「w」は本項の論旨と無関係。英語 "tomb()" を連想されてしまうのを避けるために付け足された綴りである。
^ 在来線路線図および九州新幹線では他のJR各社と同じ表記が用いられる。
^ 第一期開業区間(スポーツセンター駅 - 千城台駅)のスポーツセンター駅を除く各駅。2019年駅ナンバリング導入に伴う駅名標更新の際、通常表記に改められている。
^ 細部のデザインが製作を担当した看板業者に委ねられていた時代のもの。
^ 駅名標の「群馬」は、本記事「駅名標」の群馬八幡駅の例の通り、「Gumma」が用いられている。
^ ポルトガル語: Arte Breve da Lingoa Iapoa

出典^ New Oxford American Dictionary 3rd edition, Oxford University Press, 2010
^ 「駅名の英語表記」はなぜこうもバラバラなのか 。実践!伝わる英語トレーニング 。東洋経済オンライン 。社会をよくする経済ニュース
^Multilingual(箕面市公式サイト)
^ 平成21年8月19日開催分意見概要(箕面市公式サイト)
^ ヘボン式ローマ字と異なる場合 - 愛知県
^ 『公用文等における日本人の姓名のローマ字表記について』(プレスリリース)文化庁国語課、2019年10月25日。https://www.kantei.go.jp/jp/singi/seimei_romaji/pdf/moshiawase.pdf。2020年11月10日閲覧。 
^ 高谷道男「ヘボン博士の偉大なる功績」『標準式ローマ字制定七十周年記念講演集』(標準ローマ字会、1957年) 20?25頁
^ 長岡正利、金窪敏知、「地図におけるローマ字表記の問題点 その経緯と今後」 『地図』1985年 23巻 1号 p.1 - 12、doi:10.11212/jjca1963.23.1
^ 松村明編『大辞林第三版』(三省堂、平成18/2006年)「ヘボン式ローマ字綴り」
^ ヘボン式綴り方-ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 2019年11月15日閲覧
^ 参照:Romanisation systems - GOV.UK
^ ANSI (1972年). “ ⇒ANSI Z39.11 - 1972 System for the Romanization of Japanese”. National Information Standards Organization. 2013年7月19日閲覧。
^ a b “新田原駅の駅名標のローマ字が訂正される”. railf.jp(鉄道ニュース). 交友社 (2019年1月18日). 2019年1月19日閲覧。


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