ローカルタレント
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結果、道外での仕事をする者も増え、森崎博之安田顕戸次重幸大泉洋音尾琢真のように東京の全国ネット番組やドラマ出演、自身の所属する劇団TEAM NACSの全国公演やテレビ番組のDVDの全国発売で広く名を知られるようになった者、鈴井貴之のようにFMの東北6県ブロックネット番組のメインパーソナリティを務めた者、さらにはアニメの主題歌を歌う者や武道館でコンサートを開催した者までいる。

なお、地元で人気のローカルタレントが増加したことに加え、北海道経済の慢性的な不況により番組制作費が低下していることもあり、全国区のタレントが北海道ローカルのレギュラー番組を受け持つことは極めて稀であり、現在、レギュラー番組を持っているタレントもTEAM NACSのメンバー・タカアンドトシやまだひさし里田まいなど地元出身のタレントが多く9代目林家正蔵山本梓など、北海道のローカルCMに全国区のタレントが出演する機会が多いのとは対照的。また、全国区のタレントがMCとして出演する機会が多い中京広域圏広島県福岡県のローカル番組とも対照的である。

また、偽ルパンとして人気を博している立花課長(元浜中町、現池田町商工会所属)といった団体職員のタレントが存在しているのも特徴である。
CREATIVE OFFICE CUE所属

東李苑

伊藤亜由美

大下宗吾(引退)

オクラホマ

河野真也

藤尾仁志


北川久仁子

小橋亜樹(小橋アキ)

鈴井貴之(北海道・東北・稀に全国)

TEAM NACS(北海道・全国)

森崎博之

安田顕

戸次重幸

大泉洋

音尾琢真


NORD

舟木健

安保卓城

島太星

瀧原光


吉本興業札幌支社所属

桂枝光

桂三段

モリマン

大林宜裕

オジョー

ランタイム所属

長瀬実夕

西村朝香

MARIA舞衣子・愛華・あゆか・れいな・TATTSU・SACCHIN)

オフィスセブン所属

かみむらしんや

ふれさわひろみつ

ラフ→チケット

アップフロントエージェンシー札幌支社所属

伊藤沙菜

大西暁子

辻田沙織

三好絵梨香

トリプルワン所属

阿野洋介

アンジェラ佐藤

金子智也

しろっぷ

HAMBURGER BOYS

その他

相川聡

稲田博(イナダ)

上杉周大

江田由紀浩

及川夕依

大吉昭子

グッチー

玄武

KOTOKO(北海道・東京)

捧敏夫

札幌スーパーギャグメッセンジャーズ

佐藤のりゆき

三宮恵利子

島みやえい子(北海道・東京)

ジャンボ秀克

すずらん

立花課長(偽ルパン)


スーパーナビゲッティーズ

高田文之(Mr.デーブマン(ミスターデーブマン))

武山あきよ

田村美香

Tuck Hersey(北海道・宮城)

DON(ドン川上)

中野智樹

長谷川宏和

畑中しんじろう

BLuck

日高晤郎

ヒロ福地

星澤幸子

みのや雅彦

YASU

やすと横澤さん

東北地方

東北地方では、東京都以北で最大の売上高の企業である東北電力が、その営業エリアである「東北6県と新潟県」に放送する同社一社提供ブロックネット番組がかつていくつかあり、7県に向けた番組がある在新潟局も仙台に営業所を設けていた。しかし、2011年(平成23年)3月11日東北地方太平洋沖地震東日本大震災)が発生すると、7県向け番組は全て打ち切りになった。その後、「月刊 元気一番"生"テレビ」が不定期で一部復活した。7県向けでは、局アナと東京のタレントを起用する例が多かったが、一部には仙台のローカルタレントも出演していた。

ローカルタレントの活動範囲は基本的に県単位になっているが、九州地方と同様、県境を超えて複数県でレギュラー番組を持つ例もしばしば見られる。また、東北電力一社提供以外では東北6県(系列局が無い場合には5県)の枠組みでブロックネット番組が数々放送されており、この場合はローカルタレントの出演がしばしば見られる。とは言え、テレビ東京系列の放送局がない地方であるため、ローカル番組を制作するよりはテレビ東京制作や大阪・名古屋・札幌等のローカル局制作の番組を放送しており、ローカルタレントの活動の場は少ない。大衆芸能の文化が根付いていない地方であるため、芸能人と呼べるようなローカルタレントも少ない。また、局アナの地元率も低く、例えば2009年時点での宮城県内民放4局の局アナ56人の内、宮城県出身者は8人、うち仙台市出身5人で地元率は14%である。このような他地方出身者の局アナが辞めると東京に転出してしまうのが通例ではあるが、伴侶を得て定着し、局アナからローカルタレント化する例もあるが稀である。

最大の都市圏である仙台のローカルタレントには、県外出身者が少なからず存在する。また、仙台のローカルタレントが東北新幹線沿いの隣県でもレギュラー番組をもつ例が見られる。仙台にプロスポーツチームが相次いで創設され、スポーツ・文化イベントが仙台に集約してきているため、宮城県隣県に住んでいたローカルタレントが、イベントMC・レポーター・雑誌モデルなど副業の出来る仙台に移住する傾向がある。また、2004年に新規参入した東北楽天ゴールデンイーグルスが仙台を本拠地としてからは、所属選手と共に仙台に移住してきた芸能人の妻が、東北ブロックネット番組や宮城県ローカル番組に出演するようになった。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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