また、1934年のコモンウェルスゲームズの開催都市でもあった[253]。さらに2017年には世界陸上が開催されている[254]。
サッカー詳細は「ビッグロンドン・ダービー」および「ロンドン・ダービー」を参照サッカーの聖地であるウェンブリー・スタジアム
ロンドンで圧倒的にポピュラーなスポーツはサッカーであり、40チーム以上のフットボールリーグのクラブチームがあり、アーセナルFC、チェルシーFC、トッテナム・ホットスパーFC、ウェストハム・ユナイテッドFC、クリスタル・パレスFC、フラムFCなど6つのプレミアリーグのクラブが含まれる。さらに著名なダービーマッチも複数存在しており、ビッグロンドン・ダービーを筆頭に、ノース・ロンドン・ダービーやウェスト・ロンドン・ダービー等が挙げられる。
1924年から元のウェンブリー・スタジアムはサッカーイングランド代表の本拠地であり、FAカップの決勝や他競技ではラグビーリーグのチャレンジカップなどが行われてきた[255]。21世紀に入って建てられた新しいウェンブリー・スタジアムは、前にあったスタジアム同様の目的で収容人員は9万人である[256]。
クリケットクリケットの聖地であるローズ・クリケット・グラウンド
クリケットはロンドンで非常に人気が高いスポーツである。テスト・クリケットで使用されるスタジアムはシティ・オブ・ウェストミンスターのローズ・クリケット・グラウンドとランベス区のジ・オーバルがある。ローズ・クリケット・グラウンドはミドルセックス・カウンティ・クリケット・クラブ(英語版)の本拠地であり、その歴史的重要性から「クリケットの聖地」と言われる[257]。このスタジアムではクリケット・ワールドカップの決勝戦が史上最多の5度開催されている他、名門パブリックスクール同士のイートン・カレッジとハロウスクールの伝統の試合も200年以上行われている[258]。ジ・オーバルはサリー・カウンティ・クリケット・クラブ(英語版)の本拠地であり、1880年に初めて国際試合のテスト・クリケットが行われた[259]。このスタジアムはサッカーにとっても重要な場所であり、イングランド初の国際試合のスコットランド戦やFAカップ決勝戦も行われていた。2003年に従来のクリケットとは異なり2、3時間程度で試合が終了するトゥエンティ20(T20)形式が導入された。この試合形式のT20ワールドカップが2009年にイングランドで開催され、決勝戦はローズ・クリケット・グラウンドで行われた[260]。 ロンドンには4つのラグビーユニオンのトップリーグであるプレミアシップのクラブチームロンドン・アイリッシュ、サラセンズ、ロンドン・ワスプス、ハーレクインズがあるが実際に現在ロンドンでプレーしているのはハーレクインズのみで、残りの3チームはグレーター・ロンドンの域外でプレーしている。サラセンズはM25の域内で今もプレーしている[261]。他に2部RFUチャンピオンシップのクラブチームであるロンドン・スコティッシュFCがありホームマッチを行っている。
その他の競技