ロンドン大学
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ナイジェリア連邦共和国イバダン大学(University of Ibadan)

ケニア共和国ナイロビ大学(University of Nairobi)

西インド諸島西インド諸島大学(University of the West Indies)

ロンドン大学本部ロンドン大学本部 内部

ロンドン大学はブルームスベリー地区に160ほどの建物を所有している。この中心にあるのがラッセル・スクウェアに面したロンドン大学本部である。ロンドン大学が設立された19世紀当時、本部はピカデリー・サーカスにほど近いバーリントン・ガーデン(現在の王立芸術院の所在地)にあった。20世紀以降、ロンドン大学に加盟する教育機関が増え、1908年にはイギリス最大の大学となったため業務が増し、手狭になった本部はサウス・ケンジントンなど数カ所を転々とした。そこで、ロンドン大学はロックフェラー財団の援助を受けてベッドフォード公爵 (Duke of Bedford) から大英博物館にほど近い土地を本拠地として購入した。1933年に国王ジョージ5世が建築開始の儀式を行い、その後4年の歳月が流れた1937年、チャールズ・ホールデン(英語版)設計のロンドン大学本部が完成した。約70年前に完成したこのロンドン大学本部には現在、食堂や学生に住居を斡旋する部署、ロンドン大学先端研究所が入居している。また前述のロンドン大学本部図書館もこの本部にある。この図書館は大英図書館、LSEの図書館に次いでロンドンで3番目に大きな図書館で、約300万冊の書籍を保有している。
関係者

ロンドン大学は80人以上のノーベル賞受賞者とジョン・F・ケネディアウンサンスーチー等60人以上の各国元首・大統領・首相を輩出している。マハトマ・ガンジーや南アフリカのツツ元大主教も含まれる。

ロンドン大学は日本との関係も大変深い。毎年沢山の日本人がロンドン大学の各カレッジに留学している。また歴史的にも日本人の留学を最も早い時期に受け入れたのが現在のUCLで、その中には後に日本最初の内閣総理大臣になる伊藤博文、あるいは井上馨など長州五傑がいる。その後、夏目漱石もUCLに国費留学している。現代では小泉純一郎麻生太郎がそれぞれUCLとLSEに留学経験がある。ただし、伊藤博文、夏目漱石、小泉純一郎、麻生太郎のいずれもロンドン大学の学位は持っていない。また、同大東洋学部(現SOAS)では東南アジア戦線での対日本戦略のために約650名の特別選抜学徒兵が日本語習得の特訓を受け、駐日英国大使のヒュー・コータッツィや歴史学者のイアン・ニッシュなど、日本占領時からその後の日英関係で活躍した人物が多数いる[4]
大学関係者一覧詳細は「ロンドン大学の人物一覧」を参照
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ロンドン大学の各校・研究機関

Birkbeck College

Central School of Speech and Drama

Courtauld Institute of Art

Goldsmiths College

Institute of Education

King's College London

London Business School

London School of Economics

London School of Hygiene

Queen Mary

Royal Academy of Music

Royal Holloway

Royal Veterinary College

School of Pharmacy

University College London

脚注[脚注の使い方]^ Vice-Chancellor https://london.ac.uk/about-us/our-people/vice-chancellor


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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