ロボテック
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Melissa Newman - Dana Sterling(コミリア・ファリーナ・ジーナス)=〔ジャンヌ・フランセーズ[注 3]

Deanna Morris - Dana Sterling の少女時代

Tony Oliver - Rick Hunter (一条輝

Paul St. Peter - Zor Prime〔サイフリート・ヴァイス〕/ Corg〈バットラー〉/ Romy〈パン屋のロミィ〉

Mike Reynolds - Dolza(ボドルザー)/ Senator Russo (南アタリア島政治家 セネター・ルッソ)

Gregory Snegoff - Khyron (カムジン・クラヴシェラ)/Alan Fredricks 〔憲兵隊中尉アラン・フレデリック〕 / Scott Bernard 〈スティック・バーナード〉/ Dr. Emil Lang(技師長/エミール・ラング工学博士) / Mayor (マクロス・シティ市長)

Dan Woren - Roy Fokker (ロイ・フォッカー

Thomas Wyner - Jonathan Wolff 〈ジョナサン・ウルフ少佐〉

製作カール・メイセック

ハーモニーゴールド USA 社のプロデューサー、カール・メイセック(Carl Macek)が原作となる3作品の脚本を改変する作業を指揮した。製作期間は9か月だったが、原典三部作の主要な脚本家であり、スコット・バーナード ほかの声優も務めたグレゴリー・スニーゴフ(Gregory Snegoff)は、倍の期間である18か月があれば理想的であったと語っている[要出典]。
放映の条件

「最低65話放映」の条件は、平日帯のゴールデンタイム 以外で、各々の地方局間で連携放送される番組(シンジケーション番組)に限って適用され、この条件は、異なるアニメ番組の物語を組み合わせることを強制するものではなかった[要出典]。

類似する例として、『百獣王ゴライオン』と『機甲艦隊ダイラガーXV』を編集した『ボルトロン』(Voltron)という作品も存在するが、続編のクロスオーバー・スペシャルまでは、日本で放送のとおりに放送された。

宇宙戦艦ヤマト』や『トランスフォーマー』は、65話に達するまで、週1回の番組として放映されていた。

制作当時の環境を考えれば、アメリカ合衆国地上波において、テレビシリーズとしてアニメーション番組を放送するために作品を改変することは 必要やむを得ないことであったと、擁護派[誰?]は反論[要出典]している。
テレビ放送
テレビ放送開始

「ロボテック」は1985年に全米ネットではなく、ローカル各局で放映された。これは1980年代のアニメ・シリーズ全般にみられる傾向である。それまでローカル局では土曜日の朝に、『ルーニー・テューンズ』のような子供向けカートゥーンや、ネットワーク局で放送されたショーを再放送していた。しかし、米国のアニメーション・シリーズ、He-Man and the Masters of the Universe [注 4] によって新しい営業スタイルが提案されると、この状況は一変した。これは放送局が未放送の新作アニメを直接購入し、アニメは玩具メーカーのスポンサーの収益で制作するというものである。

しかし「ロボテック」の視聴率は良好だったものの、そのファン層は比較的高年齢層で、必ずしも玩具や模型販売の対象者とはならなかった。こうした状況下、マテル社のミニカー・ブランドのマッチボックス社(: Matchbox)の玩具販売の失敗は『ロボテック II:センチネル』(: Robotech II: The Sentinels)テレビシリーズとしての制作中止(のちにウォルトリップ兄弟による漫画版で続きが描かれた)の最大の原因だった[要出典]。
再放送

1990年代にはケーブルテレビサイファイ・チャンネル: Sci-Fi)とカートゥーン ネットワークで放送。カートゥーン ネットワークでは、ランサー・ベルモント(イエロー・ベルモント)の女装という性的倒錯描写を理由とする自社放送倫理規制により、『モスピーダ』編を除く、1話から60話までしか放送しないという決定がなされ、『マスターズ』編(『サザンクロス』)の終了を待って放送を打ち切った。最近[いつ?]のカートゥーン ネットワークは「ジャイアント・ロボット」スペシャルの一部として「ロボテック」の選り抜きの話を再放送。また、カリフォルニア州サンノゼの公開テレビ局は『コードネーム・ロボテック』(: Codename: Robotech)を放送。「ロボテック」は、2010年10月現在、アニメ・ネットワークで毎日放送されている。
アメリカ合衆国外での放送

「ロボテック・シリーズ」三部作は、アメリカ合衆国以外の国々でも放送された。これらは放映権を購入した各国の放送局が放映し、カナダ英語フランス語)、ヨーロッパ欧州連合諸国、オーストラリア連邦南米諸国(スペイン語ポルトガル語)、中華人民共和国北京語)、ロシア連邦ロシア語)で、1985年から1991年に掛けて順次放映された。

英語以外の各国語版は、原則、歌曲は「ロボテック」英語版をそのまま使用しているが、声優は現地の声優を雇用して吹き替えるために台詞(対話/ダイアローグ)が多少異なる。

また、日本語から英語、さらに各国語への重訳の際に解釈の相違や誤訳 により、内容が多少相違する例もある。たとえば、イタリア語版は ATLAS UFO Robot (『UFOロボ グレンダイザー』)以来の輸入アニメの処理の伝統に従い、歌曲の一部をイタリア語による現地雇用の歌手による歌に差し替えた。

また、中華人民共和国版も洋楽を聴く習慣や伝統のない同国の国民性を考慮して、同様に歌曲がすべて北京語による現地歌手による歌に差し替えられているが、海賊版ではなく著作権管理に厳しい米国との正式ライセンス契約下であるために、ハーモニーゴールド USA 社より提供された、オリジナルの楽譜を使用し、歌詞もロボテック版原曲に較べて、北京語特有のピン音発音に伴う改変を除いては、比較的忠実に翻訳されている。

オーストラリア連邦ではセブン・ネットワーク(チャンネル7)ネットワーク・テン(チャンネル10)で『ロボテック』が放送された。この2つはそれぞれ異なる州の放送局である。チャンネル7は全85話を放送したが、チャンネル10は52話で打ち切った。
反響

アメリカ合衆国で発売された『アニメインサイダー』(Anime Insider)、『ニュータイプUSA』、現在も刊行されている『アニメリカ』(Animerica)、同じくカナダで発売されている『プロトカルチャー・アディクツ』(: Protoculture Addicts[注 5])などのアニメ雑誌の作品人気投票のベスト10を何度も入賞した。好反響を受け、ハーモニーゴールド USA 社はシリーズの拡大を図っている。

映像作品(アニメ)としての続編は『ロボテック II: センチネル』の失敗により長く途絶えたが、漫画や小説で続編やスピンオフ作品が継続的に発表され、根強いファンを獲得した。

放送から15年以上を経て、2001年には公式ウェブサイト「robotech.com」(「外部リンク」参照)が開設され、DVDやテレビゲーム、関連グッズなど積極的な商品展開がなされている。


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