ロボテック
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ほかにも、飛行曲技団(エア・サーカス)時代のリック・ハンター(Rick Hunter)や、反統合同盟空軍との戦闘、ロイ・フォッカーとクローディア・グラント(Claudia Grant)、歌手ジャン・モリス(Jan Morris)[注 22]、トーマス・ライリー・エドワード大佐(Colonel T.R.Edwards) との関係も描く。
また、OTMによるロボット工学 (ROBOTECHnology)の研究開発描写と、トーマス・ライリー・エドワード大佐(Colonel T.R.Edwards)のデザインが異なる。
1997年の香港返還後に大量に流入し、アメリカン・コミック界に参加した多くの中国系アーティストが中心となった作画で、それ以前の漫画よりも日本的な絵柄で、作画レベルも高い[要出典]。
本編全6巻と、資料本(“Source Book”) 全1巻が出版され、のちにグラフィックノベル版が出版された。全6巻グラフィックノベル版あり。
"Source Book"資料本From The Stars に登場する、YVF-1、YF-1R、VF-4 ライトニング(「ロボテック」版)、試作型 FAST パック、VF-X6 ジニーア(Genia)などの各種機体や、トミー・ユン(Tommy Yune)による艦長制服のリサ・ハイエス(Lisa Hayes)の描き下ろしスケッチ、各種漫画やイラスト・アーティストによる競作画集を備えた資料本。
この本の資料や画集の大半(一部収録漏れあり)は、From The Stars のグラフィックノベル版巻末附録にて収録されている。全1巻グラフィックノベル版巻末にも収録あり。
Love & War愛と戦争インビッド(Invid)に敗北した地球からジョナサン・ウルフ(Jonathan Wolfe)大佐の用意した、マラソン(Marathon)級 遠距離高速輸送艦に乗船しての緊急撤退前、ダーナ(Dana)はボゥイ(Bowie)に父母の昔の話を始める。
SDF-1 マクロスの進宙前にマクロス島にいたころのマクシミリアン・スターリング(Maximilian Sterlings)とベン・ディクソン(Ben Dixon)の友情、マックスとミリヤ・パリナ(Miriya Parina)の馴れ初めなどを描く。リン・ミンメイ(Linn Minmei)の女優デビュー映画についてのコンパニオン・ストーリーである「小白龍」(Little White Dragon)を含む。グラフィックノベル版は2010年12月14日に発売。全6巻グラフィックノベル版は、2010年12月14日発売。
Invasion侵略若き日のランサー・ベルモント(Lancer Belmont)の第10火星分遣師団(The 10th. Mars Division)での第一次奪還軍の地球降下作戦を詳しく描き、カーラ・モラール(Carla Morale)との関係を広げる。
直属の上司だったオリビア・スタール(Olivia Stahl)元少佐との再会と、カーラ(Carla)との三角関係、さらに元少佐が仲間を人体実験材料としてインビッド側へ売り渡していたという裏切り、レジスタンス運動によるインビッドの巣(Hive)のひとつの破壊までを描く。
XboxPlayStation 2のゲームの物語構成の漫画化ではないが、Robotech 遠征軍艦隊の第一次地球奪還降下作戦による最初の地球解放の試みを描き、スコット・バーナード(Scott Bernard)の導入部描写と、彼の所属する第21火星分遣師団(The 21st. Mars Division)の誕生で終る。
コンパニオン・ストーリー「第1号火星基地」(Mars Base 1)では、リサ・ハイエス(Lisa Hayes)の初恋の人カール・ライバー(Karl Riber)の地球でのリサとの逢瀬と火星基地での勤務とその最期を詳しく描く。
オリジナルの『モスピーダ』でキャラクターデザインを担当した天野嘉孝と、トミー・ユン(Tommy Yune)による各々の巻の2種類の表紙絵を持つことが最大の特徴。全6巻新華文軒出版伝媒(中文)のみグラフィックノベル版あり。
Prelude to the Shadow Chroniclesシャドウ・クロニクルへの序曲ウォルトリップ兄弟が執筆。『ロボテック II:センチネルズ』のジャック・マッキーニ(Jack McKinney)[注 23]による小説版や、同兄弟による漫画版等、「二次的連続性」作品と公式設定で定義された派生作品の多くの要素を取り上げている。
厳密に言えば、ウォルトリップ兄弟が以前描いた『ロボテック II:センチネルズ』の漫画との連続性はない。
後付け設定で公式の新しい連続性に合わせ、アニメ版『ロボテック:シャドウ・クロニクル』への導入部としている。
またリック・ハンター提督や、リサ・ハイエス(Lisa Hayes)・SDF-3 パイオニア(Pioneer)艦長(艦隊司令官でもある)、ダーナ・スターリング(Dana Sterling)少佐など、旧シリーズの人物たちも登場。
アニメ本編でのリック・ハンターの顎(あご)の傷は、この漫画シリーズのなかで描写される戦闘で負傷した事実が判明する。
2010年6月1日にグラフィックノベル版が発売された。全6巻グラフィックノベル版あり。

タイタン・ブックス(Titan Books)社

2016年10月10日(米国西海岸標準時 (PST))、タイタン・ブックス( Titan Books )社 は、『超時空要塞マクロス』を原作とする翻案作品『ロボテック:マクロス・サーガ』の最初の物語を、2016年の最新の構想と作画でリメイクする「ロボテック:ザ・ファースト」とでもいうべき『超時空要塞マクロス THE FIRST』と同様の企画構想による、フルカラーデジタル漫画シリーズを展開することとし、その作画に エターニティ社による『ロボテック創世記:ゾアの伝説』(Robotech Genesis:The Legend Of Zor)や 同社 および アカデミー・コミックス社 において継続出版された『ロボテックII:センチネルズ』(Robotech II: The Sentinels)編 、さらに ワイルドストーム社 による『ロボテック:シャドウ・クロニクルへの序曲』(Robotech : Prelude to the Shadow Chronicles)などの旧作漫画シリーズで功績のあったジェイソンとジョンらによるウォルトリップ兄弟による第1巻の表紙を公開した[72][73]

タイタン版での『マクロス』シリーズではグローバル艦長はトランスフォーメーションにおける艦内都市の崩壊時に瓦礫(がれき)の下敷きとなり死亡、リサ・ハイエス(早瀬未沙)が繰り上げ任官となり、艦長に就任するという独自の展開になっている[74]

また、SDF-1 マクロスが、アラスカ統合軍本部より試射されたグランドキャノン誤射される(第16巻)[75]など、これまでの伝統的な初代『マクロス』系統の物語構成を覆す展開を特徴とする。本シリーズは2019年9月11日発売の第24巻で完結し、物語の続きは次世代の「リミックス」シリーズで描かれることになった。

2019年7月19日、『ギーク・ニュース』(Flickering Myth 。Geek News)の記者ガリー・コリンソン(Gary Collinson)は、2019年7月18日(太平洋夏時間サンディエゴコミコン・インターナショナル会場において、タイタン・ブックス社がネーム作家ブレンダン・フレッチャー(Brenden Fletcher)、作画エルマー・ダマソ(Elmer Damaso)ほかによる新しい漫画シリーズ『ロボテック:リミックス』 (Robotech: Remix) シリーズを開始することとし、その第1巻を2019年10月9日(のちに10月16日に遅延と告知[76])に発売すると発表した[77]。また『コミック・ウォッチ』(Comic Watch)のロス・ハッチンソン(Ross Hutchinson)も同様の内容を報道するとともに、漫画シリーズ第1巻の本編のサンプルを2ページ分掲載した[78]

2019年7月22日(東部標準時)Den of Geek の記者シャムス・ケリー(Shamus Kelley)は、独占記事として「ロボテック:リミックスシリーズ」のデザインと新しい登場人物のキャラクターデザインを公開した[79]

なお、第1巻の発売は予期しない配信上の問題により遅延(unforeseen distribution delay)し、2019年10月16日に変更されることが、同年10月4日(太平洋夏時間)に告知された[76]

電子書籍Amazon Kindleでは、洋書として同シリーズを日本国内から購入可能である[80]

題名邦訳例解説巻数備考
Macross Sagaマクロス・サーガ伝統的な『マクロス・サーガ』の物語をおもにイタリア移民系アーティストの画風でリメイクしたもの。グローバル艦長は SDF-1 マクロス の強攻型(人型)への変形過程における艦内都市の崩壊時に瓦礫(がれき)の下敷きとなり死亡、リサ・ハイエス(早瀬未沙)が繰り上げ任官となり、艦長に就任するという独自展開。
ブライアン・ ウッド(Brian Wood)による物語構成、マルコ・ツリーニ(Marco Turini)による本編作画。毎巻の表紙(カバーアート)は別のアーチスト。全24巻完結
2017年7月26日[81]

-2019年9月11日
Remixリミックス同一の艦船に乗り合わせている一家である『マクロス・サーガ』編のマックス艦長とミリア作戦指揮官、そして夫妻の長女であるダーナ・スターリング[注 3]との親子関係を主軸とするシリーズ。


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