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劇中劇として登場する『T・Jレイザー』はウイリアム・シャトナー主演の『T・Jフッカー(邦題・パトカーアダム30)』のパロディである。
ロボコップ専用の拳銃「オート9」は、巨大なスタビライザーが付いておりベースの実銃ベレッタM93Rとはかなり掛け離れた外観である。また、セミオート、3点バーストのみならずフルオートでも射撃でき[23]、マガジンの装弾数の考証等は特にされていない。またハヤカワ文庫の小説版では「オート九」と表記されている。
終盤でクラレンス一味が使用する「コブラ・アサルト・キャノン」は、実在する対物ライフルのバレットM82をベースとした架空の銃火器である。撮影に当たってはM82の製造元であるバレット・ファイアーアームズ社が広報の一環で貸し出したM82の初期生産モデルに、小型のテレビカメラを装飾したものを載せることで製作されたプロップガンが用いられた。しかし、予算や貸し出されたM82の数量の都合上必要な数を揃えられず、また実銃の重量と反動では空包であっても俳優が抱えて撃つことが困難であったため、アクションシーンの撮影では、樹脂とアルミパイプで構成されたものに発火機構を仕込んだプロップガンが複数製作されて使用されている[24]。
劇中、市長を人質に取った前市会議員のロン・ミラーがロボコップに殴られて建物の窓から転落するシーンがあるが、直後のテレビニュースの映像では窓から飛び出したミラー役のスタントマンが一度画面下に消えた後に(クッションなどでバウンドして)再び画面下から跳ねるようにして現れる部分までカットされずに流れてしまっている。
映画のラスト近くでクラレンスが倒れるシーンにおいて、スタッフが映り込んでいる。またその前のクラレンス達が製鉄所に乗り付けるシーンでは、同時録音されたセリフに撮影カメラの駆動音が被ったまま使われている。
日本のテレビ情報雑誌「ザテレビジョン」の表紙にレモンを持ったロボコップが登場した。
エイトマンの作者・平井和正と桑田二郎は対談で、「設定がエイトマンに酷似しているのでは」といった話をしている(ウルフガイ・ドットコムの対談平井和正×桑田二郎より)。
レオンが逮捕されるディスコのシーンでは、監督自身が猛烈に踊りまくる姿もワンカット挿み込まれている。破壊されたジョーンズのオフィスでクラレンスと冷ややかに話す秘書バーバラ役のジョアン・パークルは、クラレンス=カートウッド・スミスの実の妻。SUX6000のコマーシャルでフィル・ティペットがアニメートした恐竜グワンジを指差し絶叫しているのは映画監督のジョン・ランディスである。
マーフィ役には当初シュワルツェネッガーが候補として挙げられていた[25]。
配役よりも先にロボコップのスーツを作ってしまったため、スーツのサイズに合ったピーター・ウェラーが選ばれた。
脚注[脚注の使い方]^ a b “RoboCop (1987)