※ DVD/BDのジャケットには、ジョーンズ役が「中田和宏」と誤植されている。 回数放送日放送時間放送局番組枠吹替 この節は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(このテンプレートの使い方)
20世紀フォックス ホーム エンターテイメント ジャパンの「吹替の帝王」シリーズ第4弾として全種類の日本語吹替版を収録したBlu-ray Discが2014年3月5日に発売。特典としてテレビ朝日版の吹替台本が封入されている。なお、ソフト版吹替は音ズレした箇所がある。
2019年に発売された「メイキング・オブ・ロボコップ」のDVDの吹替には本編映像部分にテレビ朝日版の音声が使用され、インタビュー部分も同じキャスト(ピーター・ウェラー:磯部勉、ナンシー・アレン:小宮和枝)で新録されている。
地上波放送履歴
11990年4月1日21:02-22:54テレビ朝日日曜洋画劇場テレビ朝日版
21991年10月6日
31993年1月3日
41996年7月14日
51998年4月26日
62001年2月15日テレビ東京木曜洋画劇場
72003年3月27日
82004年3月6日27:20-29:00パリ・シネ
92005年1月26日13:30-15:30午後のロードショー
102011年11月14日
112014年7月1日
製作
出典検索?: "ロボコップ"
脚本を担当したエドワード・ニューマイヤーは、当時ユニバーサル・ピクチャーズの役員であり、毎日の仕事が退屈で仕方がなかった。その時にマイケル・マイナーから「ロボット警官の話を作ってくれ」と頼まれ、気分転換に本作の脚本を書き上げたが、そのタイトルを見たアメリカ中の監督に敬遠されて監督を依頼できなくなってしまったため、バーバラ・ボイルがバーホーベンに白羽の矢を立てることになった。当初、バーホーベンはこの脚本を1ページ読んだだけで床に投げ捨てたが、妻から「シェイクスピアとは違うけど奥が深い作品よ」と言われて読み進めるうちに夢中になっていき、監督を承諾した。
映画製作の際、バーホーベンからバンダイの村上克司へ『宇宙刑事ギャバン』からのデザイン引用の許諾を求める手紙が送られ、村上が快諾していた[8]。 本作の撮影のためにピーター・ウェラーはパントマイムを特訓したが、いざロボコップのスーツを着用して撮影に挑むと思うように動けず、ショックのあまり放心してしまった。仕方なく撮影を延期し、スーツを着用しての特訓が行われた。 スーツ内はかなりの高温となるため(最高で46℃にも達する[9])、ウェラーはあせもや体重減少に悩まされるなどの苦労を経験したため、待機のための冷蔵車が用意された。またスーツの重量が12kgあった(発想元の『宇宙刑事ギャバン』のスーツは繊維強化プラスチックをベースに蒸着という手法で金属の質感を出していたため比較的軽量だった)。独特の「サイボーグ歩き」とも呼ばれる歩行はウェラー以外に真似できるものがおらず、スタントマンが使えなくなってしまい、ほとんどのスタントシーンはウェラー自身が演じた[9]。 映画第2作『ロボコップ2』でのスーツは素材などの見直しと水冷式冷却装置の内蔵を図り、前作の物から改良されている[10][11]。また、『ロボコップ2』ではロボコップをより強く見せるため、カラーリングがシルバー・メタリックからメタリック・ブルーへ変えられた。青みがかったボディはスクリーンに映し出されたとき、見る人に色彩心理学の応用でより洗練されて強力になった印象を与えるという効果がある[10]。 デトロイトは当時から既に自動車産業の衰退で荒廃していたため、ロケ地に使われていない。ロケのほとんどは、近未来的な超高層ビルが多く建っていたダラスで行われた。 ロボコップが使用する拳銃「AUTO9」は普段は右太腿内部に収納されている。3バースト射撃(一回引き金を引くごとに3発連射する)が可能であり、またロボコップの眼と同期することで人間のように視線と銃を一直線上に構えることなく照準をさだめられる(『2』では弾道を計算して跳弾で敵を倒したり、反対方向を向いたまま射撃する場面がある)。ベースとなっているのはベレッタ社製M93Rで3バースト射撃はこの銃本来の機能である。映画「ロボコップ」のヒットをうけて、日本では当初無版権でAUTO9のトイガンが発売されていた。しかしそのクオリティの高さから2作目以降の撮影で射撃をしないシーンで用いられるようになり、正式に版権も取得された。
撮影
スタッフ
監督:ポール・バーホーベン
製作:アーン・L・シュミット
脚本:エドワード・ニューマイヤー、マイケル・マイナー
製作総指揮:ジョン・デイビソン
撮影:ヨスト・バカーノ
音楽
作曲:ベイジル・ポールドゥリス
指揮:ハワード・ブレイク、トニー・ブリテン
演奏:ザ・シンフォニア・オブ・ロンドン
視覚効果:ティペット・スタジオ
ED-209(英語版
ジョーンズが主導して開発した治安維持用ロボット。読みは「エド・トゥー・オー・ナイン」、EDはEnforcement Droid(法務執行ドロイド)の略である。稼動時に発する音声は、本作の製作総指揮のジョン・デイヴィソンが担当している。
二足歩行で移動し、武装解除した人間には攻撃を加えないよう制御されている。将来的には、アメリカ合衆国陸軍による発注に応えての売り込みも計画されている。両腕には機関砲、右腕の外側には3門のロケット発射器をそれぞれ装備している。火力の面ではロボコップを圧倒しているが、階段を下りられないうえに転倒しても自力で立ち上がれないなど、機動性はロボコップに著しく劣る。
本作の冒頭では、オムニ社内で開かれたデモンストレーションの場で、銃を持った犯人役の社員キニーに銃を捨てるよう警告するが、銃を捨てたことを認識できずキニーを射殺してしまう。