ロボコップ
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治安が悪すぎて殉職率が極めて高いデトロイト地区での事件の検挙率が高いなど有能な警官であったが、凶悪犯のクラレンス一味を追いかけた事件で反撃に遭い、殉職してしまう。しかしオムニ社によりロボコップとして蘇る。生前は妻子がおり、息子が好きだった特撮ドラマの影響から西部劇のように銃を回す癖があり、その癖はロボコップとなってからも失われなかった。凶悪事件を次々と解決していく中で、徐々に自身の自我と記憶が蘇り、自分がマーフィだと自覚するようになる。
アン・ルイス(Anne Lewis)
演:ナンシー・アレンヒロイン。マーフィの相棒。女性だが腕っぷしが強い。コンビを組んですぐにマーフィが殉職したため付き合いが短かったが、理解者であり、ロボコップがマーフィーと同じ癖を見せた事から、マーフィと同一人物であることに気付く。ジョーンズの陰謀によりロボコップが四面楚歌に陥っても献身的に接した。クラレンス一味との最終戦では重傷を負って意識が朦朧としながらもレオンを狙撃してロボコップを助けた。最後は自分はもう助からないとロボコップに告げるが、続編で生存していたことが明らかとなる[6]
OCP(オムニ社)
オールドマン会長(Old Man)
演:
ダン・オハーリーオムニ社の会長。デルタシティー建設に向け、犯罪撲滅の切り札となる治安維持ロボットの開発を指示。当初ジョーンズにこのプロジェクトを託していたが、開発されたED-209がプレゼンの場で暴走した事により、代わりにモートンが売り込んだロボコップ・プロジェクトを採用する。終盤で悪事が明るみに出たジョーンズに人質にされてしまうが解雇を宣告したことでロボコップの指令4が無効となり、ジョーンズを肘打ちで怯ませ、ロボコップに射撃をさせる機会を作った。
リチャード "ディック" ・ジョーンズ(Richard "Dick" Jones)
演:ロニー・コックスOCPの保安担当で副社長。表面上は紳士的に振舞っているが、犯罪組織であるクラレンス一味と繋がりがあり、自身の障害となる人物を殺害することに一切の躊躇を見せない極悪人。デルタシティー計画に伴い自身が企画した治安維持ロボットED-209によるデトロイトの治安回復を目論むもプレゼンの場でED-209が暴走[7]し、その件をモートンに侮辱された事からクラレンスを使って彼を抹殺し、ロボコップをも破壊しようとする。最後はプレゼンの場に乗り込んで来たロボコップに自身の悪事を暴露され追い詰められた事で会長を人質に逃亡を図ろうとするが、激怒した会長に解雇を告げられた事で指令4が無効化され、ロボコップに発砲され高層階から転落死する。
ロバート"ボブ" ・モートン(Robert "Bob" Morton)
演:ミゲル・フェラーOCPの役員で後に副社長に昇進。ロボコップのアイデアを売り込んだ張本人。素体となる殉職者を出すために多くの警官を治安の悪いデトロイトに送り込んだ点では間接的にマーフィーを死に追いやった人物でもある。出世の為なら手段を選ばない野心家としての一面を持っている。ED-209の暴走事故を起こしたジョーンズを侮辱したため、殺害対象と見做されてしまう。後に自宅で呼び寄せた女性モデルとドラッグパーティーを楽しんでいたところをジョーンズの命を受けたクラレンスに殺害される。
ドナルド・ジョンソン(Donald Johnson)
演:フェルトン・ペリーOCPの役員でモートンの同志。次作では副社長に昇格する。
キニー(Kinney)
演:ケヴィン・ペイジOCPの役員。ED-209の暴走により死亡。
ビル・ウォーカー(Bill Walker)
演:リック・リーバーマンOCPの重役。社内のトイレでモートンと共にジョーンズの侮辱を行った。
ルーズベルト(Roosevelt)
演:スティーヴン・ベリアーOCPの科学者。ロボコップ計画に関わっている。
タイラー(Tyler)
演:セイジ・パーカーOCPの女性科学者。ロボコップ計画に関わっている。
犯罪者
クラレンス一味
クラレンス・ボディッカー(Clarence J. Boddicker)
演:
カートウッド・スミス犯罪組織であるクラレンス一味のリーダー。今やデトロイトの裏社会のビジネスを取り仕切る大物で、警官殺しを含む多くの罪で指名手配されている。冷酷で残忍な性格で会話に悪趣味な冗談やユーモアを取り入れることを好んでいる。一味そろってマーフィを銃撃でいたぶり、最後にとどめをさした。ジョーンズとも繋がりがあり、彼からの命令で動くこともある。麻薬工場でロボコップに大怪我を負わされ逮捕された事を機にジョーンズと縁を切り手を引こうとするが、再開発される地域の麻薬、売春婦、カジノ等の裏経済を任せ支配させる事と強力な武器を用意する事を条件に、ロボコップとの戦いに挑む。最終戦となる廃工場の戦いではレオンの援護を利用してロボコップを一時的に行動不能にしたが、ロボコップが外部コンピューターとの接続に使う爪で首を刺されてしまい、傷から血を噴き出しながら死亡する。
レオン・ナッシュ(Leon C. Nash)
演:レイ・ワイズクラレンス一味のメンバー。実質的に一味の副リーダーのポジションにいる。ナイトクラブで遊んでいたところを逮捕されるが他のメンバー同様に、ジョーンズの手回しで釈放された。廃工場の戦いではロボコップがクラレンスに一点集中している隙をついてクレーンを使い鋼材の嵐を浴びせて一矢報いることに成功したものの、喜んでいたところを自分たちが使っていたコブラ・アサルト・キャノンを奪ったルイスにより榴弾を撃ち込まれて爆死する。
エミール・アントノウスキー(Emil Antonowsky)
演:ポール・マクレーンクラレンス一味のメンバー。主にバンの運転を担当する。ガソリンスタンドで強盗を働き、そこに駆け付けたロボコップの「Dead or alive you're coming with me(生死を問わず連行する)」という、かつて惨殺したマーフィと同じ発言でマーフィだと確信し、「お前は…死んだはずだ。殺したのに!」と叫び(このことがロボコップの記憶を取り戻す一因となる)、銃を乱射する。その後、太刀打ちできないとバイクで逃げたが、車輪を撃たれてコントロールを失い車にぶつかったことで吹っ飛んでしまい逮捕される。その後はジョーンズの手回しで釈放され、廃工場の戦いでも運転を担当し、車をぶつけてロボコップを倒そうとするが、ロボコップの射撃に怯み、不運にも強酸性の有毒廃液の貯蔵タンクに激突してしまい、液を浴びてしまったエミールの体は崩れてしまう。しばらくは苦悶しながら周囲をさまよっていたが、これも運悪く車を運転していたクラレンスに偶然轢かれてしまい、肉体を四散させながら死亡する。
ジョー・コックス(Joe P. Cox)
演:ジェシー・D・ゴインズクラレンス一味のメンバー。陽気でお調子者、軽い口調で話すメンバーでは唯一の黒人。麻薬工場で取り引きの場ではスティーブと共にクラレンスに同行。しかし、乗り込んで来たロボコップとの銃撃戦でスティーブが射殺された反動で欄干から落下してしまう。廃工場での最終戦では宣戦布告をした直後にロボコップに撃たれて死亡。
スティーブ・ミン(Steve Minh)
演:カルバン・ジャングクラレンス一味のメンバー。メンバーでは唯一のアジア系で額にバンダナを巻いている。麻薬工場で取り引きの場に乗り込んで来たロボコップとの銃撃戦ではクラレンスやジョーと違い射殺された。
ボビー(Bobby)
演:フレディ・ハイスクラレンス一味のメンバー。マーフィーから追跡を受ける原因となった現金強奪時にミスをして札束を焦がしてしまいクラレンスに怒鳴られる。その後マーフィーとの銃撃戦を交えながらのカーチェイスで足を負傷した事で用済みとみなされ、追跡するマーフィーのパトカーに投げつけられて死亡する。
ダフィー(Dougy)
演:ニール・サマーズクラレンス一味のメンバー。追跡を振り切った後でエミールとの談笑中に乗り込んできたマーフィーに射殺される。
その他の犯罪者
サル(Sal)
演:リー・ドゥブロー麻薬工場のボス。やりたい放題に振る舞うことで警戒態勢を強めさせたクラレンス一味を快く思っておらず、当初は彼が持ちかけた取引を断ろうとしていたが、条件を受け入れようとしたところに乗り込んできたロボコップと銃撃戦となり、ロボコップに銃撃された仲間に誤射される。
ロン・ミラー(Ron Miller)
演:マーク・カールトン元市会議員。市庁舎にて立て籠もり、テロ事件を引き起こした。駆け付けたロボコップにより殴り倒され、市庁舎の窓を突き破り落下した。
レイプ犯(Creeps)
演:ウィリアム・ショックレー、スコット・トムソン2人組のレイプ犯。ブロンドヘアの女性を襲っていたところ、ロボコップに見つかる。1人は金的を撃たれ、1人は抵抗せずそのまま逮捕された。
強盗犯(Hophead)
演:
マイク・モロフ老夫婦の営む食料品店を襲った強盗犯。駆け付けたロボコップに銃をへし折られ逃亡を図るが、ラリアットを受け倒された。
デトロイト市警
ウォーレン・リード(Warren Reed)
演:
ロバート・ドクィ巡査部長。実直な人柄で警察官である事に誇りを持っているが、治安の悪化により殉職者が後を絶たず待遇が改善されない事などが原因で部下たちの不満が溜まり続けている現状に頭を悩ませている。
カプラン(Kaplan)
演:デル・ザモラ巡査。警官殺しが多発していることやOCPに不満を持っており。他の警官にストライキを提案していた。
マンソン(Manson)
演:エドワード・エドワーズ巡査。デトロイト市警に赴任したてのマーフィに配属の経緯を確認していた。
ヘッジコック(Hedgecock)
演:マイケル・グレゴリー警部補。
ラミレス(Ramirez)
演:ヨランダ・ウィリアム巡査。
スタークウェザー(Starkweather)
演:タイリーズ・アレン巡査。
セシル(Cecil)
演:レアード・スチュアート巡査。データルームで勤務している。他にもクラレンスに殺害された警官の遺族への見舞金を集金していた。
チェスマン(Chessman)
演:ジョン・デイヴィス巡査。
その他民間人
エレン・マーフィ(Ellen Murphy)
演:アンジー・ボーリングアレックス・マーフィの妻。
ジミー・マーフィ(Jimmy Murphy)
演:ジェイソン・リヴァインアレックス・マーフィの息子。
ブロンド(Creeps' victim)
演:ドナ・キーガンレイプ被害者。
チャンドラー(Chandra)
演:ダイアン・ロビン女性モデル。モートンとドラッグパーティーを楽しんでいた。
トーニー(Tawney)
演:エイドリアン・サックス女性モデル。モートンとドラッグパーティーを楽しんでいた。
ビクシー・スナイダー(Bixby Snyder)
演:S.D.ネメスコメディアン。「1ドルで楽しむべ」が決め台詞。
ジェス・パーキンス(Jesse Perkins)
演:リーザ・ギボンズ「メディアブレイク」に出演する女性キャスター。
ケイシー・ウォン(Casey Wong)
演:マリオ・マシャード「メディアブレイク」に出演する男性キャスター。
ジャスティン・バラード=ワトキンス(Justin Ballard-Watkins)
演:ビル・ファーマー「メディアブレイク」に出演する男性リポーター。
キャスト

役名俳優日本語吹替
テレビ朝日VHSDVD
アレックス・マーフィ / ロボコップピーター・ウェラー磯部勉津嘉山正種菅原正志
アン・ルイスナンシー・アレン小宮和枝鈴木弘子大坂史子
リチャード "ディック" ・ジョーンズロニー・コックス中村正大木民夫中多和宏
クラレンス・ボディッカーカートウッド・スミス田中信夫池田勝青山穣
オムニ社会長ダン・オハーリー納谷悟朗藤城裕士
ボブ "ロバート" ・モートンミゲル・フェラー富山敬納谷六朗後藤敦


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