日本では2017年3月に「重大な副作用」の項に、連用により依存症を生じることがあるので用量と使用期間に注意し慎重に投与し、急激な量の減少によって離脱症状が生じるため徐々に減量する旨が追加され、厚生労働省よりこのことの周知徹底のため関係機関に通達がなされた[1]。奇異反応に関して[4]、錯乱や興奮が生じる旨が記載されている[1]。医薬品医療機器総合機構からは、必要性を考え漫然とした長期使用を避ける、用量順守と類似薬の重複の確認、また慎重に少しずつ減量する旨の医薬品適正使用のお願いが出されている[5]。調査結果には、日本の診療ガイドライン5つ、日本の学術雑誌8誌による要旨が記載されている[4]。
以下は添付文書の記載であり、頻度は臨床期間のものであり、より長期の使用では異なる。 眠気、注意力・集中力・反射運動能力等の低下が起こることがあるので、自動車や機器の操作運転は従事しない。自分の判断で勝手に服用を中止したりしない。アルコールとの併用は、神経抑制作用とアルコールの酩酊作用を増強するため危険。 (以下の場合は投与しない) まれに幻覚、呼吸抑制が現れることがある(0.1%未満)。 現在は、ロフラゼプ酸エチル錠「会社名」に統一されている。過去には各社から以下の名称で、後発医薬品が販売されていた。
一般的注意
禁忌事項
同種薬に対して過敏症の既往症がある場合。
急性狭隅角緑内障のある患者。
重症筋無力症患者。
副作用
ジェネリック医薬品
メデタックス(沢井製薬)
ジメトックス(三和化学研究所→日医工)
スカルナーゼ(東和薬品)
ロンラックス(シオノケミカル
出典[脚注の使い方]
注釈・出典^ a b c 厚生労働省医薬・生活衛生局安全対策課長『催眠鎮静薬、抗不安薬及び抗てんかん薬の「使用上の注意」改訂の周知について (薬生安発0321第2号)』(pdf)(プレスリリース)。https://www.pmda.go.jp/files/000217230.pdf
^ 日本医師会、日本老年医学会『 ⇒超高齢化社会におけるかかりつけ医のための適正処方の手引き』(pdf)日本医師会、2017年9月。 ⇒http://dl.med.or.jp/dl-med/chiiki/tebiki/H2909_shohou_tebiki.pdf。
^ 「耳鳴りに対するSSRIの治療効果に関する検討」『Audiology Japan』第54巻第5号、2011年9月、327-328頁、doi:10.4295/audiology.54.327
ベンゾジアゼピン
アジナゾラム
アルプラゾラム
Bretazenil
ブロマゼパム
Camazepam
クロルジアゼポキシド
クロバザム
クロナゼパム
クロラゼプ酸
クロチアゼパム
クロキサゾラム
ジアゼパム
ロフラゼプ酸エチル
エチゾラム
フルジアゼパム
Halazepam
Imidazenil
Ketazolam
ロラゼパム
メダゼパム
Nordazepam
Oxazepam
ピナゼパム
プラゼパム
トフィソパム
カルバミン
エミルカメート
メブタメート
メプロバメート
Carisoprodol
Tybamate
フェンプロバメート
エキパックス
非ベンゾジアゼピン
アベカルニル
アジピプロン
アルピデム
CGS-9896
CGS-20625
ジバプロン
ELB-139
Etifoxine
ファシプロン
GBLD-345
Gedocarnil
ICI-190,622
L-838,417
NS-2664
NS-2710
オシナプロン
パゴクロン
Panadiplon
Pipequaline
RWJ-51204
SB-205,384
SL-651,498
TP-003