ロバート・ピーター・ウィリアムズ(英語: Robert Peter Williams, 1974年2月13日 - )は、イギリス・イングランドのストーク=オン=トレント出身のポップシンガーである。1990年から1995年、2009年から2012年の間までテイク・ザットのメンバーとして活動し、それ以外にもソロのアーティストとして活動し多大な成功を収め、全欧的な人気を誇る。 1974年2月13日、ピーター・ウィリアムズとジャネット・ウィリアムズの子として、ストーク=オン=トレントに生まれる。姉がいる。ロビーが3歳の時に両親は離婚しており母親に姉とともに育てられた。 1990年、17歳の頃にマーティン・スミスとゲイリー・バーロウが開催したオーディションにてジェイソン・ドノヴァンの曲を歌い合格する。 1992年、アイドル・ポップ・グループのテイク・ザット (Take That) のメンバーの一員としてメジャー・デビュー。セカンドボーカルとして、イギリスを含めヨーロッパ中のアイドルとして活躍、全英1位を獲得した「エヴリシング・チェンジズ」でもリード・ヴォーカルを務めている。しかしメンバー間の不和などが原因となり1995年に脱退。その後、1996年2月13日に解散することを発表、皮肉な事にその日はロビーの誕生日であった。 脱退後は、ドラッグとアルコールの頽廃した生活に陥るが、しかし徐々に回復を見せていく。 そして彼はソロ活動を開始する。ソロ活動はデビュー以来低迷していたが1997年にリリースした「エンジェルス」が世界中でヒットし、これを機にソロ活動を開花させる。 1997年に発表された「ミレニアム」にて初の全英1位を獲得。 その後も「シーズ・ザ・ワン」(1999年、全英1位)や、「ROCK DJ」(2000年、全英1位)、カイリー・ミノーグと共演した「キッズ」(2000年、全英2位)など大ヒットを飛ばす。 2001年には、アカデミー賞女優のニコール・キッドマンとデュエットした「サムシン・ステューピッド (Somethin' Stupid) 」(フランク・シナトラとナンシー・シナトラのオリジナルをカヴァーしたもの)がヒット[2]。同曲が収められたアルバム『スウィング・ホエン・ユーアー・ウィニング』では1950年代・60年代のスウィング・ジャズの曲をカバーし、ジェーン・ホロックス、ルパート・エヴェレット、ジョン・ロヴィッツなどともデュエットしている[3]。 2003年11月には、ドイツ・フランス・イギリス・イタリア・スペインなど全欧3万人を対象としたデジタル・テレビ・チャンネルのミュージック・チョイス (Music Choice) の調査で「ヨーロッパで最もよく聴かれているチャート・スター」に選ばれた。8月1日 - 3日にはイギリスの ⇒Knebworthにおいて37万5000人を動員しての野外コンサートを行った。 2005年、Official UK Chart Company発表の「21世紀全英で最も売れているアーティスト」に選ばれた。イギリス国内において、2000年1月1日 - 2005年10月11日までにオリジナルアルバム(ベストアルバム、ライブアルバム、ダウンロードを除く)を630万枚売り上げている。5作目のオリジナルアルバム『インテンシヴ・ケア』は2005年最も売れたCDのベスト10入り。 2006年、南アフリカを皮切りに全44公演のワールドツアーを開始。260万人を動員する。チケットは即日ソールドアウト。ギネス記録に認定される。 2010年7月15日、テイク・ザットに復帰することが正式に発表[4]、11月に『ノーバディ・エルス』(1995年)以来のロビー参加のアルバム『プログレス』が発表された。
基本データ
身長 - 183cm (6フィート)
目 - グリーン、両目近視
髪の色 - ダークブラウン
来歴