ロビン・ウィリアムス
[Wikipedia|▼Menu]
□記事を途中から表示しています
[最初から表示]

ウィリアムズの台詞の大半はまたしても即興劇で、録音は約30時間分のテープとなり[18]、その中でエド・サリヴァンジャック・ニコルソンロバート・デ・ニーログルーチョ・マルクスロドニー・デンジャーフィールドウィリアム・バックリー・ジュニアピーター・ローレアーノルド・シュワルツェネッガーアーセニオ・ホールなど多くの著名人を物真似した[77]。映画は1992年の最高興収を記録し、ウィリアムズのジーニー役も本人にとって最も認知され愛された役のひとつになった。ジーニー役では第50回ゴールデングローブ賞の特別功労賞を含め、多くの映画賞に輝いている[78]。ウィリアムズの演技はアニメーション作品にスター俳優が配役される機会を増やした[79]。またウィリアムズ本人も、2009年にジーニー役でディズニー・レジェンドへ数えられている[80]。1994年には続編映画『アラジン ジャファーの逆襲』が製作されたが、ディズニー社が『アラジン』宣伝でのジーニーの使用に関してウィリアムズと結んでいた合意を反故にしたため、ウィリアムズは続投を拒否した(代わりにダン・カステラネタがジーニー役を演じた)。ウォルト・ディズニー・スタジオのトップがジェフリー・カッツェンバーグからジョー・ロスに代わった後、ロスはウィリアムズへ公式に謝罪した[81]。その後1996年に製作された映画第3作『アラジン完結編 盗賊王の伝説』ではジーニー役に復帰している[82]。同時期には『不思議の森の妖精たち』(1992年)でも声優を務めている。ワシントンD.C.にて1996年に撮影

この時期、ウィリアムズは『ハドソン河のモスコー』(1984年)、『奇蹟の輝き』(1998年)、『アンドリューNDR114』(1999年)などに出演している[83]。1997年には、コメディアンビリー・クリスタルと共に、『フレンズ』第3シーズンへ台本なしのカメオ出演した[84]。同じ年にはクリスタルと共にウディ・アレン監督作品『地球は女で回ってる』(1997年)に出演したが、これはウィリアムズとクリスタルが舞台でよく共演していたことを知っていたアレンによる采配だった[85]。詳細は「ロビン・ウィリアムズの受賞とノミネートの一覧」を参照

『いまを生きる』と『フィッシャー・キング』で更に2度アカデミー主演男優賞にノミネートされた後、ウィリアムズは『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』でアカデミー助演男優賞1998年)を獲得した[25]
2000?2014年:こども向け映画とテレビ番組への回帰.mw-parser-output .tmulti .thumbinner{display:flex;flex-direction:column}.mw-parser-output .tmulti .trow{display:flex;flex-direction:row;clear:left;flex-wrap:wrap;width:100%;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .tmulti .tsingle{margin:1px;float:left}.mw-parser-output .tmulti .theader{clear:both;font-weight:bold;text-align:center;align-self:center;background-color:transparent;width:100%}.mw-parser-output .tmulti .thumbcaption{background-color:transparent}.mw-parser-output .tmulti .text-align-left{text-align:left}.mw-parser-output .tmulti .text-align-right{text-align:right}.mw-parser-output .tmulti .text-align-center{text-align:center}@media all and (max-width:720px){.mw-parser-output .tmulti .thumbinner{width:100%!important;box-sizing:border-box;max-width:none!important;align-items:center}.mw-parser-output .tmulti .trow{justify-content:center}.mw-parser-output .tmulti .tsingle{float:none!important;max-width:100%!important;box-sizing:border-box;align-items:center}.mw-parser-output .tmulti .trow>.thumbcaption{text-align:center}}米国慰問協会 (USO) のショーに出演したウィリアムズ2007年12月20日、アフガニスタンカブールのキャンプ・フェニックスにて2008年10月1日、ワシントンD.C.で行われたUSOワールド・ガラにて

2000年4月、ウィリアムズはAudible限定配信のトークショーでホスト(司会)を務めることになった[86][87]。同年の第72回アカデミー賞授賞式では、直前に死去したメアリー・ケイ・バーグマンに代わり、主題歌賞にノミネートされていた「ブレイム・カナダ」(『サウスパーク/無修正映画版』)を歌唱した[88]。映画界に進出した後もウィリアムズはスタンダップコメディの仕事を綿々と続けており、2002年7月にはワンマンショー『ロビン・ウィリアムズ:ライヴ・オン・ブロードウェイ』(原題、"Robin Williams: Live on Broadway)を開催し、後にDVD化した[89]。2004年には、コメディ・セントラルが発表した「史上最高のスタンダップ100人」において13位に選出された[90]。2006年にはニコロデオン・キッズ・チョイス・アワードにサプライズゲストとして登場し[91]、同年1月30日に放送された『エクストリーム・メイクオーバー:ホーム・エディション(英語版)』にも出演した[92]。2002年のワンマンショーから6年の休止を経て、2008年8月には26都市ツアー「ウェポンズ・オブ・セルフ=デストラクション」(原題、"Weapons of Self-Destruction")の実施を発表した。ツアーは2009年9月末から12月3日のニューヨーク公演まで約3ヶ月にわたるもので、同年12月8日にはこの様子がHBOスペシャルで放送された[93]

2000年代はじめにかけては、それまでのキャリアよりダークな役に好んで挑戦した。2002年の映画『インソムニア』において、ウィリアムズはアル・パチーノ演じるロサンゼルス警察の刑事に追い回される殺人者を演じた[94]。同年には心理スリラー(英語版)『ストーカー』に出演し、店へ現像しにくる家族に長年執着する写真技師を演じてサターン主演男優賞を受賞した[95]。2004年にはSF・心理スリラー映画『ファイナル・カット』に出演した。テレビ番組では『フーズ・ライン・イズ・イット・エニウェイ?(英語版)』の第3シーズン第9話[96]、『LAW & ORDER:性犯罪特捜班』のエピソードゲストとしても出演している。2006年には5本の映画に出演し、『ロビン・ウィリアムズのもしも私が大統領だったら…』では政治風刺に取り組み、心理スリラー映画『ザ・ナイト・リスナー(英語版)』(原題、日本未公開)では、友情を育んでいたこどもが実在しないかもしれないことに気付いたラジオ番組司会を演じた[83]


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:379 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef