ロックウール
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工業的には、X線回折法によって完璧に鑑別できる[8]

鉱物性繊維は、その成分には関係なく、(1) 繊維が細いこと、(2) 肺胞内マクロファージの貪食作用に耐える、という2点に合致することで発癌性が発揮される[9]。発癌性の低さはあくまで「石綿と比較して繊維が非常に太い」ことによるためであり、石綿と違う成分であることに由来するものではない[10][11]

廃棄

廃棄物として発生したロックウールは、廃棄物の処理及び清掃に関する法律に基づく「ガラスくず・コンクリートくず及び陶磁器くず」に該当し、産業廃棄物として適切に処理することが必要で、埋め立て等によって処分される。
脚注^WS&H Asbestos Database
^ロックウール工業会FAQ
^ かつてはIARCもグループ2B(グループ2Bとは、コーヒー漬物ウレタンスチレンモノマーガソリンと同等の発癌性)に分類していた
^morganthermalceramics FAQ
^ロックウールを取り囲む世界の状況について
^ガラス繊維の健康安全性について
^ 自然系断熱材を使用すると1立方メートル当たり40ユーロが還付される
^ ロックウール工業会FAQより引用
^ 荻原,「脱アスベストに見る代替材料の落とし穴」,『日経ニューマテリアル』,1992年3月9日号,pp.12-23
^ 森本,「人造鉱物繊維の発がん性について─国際がん研究機関(IARC)の報告─」,『産業医学ジャーナル』,Vol.3,No.3,2002年
^ 中央労働災害防止協会労働衛生調査分析センター,『平成15年度 石綿代替品の有害性に係る文献調査報告書』,2004年

関連項目

グラスウール

断熱材

セルロースファイバー

外部リンク.mw-parser-output .side-box{margin:4px 0;box-sizing:border-box;border:1px solid #aaa;font-size:88%;line-height:1.25em;background-color:#f9f9f9;display:flow-root}.mw-parser-output .side-box-abovebelow,.mw-parser-output .side-box-text{padding:0.25em 0.9em}.mw-parser-output .side-box-image{padding:2px 0 2px 0.9em;text-align:center}.mw-parser-output .side-box-imageright{padding:2px 0.9em 2px 0;text-align:center}@media(min-width:500px){.mw-parser-output .side-box-flex{display:flex;align-items:center}.mw-parser-output .side-box-text{flex:1}}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .side-box{width:238px}.mw-parser-output .side-box-right{clear:right;float:right;margin-left:1em}.mw-parser-output .side-box-left{margin-right:1em}}ウィキメディア・コモンズには、ロックウールに関連するメディアがあります。

ロックウール工業会

ロックウールとアスベストの違い (PDF)

典拠管理データベース: 国立図書館

日本


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