ロックの殿堂
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ジミー・ロジャーズ(1997)、ロバート・ジョンソン(1998)、ルイ・ジョーダン(1999)、マディ・ウォーターズ(2000)、ベッシー・スミス(2001)、ハンク・ウィリアムズ(2002)、バディ・ホリー(2003)、レッドベリー(2004)、サム・クック(2005)、ロイ・オービソン(2006)、ジェリー・リー・ルイス(2007)、レス・ポール(2008)[30]ジャニス・ジョプリン(2009)[31]ファッツ・ドミノデイヴ・バーソロミュー(2010)、アレサ・フランクリン(2011)[32]チャック・ベリー(2012)[33]エヴァリー・ブラザース(2014)、そしてジョニー・キャッシュ(2017)[34]。2019年にコンサートシリーズの様式が一新されて、同イベントは「ロックホールの名誉者(Rock Hall Honors)」へと改名された[34]。2019年9月、初回のロックホール名誉者コンサートにはメイヴィス・ステイプルズが登場し、クリーブランドで演奏が披露された[35]
ロックンロールを形作った楽曲

殿堂博物館キュレーターのジェームズ・ヘンケは「博物館のキュレーター職員、多数のロック評論家、音楽の専門家」と共に順不同の「ロックンロールを形作った500曲」をリスト作成した[36]。このリストは同博物館の常設展示の一部で、1995年の開館から博物館の一部として想定されたものだった[37]。そこには1920年代から1990年代にかけて録音された楽曲が含まれている。このリストで最も古い楽曲は、1882年頃に書かれた「ウォーバッシュ・キャノンボール」[注釈 4]で、J・A・ロフの作とされている。しかし、それ以降160曲が追加されて、現在このリストは単に「ロックンロールを形作った楽曲」を指すものとなった。同リストの最新楽曲は、2006年にリリースされたナールズ・バークレイの「クレイジー」とマイ・ケミカル・ロマンスの「ウェルカム・トゥ・ザ・ブラック・パレード」である[38]。 ビートルズとローリングストーンズは、660曲の楽曲リストでそれぞれ8曲と最も多く選ばれている。
リスト入り4曲以上のアーティスト

8
ビートルズ

8 ローリング・ストーンズ

7 エルヴィス・プレスリー

5 ビーチボーイズ

5 チャック・ベリー

5 ボブ・ディラン

5 レッド・ツェッペリン

5 ブルース・スプリングスティーン

4 スティービー・ワンダー

4 デヴィッド・ボウイ

4 ジェームス・ブラウン

4 レイ・チャールズ

4 ドリフターズ

4 アレサ・フランクリン

4 ジミ・ヘンドリックス

4 ロバート・ジョンソン

4 キンクス

4 ボブ・マーリー

4 ミラクルズ(英語版)

4 プリンス

4 マディウォーターズ

4 ザ・フー

4 U2

25周年記念コンサート

ロックンロールの殿堂は25周年を、ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンでの2日にわたる連続コンサート(2009年10月29-30日)でお祝いした。この祝宴には様々なアーティストが登場し、上のリストからはU2、ブルース・スプリングスティーン&Eストリート・バンド、アレサ・フランクリン、スティービー・ワンダーが演奏を披露したほか、ジェリー・リー・ルイスパティ・スミスサイモン&ガーファンクルディオン・ディムッチメタリカジェームス・テイラーボニー・レイットファーギーミック・ジャガールー・リードレイ・デイヴィスオジー・オズボーンポール・サイモンジェフ・ベックバディ・ガイスティング、リトル・アンソニー&ジ・インペリアルズ、クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤングらが参加した。第一夜は、ブルース・スプリングスティーン&Eストリート・バンドが特別ゲストのジョン・フォガティダーレン・ラヴトム・モレロサム・ムーアジャクソン・ブラウン、ピーター・ウルフ、ビリー・ジョエルと共に約6時間のコンサートを終えた[39][40][41]
殿堂入り達成者英国のギタリストでシンガーソングライターのエリック・クラプトンは唯一、ロックの殿堂入りを3度達成している「ロックの殿堂入り受賞者の一覧」も参照

アーティスト達は、年1回の授賞式でロックンロールの殿堂入りを果たしていく。長年にわたり、式典の多くがニューヨーク市のホテルウォルドルフ=アストリアで開催されてきた。 しかし、1993年1月12日に式典がロサンゼルスで開催され、2013年にも再び開催された。ロックの殿堂博物館開業から約1年半後の1997年5月6日、クリーブランドでこの式典が開催された。 2009年と2012年にも式典がクリーブランドに戻った。現行の計画は3年ごとに式典をクリーブランドで開催するよう求めている。

一般的に殿堂入りする人数は、各年5名から10数名ほどである。実際のところ存命する殿堂入り達成者は全員が式典に出席しており、彼らは音楽的に影響を受けた(殿堂の)アーティストから殿堂入りの栄誉を授与される。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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