あえて流行りものを排除したという映画の内容は、公開から35年以上が経過した2010年以降もなお古びておらず支持されており、熱心なリピーターに支えられて上映会は2010年現在でも世界中のそこかしこで行われている[注 2]。2015年のインタビューでリチャード・オブライエンは、「『人と違うこと』を祝福していること」が評価されたと述懐しており[4]、2015年9月にはリバイバル版が上映された[5]。 同スタッフによる関連作に、この劇中での出来事の後日設定の『ショック・トリートメント』(1980年)があるが、同じ役はブラッドとジャネットだけで演じている俳優が違い、ジャネットは『ファントム・オブ・パラダイス』のヒロイン、ジェシカ・ハーパーが演じており、本作に出演したリチャード・オブライエン、パトリシア・クイン、ネル・キャンベル、チャールズ・グレイらが出演しているものの、こちらは役柄が全く別で、内容もテイストも違う映画になっている。
続編
脚注[脚注の使い方]
注釈^ 舞台の場合、この楽曲を担当する歌手の役柄は定まっておらず、映画においてもオブライエンの演じるリフ・ラフとしての歌ではないため、役柄ではなく映画版での担当歌手名として記す。
^ 日本でも2015年のハロウィンに合わせて、特別上映が行われた[3]。
出典^ “ ⇒Librarian of Congress Adds 25 Films to National Film Registry - News Releases” (英語). Library of Congress (2005年12月20日). 2015年2月15日閲覧。
^ 「THE ROCKY HORROR SHOW by RICHARD O'BRIEN 」1974 by Druidcrest Music for the World. Published by DRUIDCREST MUSIC / EMI MUSIC PUBLISHING LTD. Distributed by EMI Music Publishing Ltd., 138/140 Charing Cross Road, London WC2H 0LD.
^ ⇒“ハロウィンの夜は『ロッキー・ホラー・ショー』! 大阪・アメ村で特別上映”. キネプレ Cinema Press (ミツマメプロ
^ ロバート・チャルバーズ「 ⇒俗悪ミュージカルのあせない魅力」『ニューズウィーク日本版(2015年11月17日号)』、64-65頁。
^ エンタステージ編集部 (2015年8月4日). ⇒“『ロッキー・ホラー・ショー』の原作者リチャード・オブライエン、リバイバル版でナレーション役に!”. エンタステージ. ⇒http://enterstage.jp/news/2015/08/003200.html 2015年12月5日閲覧。
関連項目
ミッドナイトムービー - リチャード・オブライエンによる解説がある。
外部リンク
⇒Official Rocky Horror Picture Show Fan Site(英語)
ロッキー・ホラー・ショー - allcinema
⇒ロッキー・ホラー・ショー - KINENOTE
The Rocky Horror Picture Show - オールムービー(英語)
The Rocky Horror Picture Show - IMDb(英語)
⇒星空の映画祭 2016-08-21
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