合併前のロッキード時代には、旅客機の開発も行っていたが、2012年度の決算では売上高や営業利益の大部分は戦闘機・軍用輸送機・人工衛星・ミサイル・スペースシャトルなどのアメリカ国防総省やアメリカ航空宇宙局からの受注契約である[16]。2010年度の売り上げの78%は軍需である[12]。
合併後も、F-22ラプターが米空軍に、またF-35ライトニングIIが各国軍により採用されている。20世紀後半以降は海軍の装備開発にも積極的に乗りだしており、イージスシステムや各種艦載ミサイル及びそのVLS等を提供している。日本のスカパー!e2などが利用している通信衛星のN-SAT-110も、ロッキード・マーティンが製造した。
ここでは、ロッキードとマーティンの合併後も生産が続いたものを取り上げる。「ロッキード#主要製品」、「マーティン・マリエッタ」、および「ジェネラル・ダイナミクス#売却済事業」を参照
航空機
軍用機
現ロッキード・マーティン社製
戦闘機
F-35A
FB-22 ストライクラプター(計画のみ)
F-35 ライトニングII
F-22 ラプター(ボーイングと共同開発)
F-16 ファイティング・ファルコン(ジェネラル・ダイナミクスから事業買収により取得)
F-2(三菱重工業と共同開発)
偵察機
SR-72
RQ-170 センチネル
RQ-3 ダークスター(ボーイングと共同開発、計画中止)
ティルトローター
V-280 ヴェイラー(ベル・ヘリコプターと共同開発中)
回転翼機
VH-71 ケストレル(ベル・ヘリコプターと共同開発、計画中止)
実験機
Falcon HTV2
X-55
X-56
ポールキャット
旧ロッキード社製
戦闘機
F-117 ナイトホーク
F-104 スターファイター
F-94 スターファイア
YF-12
F-80 (P-80) シューティングスター
P-38 ライトニング
偵察機
SR-71B
U-2
SR-71 ブラックバード
A-12
対潜哨戒機