ロシア正教会
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同様の理由で海外での正教徒冠婚葬祭についても、聖堂の所属する地方教会組織・教区が不明な場合、「正教会で結婚式(埋葬式)が行われる」といった表現が適切かつ無難である[4]
分類

正教会ギリシャ正教東方正教会) — 正教会の洗礼・聖体機密(聖体礼儀)を含む機密(秘蹟)は全ての正教会で有効。「ルーマニア正教会」「ロシア正教会」は組織名であり、一組織を信仰するかのような「ロシア正教を信仰する」「グルジア正教を信仰する」といった表現は誤りである。

独立正教会(一部からの承認のみのものを含む)

アメリカ正教会

アルバニア正教会

アレクサンドリア教会(アレクサンドリア総主教庁)

アンティオキア教会(アンティオキア総主教庁)

ウクライナ正教会 (2018年設立)

エルサレム教会(エルサレム総主教庁)

キプロス正教会

ギリシャ正教会

グルジア正教会

コンスタンティヌーポリ教会(コンスタンティヌーポリ全地総主教庁)

セルビア正教会

チェコスロバキア正教会

ブルガリア正教会

ポーランド正教会

ルーマニア正教会

ロシア正教会


自治正教会(一部の承認のものも含む)

エストニア使徒正教会 — 一部のみその地位を承認。承認していない教会からは一教区扱い。

シナイ正教会

正統オフリド大主教区 — 一部のみその地位を承認。承認していない教会からは一教区扱い。

中国正教会 — 一部のみその地位を承認。承認していない教会からは一教区扱い。

日本ハリストス正教会 — 一部のみその地位を承認。承認していない教会からは一教区扱い。

フィンランド正教会


自主管理教会

アンティオキア正教会北米大主教区

ウクライナ正教会 (モスクワ総主教庁系)

エストニア正教会 — ロシア正教会の自主管理教会。

在外ロシア正教会

モルドバ正教会

ラトビア正教会





歴史詳細は「ロシア正教会の歴史」を参照
概要ソビエト連邦の崩壊後に再建された救世主ハリストス大聖堂の夜景(2008年8月、モスクワ川に架かる橋から撮影)

2019年現在、ロシア正教会はコンスタンチノープル総主教庁新生ウクライナ正教会を除く全世界の正教会フル・コミュニオンの関係にある、独立正教会である。

10世紀以前から既にドニエプル川流域にはキリスト教正教会の伝道は行われていたが、988年ウラジーミル1世によるルーシ人の集団洗礼がロシア正教会の起点とされる[8]。ウラジーミルは、家臣を外国に派遣して信仰の実状を探らせた。家臣は正教の儀式に対し「私たちは天上にいたのか地上にいたのかわかりませんでした。地上にはこのような光景も美しさもなく、また物語ることもできないからです。あそこでは神は人々と共におられ、彼らの勤行がすべての国にまさっていることだけは間違いありません」と報告したため、正教を国教としてビザンツ帝国から導入した[9]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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