アメリカのシンクタンクが2017年に発表した総合的な世界都市ランキングにおいて、世界8位の都市と評価された[3]。アメリカの都市では、ニューヨークに次ぐ2位である。2014年の都市の経済規模 (GDP) では東京、ニューヨークに次いで世界第3位である[4]。
ちなみに、アメリカ合衆国統計局の地域分担における「Los Angeles Region」には、上記5郡を含むカリフォルニア州南部の19郡およびハワイ州も含まれており、さらに2013年1月1日付で、カリフォルニア州北部、ネバダ州、オレゴン州、ワシントン州、アイダホ州、アラスカ州も含まれることになった[5]。 「Los Angeles」の発音は、[l??s ?and??l?s](ローサンジャラス)または [l??s ?and??li?z](ローサンジャリーズ)のように発音する。日本語では、外務省など政府機関においては「ロサンゼルス」としているが、「ロサンジェルス」「ロスアンゼルス」「ロスアンジェルス」などとも表現されている。 日本語では略して「ロス」と言うことがあるが、英語圏では通じない。英語圏での略称は「LA(エルエイ)」となる[6]。 「Los Angeles」という都市名は、スペイン語で [los ?a?xeles] (ロサンヘレス)と発音し、「天使たち」を意味する(英語: the angelsに相当)。1781年にこの土地に入植した人々が町の名を「我らが貴婦人、ポルツィウンコラの天使たちの女王の町」を意味する El Pueblo de Nuestra Senora la Reina de los Angeles de Porciuncula(エル・プエブロ・デ・ヌエストラ・セニョーラ・ラ・レイナ・デ・ロス・アンヘレス・デ・ポルツィウンコラ)と名づけ、それが縮まったものである。「天使たちの女王」とは聖母マリアを意味する[7]。ポルツィウンコラ
名称
19世紀には、中国語では音訳して「羅省枝利」と表記していた。これを受けて、1894年にロサンゼルス在住の船橋義七という漢詩の得意な日本人が「羅府(らふ)」と省略して日本人社会で使用することを提唱した[8]。1903年創刊の邦字新聞『羅府新報』は、全米最大の日本語新聞であり、@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}日系人や在住者の間では「羅府」の認知度は依然として高い[要出典]。 ロサンゼルスはカリフォルニア州の南部に位置し、西は太平洋に面する。広大な平地が広がるが、大きな河川は流れておらず、コロラド川などから水路を引っ張っている。市の北東にモハーベ砂漠、北西にコースト山脈、東にシエラネバダ山脈がそれぞれ広がる。 アメリカ合衆国統計局によると、この都市は総面積1,290.6km2 (498.3mi2) である。このうち1,214.9km2 (469.1mi2) が陸地で75.7km2 (29.2mi2) が水地域である。総面積の5.86%が水地域となっている。 ケッペンの気候区分ではダウンタウンや沿岸部は地中海性気候 (Csa)、内陸部は砂漠気候 (BWh) に属する。
地理マッカーサーパークから見たダウンタウン
地勢
気候