1959年にはロカビリーの熱狂ファンを描いた小説『東京のプリンスたち』が登場し、同年にテレビドラマ化された。 その後1970年代には、オールド・スタイルのバンドとして矢沢永吉のキャロルがデビューし特に暴走族より支持を集め、その暴走族からクールスもデビューした[11]。 1976年、原宿にアメリカ50sファッション(フィフティーズ)のショップ クリームソーダ
第二次ブーム
1970年代末から80年代には、ネオロカビリー・ブームにより、50sファッションやコントラバスをスラップする演奏スタイルが見られた。BLACK CATSやヒルビリー・バップス等のバンドが登場し、オールディーズ・グループ、ザ・ヴィーナスの「キッスは目にして!」がヒットした。 2005年、湯川れい子・小野ヤスシ・高田文夫らにより、「全日本ロカビリー普及委員会」が発足。その会長にロカビリー・シンガーのビリー諸川[注 10]が就任した。
その後
代表的なミュージシャン
ロカビリー(1950年代)
ビル・ヘイリー&ヒズ・コメッツ[15]、エルヴィス・プレスリー[注 11]、ジェリー・リー・ルイス[注 3]、カール・パーキンス[注 12]、ジーン・ヴィンセント[注 4]、エディ・コクラン、バディ・ホリー、リッチー・ヴァレンス、ジョニー・キャッシュ、ジョニー・バーネット・トリオ、ロイ・オービソン、タヒール・スリム、ソニー・バージェス、カール・マン、ウォーレン・スミス、ワンダ・ジャクソンなど。
ロカビリー(1960年代末?70年代)
シャ・ナ・ナなど。
ネオ・ロカビリー
ロバート・ゴードン、ストレイ・キャッツ、ブラスターズ
派生ジャンル
サイコビリー(Psychobilly)
ロカビリーとパンク・ロック、ガレージ・パンク等のジャンルとの融合。メテオス、ザ・クランプス、グアナ・バッツ、ディメンテッド・アー・ゴー、タイガー・アーミー等。
脚注[脚注の使い方]
注釈^ 「シー・ユー・レイター、アリゲイター」もヒットした。
^ 代表曲に「サマータイム・ブルース」などがある。
^ a b 「火の玉ロック」で有名。同曲はフランスのミッシェル・ポルナレフもカバーした。
^ a b ビートルズのアイドルだったロッカー。彼の曲はビートルズが全てマスターしたという。特に「ビー・バップ・ア・ルーラ」は、ジョン・レノンがアルバム『ロックン・ロール』でカバーしているほか、ポール・マッカートニーもアルバム『公式海賊盤』でカバーしている。
^ ネオロカにはストレイ・キャッツ、ロバートゴードン、タフ・ダーツらがいた
^ 「ロック・アラウンド・ザ・クロック」が大ヒットした。
^ バディ・ホリー、リッチー・ヴァレンス、ビッグ・ポッパーは同じ飛行機での事故で死亡した。エディ・コクランは交通事故での死亡
^ ストレイ・キャッツのベーシストのウッド・ベース・プレイに典型的に見られる。
^ エルヴィス・プレスリーのギタリストである。
^ ラジオ日本で「This Is Elvis」という番組を担当した時期があった。「インテリが大キライ」と発言。
^ 「ザッツ・オールライト」「ハウンド・ドッグ」など、アメリカでは大量のヒット曲がある。
^ 代表曲に「ブルースエード・シューズ」がある。
出典^ ⇒ロカビリー 2022年11月2日
^ “ ⇒RAB Hall of Fame: Carl Perkins”. Rockabillyhall.com. 2021年12月6日閲覧。
^ “ ⇒ROCKABILLY Definition”. Shsu.edu. 2021年12月7日閲覧。
^ Craig Morrison. “ ⇒rockabilly (music) - Encyclopadia Britannica”. Britannica.com. 2021年12月6日閲覧。
^ ⇒http://rockabillylegends.com/elvis-presley/
^ シャナナ 2022年9月30日閲覧
^ ⇒http://www.last.fm/tag/neo+rockabilly/artists
^ ロカビリー族 2023年10月10日閲覧
^ 『時事通信 (3728) 時事解説版』 時事通信社 1958年4月
^ 篠田隆司「風俗的前衛たちの戦後史 かつてぼくらは若者だった」『新評 27(8)』 p.46 新評社 1980年8月 [1]
^ a b 『昭和の不思議101 2019年夏の男祭号』 pp.175-177 大洋図書 2019年6月3日 ISBN 978-4813027270