レースクイーン
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鈴鹿サーキットクイーンは2020年末を持って活動及び新規募集を終了した[8]

性差別に関するマナーは欧米は当然のごとく、ユーラシア・アジアでも非常に厳しくみられる傾向が21世紀に入り急激に強まっており、グリッドガールはその批判の先頭に立たされてきたこともあって、2018年1月31日、フォーミュラ1は「現代の社会規範にそぐわない」として2018年シーズンからグリッドガール(レースクイーン)の廃止を決定した[9]。グリッドガールに代わって「グリッドキッズ」を導入した[10]。グリッドボーイを試験的に導入したうえでの変更であった。

日本でも、レースクイーン自体の廃止にまでは至らないものの、名称変更や対象の拡大等で批判をかわそうという動きがある。一例としてSUPER GTでは、2024年より従来のレースクイーンに相当する人物を「レースアンバサダー」と呼称し、対象を女性に限らないなどの変更を行う[11][12]

コスチュームの変遷

コスチュームのデザインは、同じチーム・スポンサーであっても毎年細部を含めて変更されており、その時代の流行が多く反映されている。
1980年代以前

サーキットのイメージガールである、本来のレースクイーンの活躍が見られた時期。

コスチュームはTシャツタンクトップホットパンツの組み合わせに、足元はブーツといういでたちが一般的。季節によって、丈の短いジャケットが加わる場合もある。たすきは必携で、時代やサーキットによっては、ミニスカートティアラも見られる。

まだロングヘアはあまり見られない。
1980年代から1990年代前半

当時のエアロビクスブームの影響から、足ぐりの角度を極端に上げたハイレッグカット(ハイレグ)のワンピース型レオタードが主流となり、これにスポンサー名を直接プリントするか、またはたすきが用いられる。下には海外製を中心とした、ジャズダンス用のマチの見えない光沢のあるストッキングが組み合わされた。また、Tバックタイプのレオタードを着用するレースクイーンも多く見られた。

ピンヒールと大きな傘、そして当時流行の髪形(初期はレイヤー、その後ワンレンやソバージュ)とともに、レースクイーンの象徴的なスタイルとして強い印象を与えた。フェイスメイクは色黒、太眉が主流であった。
1990年代後半

ハイレグ路線から転換し、極端なミニスカートのワンピースが主流となる。スパンデックス素材で作成された体のラインがそのままに出るものから、徐々にエナメル素材(PVC)のものへと変化していった。

ワンピースの利点は布地面積が広いことであり、スポンサーロゴが大きくプリントされ、企業やチームカラーで色とりどりにデザインされた。大きな襟が付いていることも特徴的だった。

ハイレグに代わるセクシーさを求め、大胆なスリットを設けたり、バストの部分をくり抜き、谷間を強調するデザインが現れた。
2000年代初頭

大きな変化としてはワンピースからセパレートタイプへの移行が挙げられる。ウエスト部分を露出したアンダーバストまでの上衣(ホルターネック・チューブトップハーフトップキャミソールが中心)とミニスカートに、ブーツ(夏季はサンダル)、春や秋には七分袖丈の上着を合わせるというスタイルが主流となった。ワンピース時代と比べスポンサーロゴは小さくなったが、カラーリングの組み合わせが容易になった。

またパンツスタイルも採用されるようになり、長ズボンスラックス)と短いホットパンツに大別される。この場合もサイドを網状にしたりカッティングしたりするなど大胆な露出が施されていた。
2000年代後半

引き続きセパレートタイプが主流となっているが、色や素材の違うパターンを織り込んで縫製された、細部にわたる複雑なデザインのものへと変化している。またショートパンツローライズタイプが主流となっている。またアクセサリー・帽子・上着もチームによってさまざまに取り入れられている。さらにスポンサーによってはドレスやメイド服セーラー服など、萌えコスプレを意識したデザインも登場しており、露出一辺倒からの転換がうかがえる。
レースクイーンのイベント

レースクイーン・オブ・ザ・イヤー

日本レースクイーン大賞

レースクイーン出身タレント(50音順)

Category:レースクイーン」「Yahoo 検索エンジン」も参照

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