レボリューション_(テレビドラマ)
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本作は『スーパーナチュラル』のクリエイター、エリック・クリプキが、『LOST』『FRINGE/フリンジ』『PERSON of INTEREST 犯罪予知ユニット』などで知られるJ・J・エイブラムスと組んだ”大作”として話題を呼んだ[31][3]

2012年9月17日に放送された第1話は、NBCのドラマ・デビューとしては過去5年で最高となる約1170万人の視聴者を獲得した(詳細は#視聴率・視聴者数を参照)。また、同11月2日付『エンターテインメント・ウィークリー』誌の「今週のMUSTリスト」[注釈 1]ではトップに挙げられた[32]
あらすじ
第1シーズンのあらすじWe lived in an electric world. We relied on it for everything. And then the power went out. Everything stopped working. We weren't prepared. Fear and confusion led to panic. The lucky ones made it out of the cities. The government collapsed. Militias took over, controlling the food supply and stockpiling weapons. We still don't know why the power went out. But we're hopeful someone will come and light the way.“”第1シーズンのオープニング・ナレーション

西暦2012年、世界中で同時に起こったブラックアウト(大停電)により、電灯、テレビ、自動車、飛行機、電話、コンピュータなど、ほぼあらゆるテクノロジーが機能を停止し、電池さえも使えなくなる[32][注釈 2][注釈 3]。そして、復旧の目処が全く立たないまま社会は荒廃し、従来の国家制度も崩壊してしまう[32][29]

15年後、北アメリカ大陸は、6つの軍閥政府によって分断支配される[29]、前近代的な社会になっていた。ブラックアウトの鍵を握る人物の1人[30]、ベン・マシスンはモンロー共和国の小さな村に、娘のチャーリー、息子のダニー、そして恋人のマギーとともにひっそりと暮らしていた。チャーリーたちの母レイチェルは数年前に行方不明になって死んだと思われており、マギーが子供たちの母親代わりだった。

ある日、馬に乗ったトム・ネヴィル大尉が率いるモンロー・ミリシア(武装軍)の一隊が現れ、ベンを捕まえようとする。電気を復旧させる方法を探るためである。ベンは、ミリシアに抵抗して撃たれそうになったダニーをかばって殺される[32]。ネヴィルらは、ダニーを連れ去って行く。

ベンは死ぬ前、友人のアーロンにこっそりとペンダントを託す[33]。また、チャーリーに、シカゴにいる弟で元軍人のマイルズ(チャーリーの叔父)の助けを求めるよう指示する。こうして、チャーリーたちの旅が始まる。

マイルズはモンロー・ミリシアに追われる身で、酒場を経営しながら隠匿生活を送っていた。チャーリーに対しても非協力的な態度を見せるが、ミリシアの襲撃を受け、結局、そこにいられなくなってしまう。チャーリーとマイルズたちは、反乱軍のノーラたちの助けを借り、ダニーの行方を追う。

やがて、死んだはずの母レイチェルがまだ生きていたことが判明する。彼女はモンロー将軍の捕虜として、エネルギー増幅器の開発を強要されていたのだった。テクノロジーは完全に使えなくなったわけではなく、アーロンがベンから託されたのと同様のペンダントを用いれば、電化製品などを起動させることが可能である[32][30]

ダニーを人質に取られたレイチェルは作業を急がざるを得なくなる。その結果、エネルギーを使えるようになったモンロー共和国は強力な軍事力を獲得する。モンロー軍は反乱分子たちを戦闘ヘリで次々と襲い、ダニーも犠牲になってしまう。

レイチェルはアーロンをタワーと呼ばれる、旧アメリカ政府が非常時のために用意しておいた地下施設に連れて行く。実はブラックアウトは、国防総省のグリーンエネルギー研究チームが開発したナノマシンが暴走したことにより発生したのだった。ベンとレイチェルも研究チームのメンバーだった。合計12個あるというペンダントにはナノマシンの作用を打ち消す力があるが、その有効範囲は限定されている。しかし、タワーはナノマシンの影響を受けておらず、その内部から全世界のエネルギーを同時に回復させることが可能だという。

同じ頃、モンロー軍も、かつてレイチェルの上司だったランドール・フリンに案内され、タワーに到着する。

ネヴィルは、息子ジェイソンが革命軍に寝返ったことからモンロー共和国での居場所がなくなり、自身も敵対国のジョージア連合に寝返っていた。しかし、マイルズたちに捕えられた後、革命軍に協力するようになる。さらに、タワー付近でモンロー軍の捕虜になると、今度は舌先三寸で兵士たちを丸め込み、モンロー共和国の乗っ取りに成功する[2]

アーロン自身は知らなかったが、タワーの作動プログラムは彼がMITの学生時代に書いたコンピュータ・コードに基づいていた[2]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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