レディオヘッド
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キッド A』で、メンバーはグリッチやアンビエントなどのエレクトロニカの手法に関心を見せ、ワープ・レコーズオウテカエイフェックス・ツインといったアーティストの音楽性に接近していった。またそれ以降、モダン・ジャズアリス・コルトレーンやマイルス・ディヴィス、チャールズ・ミンガスアート・ブレイキーなども好んで参照し、カンノイ!クラフトワークなどのクラウトロックの影響も顕著である。特にジョニーはいわゆる現代音楽や、オリヴィエ・メシアンクシシュトフ・ペンデレツキ などの独特の方法論を持った音楽家からの影響も大きい。[18]

レディオヘッドの楽曲は、基本的に作詞/作曲のクレジットがメンバー全員(Radiohead)となっている。これは、曲の大枠やデモの多くを作るのはトムだが、そこからさらに議論を重ねてそこに肉付けしたり、逆に削ったりすることで楽曲の元を作っているからである。録音についてもパート別に順ぐり録音したりするのではなく、メンバー全員とプロデューサーアレンジを議論し、個々がパートにとらわれずに音楽を作っている。パートごとの演奏者もまちまちで、あまり問題とされない。ストリングスブラスバンド主体の曲などでは、楽隊を呼んで録音するため、そもそもメンバーが譜面やアレンジを指示するだけで演奏しないこともあり得る。歌詞については、基本的にほぼ全てがトムによって作詞・推敲される。[19]
アートワーク

グラフィック・アーティストのスタンリー・ドンウッド (Stanley Donwood) は、『ザ・ベンズ』以降、レディオヘッドの全作品のアートワークを手がけている。彼はトム・ヨークの大学時代からの友人であり、トムの社会活動にも一緒に参加している。

基本的にアートワークはアルバムごとに一定のテーマが決められている。シングルのジャケットやツアーでのグッズなど、次のアルバムをリリースするまではそのテーマに沿ったものが作成される。

Slowly Downward 公式サイト

トム・ヨークもDr.Tchock名義でアートワークに参加している。

ディスコグラフィ詳細は「レディオヘッドの作品」を参照

シングルと各国ごとの収録曲内容等、更なる詳細は英語版Wikipediaのディスコグラフィを参照。
スタジオ・アルバム

パブロ・ハニー』 - Pablo Honey(1993年)UK22位(2×プラチナム)、US32位(プラチナム)

ザ・ベンズ』 - The Bends(1995年)UK4位(4×プラチナム)、US88位(プラチナム)

OK コンピューター』 - OK Computer(1997年)UK1位(5×プラチナム)、US21位(2×プラチナム)

キッド A』 - Kid A(2000年)UK1位(プラチナム)、US1位(プラチナム)

アムニージアック』 - Amnesiac(2001年)UK1位(プラチナム)、US2位(ゴールド)

ヘイル・トゥ・ザ・シーフ』 - Hail To The Thief(2003年)UK1位(プラチナム)、US3位(ゴールド)

イン・レインボウズ』 - In Rainbows(2007年)UK1位(プラチナム)、US1位(ゴールド)

ザ・キング・オブ・リムズ』 - The King Of Limbs(2011年)UK7位(ゴールド)、US3位

ア・ムーン・シェイプト・プール』 - A Moon Shaped Pool(2016年)UK1位(ゴールド)、US3位(ゴールド)

コンピレーション・アルバム

ザ・ベスト・オブ』 - Radiohead: The Best Of(2008年)


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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