レディオヘッド
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2011年春、2013年夏、2015年夏と断続的にスタジオ入りが報じられており[5][6]、ジョニーはインタビューで新作には未発表曲の「Lift」が収録される予定だと答えている[7]

2015年、映画『007 スペクター』の主題歌候補として「スペクター」を歌うが、最終選考でサム・スミスに敗れた[8]

2016年に9thアルバム『ア・ムーン・シェイプト・プール』が発表されたが、上記の「Lift」は収録されなかった。

2019年には、ロックの殿堂入りを果たした[9]
彼らの音楽的な影響

レディオヘッドのメンバーは、ジョイ・ディヴィジョンマガジンスージー・アンド・ザ・バンシーズ[10] [11] [12]U2といったポストパンクや、ピクシーズR.E.M.ソニック・ユースといったオルタナティヴ・ロックに早くから影響を受けてきた。また、トムは小学生の頃にはクイーンなどを好み、エルヴィス・コステロなども聴いていた。[13][14][15]1990年代半ばにはマッシヴ・アタックDJシャドウなどのエレクトロヒップホップからの影響をうかがわせ、それらは『OK コンピューター』に顕著である。[16]他に『OK コンピューター』にはマイルス・デイヴィスエンニオ・モリコーネなどや、ビートルズビーチ・ボーイズピンク・フロイドなどからの参照が見受けられ、メンバーもそれを公言している。[13][17]

キッド A』で、メンバーはグリッチやアンビエントなどのエレクトロニカの手法に関心を見せ、ワープ・レコーズオウテカエイフェックス・ツインといったアーティストの音楽性に接近していった。またそれ以降、モダン・ジャズアリス・コルトレーンやマイルス・ディヴィス、チャールズ・ミンガスアート・ブレイキーなども好んで参照し、カンノイ!クラフトワークなどのクラウトロックの影響も顕著である。特にジョニーはいわゆる現代音楽や、オリヴィエ・メシアンクシシュトフ・ペンデレツキ などの独特の方法論を持った音楽家からの影響も大きい。[18]

レディオヘッドの楽曲は、基本的に作詞/作曲のクレジットがメンバー全員(Radiohead)となっている。これは、曲の大枠やデモの多くを作るのはトムだが、そこからさらに議論を重ねてそこに肉付けしたり、逆に削ったりすることで楽曲の元を作っているからである。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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