レジェンズ_甦る竜王伝説
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また、家族を思う気持ちは強く、母ヨウコの目が届かないところへレジェンズを追いやろうとする、頑固な一面がある。綺麗な女性が好きだが、メグには頭が上がらない。父親から貰った白いタリスポッドでシロンをリボーンできるようになる。それをきっかけにBB、JJ達から狙われるようになった彼だが、シロンに守られることでピンチを潜りぬけてゆく。サーガとしての力は強く、本編中でも風を無意識に操る描写が随所に見られる。シロンの扱いは荒いが、徐々に彼とは強い絆で結ばれることになる。レジェンズクラブの部長。最終回でレジェンズウォーが終結してシロンたちと別れた後はレジェンズに関する全ての記憶を消され、元の平穏な日常生活を送るようになる。
メグ・スプリンクル
声 - 那須めぐみシュウの幼なじみで、クラスメートの少女。水のサーガ。基本的に明るく朗らかで、優しく責任感のある性格だが、あまりに急速な状況変化には対応できず、パニックに陥ってしまうことがある。気が強く少々短気な所もあり、特にシュウに対しては手厳しく、シュウのとぼけた言動に対して『メグチョップ』なる強烈なチョップを繰り出して突っ込みを入れるのがお約束。幼少期は内気で友達も少なく部屋に閉じこもりがちだったが、シュウやマックとの出会いから徐々に明るい性格に変わっていった。写真を撮るのが好きで、コンパクトカメラを首から下げて持ち歩くことが多い。物語の中盤から本格的に戦いに巻き込まれた彼女はレジェンズに対して強い嫌悪感を抱くようになる(ただし、何度も危機を救ってくれたシロンは例外)。しかし、ビッグフット・ズオウの自分への純粋な気持ちに心を動かされ、徐々にレジェンズの存在を受け入れるようになる。レジェンズクラブのウサギ飼育委員[1]。最終回でレジェンズウォー終結後、消えゆくズオウからレジェンズの記憶が消える事を示唆されるが、メグ自身は「絶対に忘れない」と抵抗して涙を流す。しかし結局はレジェンズに関する全ての記憶を消され、何事もなかったように日常生活を送るようになる。その後は同じく記憶が消されたねずっちょ状態のシロンを道端で見つける。
マイク・マクフィールド / マック
声 - 鈴木真仁シュウとメグの幼なじみでクラスメート。土のサーガ。体重が100kgを超える巨体の少年。おっとりした心優しい性格で、シュウには厚い信頼を置いている。常にハンバーガーを手に持つほどハンバーガーが大好き。美食家らしく、寿司を始めとするおいしい料理のことは何でも知っている。嫌いな食べ物はチキン、ただしチキンバーガーは好き。語尾に「?なんだな」とつける口癖があるが、食べ物のことになると口調が変わることがある。物語の中盤から敵レジェンズに目をつけられるようになる。精神的な苦痛によって窮地に立たされた彼は、自らの身体を媒体として、内に封印されていたグリフィン・ガリオンを強制的にリボーンさせられる。ガリオンをリボーンするたび力を制御できず暴走していたが、シロンとグリードーの体をはった説得によってマックとガリオンは分離、和解し、以降は自らの意思でガリオンをリボーンできるようになった。常にのんびりしている彼だが、時々予言めいたことを話したり、敵が来たときにレジェンズと同様の感覚で危険を察知したりするなどの特殊な能力を持っていた。これは体内にガリオンが封印されていたのが原因と思われ、ガリオンと分離した後は、予言めいた言葉を口にすることはなくなった[2]。最終回でレジェンズウォーが終結してガリオンたちと別れた後はレジェンズに関する全ての記憶を消され、元の平穏な日常生活を送るようになる。レジェンズクラブの美化委員。
ディーノ・スパークス
声 - 南央美ブルックリン2小に通う少年。火のサーガ。父親は大企業DMC(ダックマインドカンパニー)の社長で、自宅はメイドを大勢雇う豪邸。秀才でスポーツ万能、自校だけでなく他校の生徒にも人気があり、普段は落ち着いた振る舞いをするが、内心は「自分は何もできないつまらない人間だ」と自虐的であり、寂しがり屋で繊細。他人の真似事でお金を稼ぐ父親に対する葛藤や強い劣等感を抱いていたが、パートナーのグリードー、友人になったマックと触れ合うことで、少しずつ心を開いてゆく。また、父親との和解と幼い頃に出て行った母親との再会を通じて自らの心を成長させ、終盤では頼もしい面を見せるようになる。シュウ達とBB&JJのいざこざに巻き込まれたことをきっかけとし、ブレイズドラゴン(グリードー)をリボーンできる能力を手に入れる。序盤ではグリードーをリボーンするたびに力を吸い取られ、体力を激しく消耗する。中盤以降はサーガとしての力が強くなったのか、消耗の度合いが減るようになる。4人のサーガの中で唯一、通常の形態のタリスポッドを持っていない。グリードーも通常のソウルドール姿にはならないため、グリードーをリボーンする時には、ディーノが胸に差している赤いバラの花が火のタリスポッドへ変化するという、特殊な経過をたどる。シュウに「キザ山キザ夫」とあだ名をつけられ、そう呼ばれるたびに「ディーノだ」と訂正する[3]。最終回でレジェンズウォーが終結してグリードーたちと別れた後はレジェンズに関する全ての記憶を消された。レジェンズクラブの風紀委員。
サルバ
声 - 清水香里過去のレジェンズウォーにおいて、グリードーのパートナーを務めた火のサーガ。淡い青い髪をした少年。キルビートによって殺害され、グリードーの心に深い傷を残す。
その他の人物
ハルカ・ヘップバーン
声 -
渕崎ゆり子レジェンズに強い憧れを抱く女性。年齢は25歳。UCLA出身。愛車はハーレーダビッドソンのバイク。ウェーブがかかった長い金髪が特徴で、自他共に認めるスタイル抜群の美人(ユル曰く、出会った頃の母・ラドにそっくりとの事)。熱烈なレジェンズの追っかけ。シュウがレジェンズの力と関わりがあると睨み、アルバイトとしてシュウのクラスの担任教師になった。ねずみ、特に白いねずみが大の苦手で、ねずっちょ姿のシロンを見ると恐怖で部屋中を走り回る。序盤ではレジェンズの体の一部(羽など)を収集して狂喜したり、授業を放棄して職員室のパソコンでレジェンズの情報収集に勤しむなど、周囲を省みない言動が多い。エレメンタルレギオンの出来事をきっかけに、レジェンズの本来の恐ろしさと、子供たちが関わっている事実を知ることになり、子供たちを守ると決意し、シロンにも「もう子供たちを巻き込まない」と約束させる。だが、そのシロンが再びシュウといる所を目撃してしまい、裏切られたと思い込んで以降はレジェンズを敵視するようになる。後半からは子供たちとレジェンズを引き離すべく、DWCに身を寄せランシーンと手を組んで、シロンたちを倒そうと暗躍していた。しかし、父ユルと再会し、母ラドさえも犠牲にしてまでレジェンズを根絶やしにしようとする父の狂気にショックを受け、苦悩ののちに考えを改める。普段は白いライダースーツの美女の姿にメガネをかけた地味な教師姿へと使い分けているが、後半からは長いマントの下に大胆な黒のボンデージ風の衣装を身に付け、改心後はOL風のブラウスとスカートに着替えるなど、服装の移り変わりが激しい。高校時代は名門の寄宿制女子高で、ずっと寄宿舎での生活だった。また、シロンとのデート時には堂々とこの高校時代の制服を着てきた。
BB
声 - 天野由梨DWC(ダークウィズカンパニー)の社員。地位は部長。スーツからほぼ胸がさらけ出された大胆な格好。シュウの白いタリスポットを奪い取る任務を社長から受け、紫色のタリスポットを使ってDWC保有のソウルドールからレジェンズをリボーンしては、シュウ達の元へ差し向けていた。中盤以降、DWCの仕事に疑問を感じ退社、後にDDC(ダックダックトイズ)に入社。43話からはJJと共に、黒水晶レジェンズをカムバックするなど、大きい活躍を見せる。JJの上司であるが、あまり責任感がない。シュウに「おばっちょ」と言われると怒る(それが原因で化粧がはげる事がある)。DWCに入社する前は騎馬警官だった。46話で本名はバニー・ブルックマイヤーだと言う事が判明した。
J1 & J2(二人でJJ)
声 - 竹本英史&前田剛BBの補佐役。J1は背が高く、J2は背が低くて太め。常にサングラスをしていて、作中で裸眼を見せることは一度もない。初めはBBに呆れ「ダメ上司」「ヘッポコ上司」などと言っていたが、中盤からのある出来事から、BBの想いに共感し、次第に尊敬の念を見せ始める。46話で二人とも本名はジャック・ジョンソンと言う事が判明した。DWCに入社する以前は建設作業員だった。
サスケ・マツタニ
声 - 澤田博幸シュウの父親。DWCの商品開発部に勤める。シュウと似た髪形をしている。寿司が大好き。番組中盤ではシュウがシロンをリボーンできることを知ったが、妻のヨウコには黙っておいた。商品開発に夢中になっている時は子供のように無邪気な姿も見せるものの、いざというときは頼りになり、家族を第一に思っている。ディーノの父(ブルーノ)と協力してタリスダムを造る。
ヨウコ・マツタニ
声 - 天野由梨シュウの母親。優しくおっとりした性格。料理が上手で、毎日夜には次の日の夕食を考えているが、あまりに真剣に考えるため、シュウやサスケには悩み事があるように見えてしまうことも。シュウの配慮もあって当初は穏やな日々を過ごしていたが、後半にてレジェンズとの争いに巻き込まれ、シュウを庇って黒水晶に取り込まれてしまうが、ジャバウォックが倒されたと同時に解放された。初めてのサスケとのデートは日本の花火大会だった。
ブルーノ・スパークス
声 - 石井康嗣ディーノの父。生まれはミネソタだが、ハイスクール卒業と同時にニューヨークに住むようになる。DWC(ダークウィズカンパニー)をまねてDMC(ダックマインドカンパニー)という会社を作り、他の売れている玩具をまねた商品を作って儲けていた。中盤から息子のディーノと対立そして和解することで自分の間違いに気付き、DMCを売って、新会社ダックタックトイズを設立する。ダックタックトイズには、DWCを退社した後のBBとJJが入社することになる。その後は、シュウの父(サスケ)と協力しタリスダムを造ったり、「自分たち(親)だけにしかできないことをやろう」とサーガである子供たちの親たちに呼びかけた。
メリッサ・スパークス
声 - 安原麗子ディーノの母。結婚前はパン屋の娘。若い頃貧しかったブルーノに些細な気遣いをしたのをキッカケに恋に落ちて結婚するも、裕福になったと引き換えに多忙な毎日を送って自分達を構わなくなった夫(ブルーノ)への寂しさを抑えきれずに、ディーノの幼少期の頃に幼い息子を置いて家を出て行ってしまった。物語の中盤で家に戻ってくるが、美しく痩せていた名残はどこにもなく、かなり大きく太った体になっていたものの、同時に些細なことで悩まない豪快で前向きな性格になっていた。後半ではブルーノとメリッサの夫婦仲を確認させる描写が多数見られる。得意なことは料理。好きな花はバラ
ユル・ヘップバーン
声 - 江原正士DWC(ダークウィズカンパニー)のCEO。ハルカの父ですべての事件の首謀者。娘のハルカを溺愛している。大好物はアイスクリームと妻手作りのカニサンド。考古学者で、レジェンズのことについて研究していたが、ランシーンを復活させた際、ランシーンの危険思想に直接触れることによって、レジェンズの危険性を感じるようになり、娘を守りたいという思いが高じるあまりにレジェンズを根絶やしにしてしまおうと考えた彼は、闇のレジェンズ、ジャバウォックを呼び覚まそうとした。ジャバウォックの影響からか、彼の思想は自己中心かつ危険極まりない物へと変化していく。自分の妻をジャバウォックの心臓に取り込ませ、黒水晶レジェンズを世界に放ち、人々に恐怖の念を抱かせた[4]。闇のサーガとなった彼は、自分の邪魔をする者は守るべきはずの娘ハルカでも容赦しないようになる。滅びの道を歩んでいた彼だが、最終的には自分の間違いに気づき、妻と娘を犠牲にしようとした事を激しく悔やみジャバウォックをカムバックしようとする。結果的に彼はジャバウォックの力を弱めることに貢献し、ジャバウォックの体内から娘と妻を救出してくれたシュウとシロンに感謝の意を示した。
ラド・ヘップバーン
声 - 岩男潤子ハルカの母。娘のハルカと同じ、金髪に紫色の瞳をした美人。レジェンズ好きな娘の為にレジェンズの形をしたケーキを作ったりレジェンズのアップリケを縫ったり寝る前にレジェンズの話を聞かせるなど優しい女性。偶然本物のレジェンズ(ランシーン)を見て恐怖心を抱き、それに目をつけたジャバウォックを復活させようとする夫により娘を守るという事を口実にジャバウォックのソウルドールを寄生させられてその身を投じ、恐怖の心と体の養分をジャバウォックの復活の為の糧にされていた。ジャバウォックの体内(心臓)に取り込まれ、命も飲み込まれつつあったが、ハルカ、ランシーン、シロン、シュウの奮闘により救い出される。長年ジャバウォックに取り込まれていたせいか、容姿はとても若々しい。
エド
声 - 内藤玲火のサーガと呼ばれていたDWCの社員。ディーノが火のサーガであることが発覚するとDWCをクビになってしまい、以後ファイヤードジャイアントとともに旅に出る。後半で再登場し、ダンディ達の危機を救ったあとファイヤードジャイアントとの絆を見せる。また、レジェンズ達が野生化した時にはファイヤードジャイアントを怒鳴りつけ、彼を救った。少々気の弱い性格。DWC社製のタリスポッドを持つが、BBのようにどんなレジェンズでもリボーン・カムバックができるのかは不明。
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