レゴ
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2009年9月にはBBCのテレビ番組『James May's Toy Stories』において、約330万個のレゴブロックを使って一軒家を建設し、番組の司会者であるジェームズ・メイがその家で数日間生活するという企画を行ったことがある[16]。番組ではこの家の買い手を募集したが購入希望者は現れず、結局9月下旬には家は取り壊され、使用されたレゴブロックはチャリティーオークションにかけられた[17]
レゴランド (テーマパーク)詳細は「レゴランド」を参照

レゴランドはレゴのテーマパークで、デンマークイギリス日本など世界の数箇所にある。世界の有名なランドマークをレゴブロックで再現した巨大モデルがなど展示されているほか、さまざまなアミューズメント施設を備える。

レゴランド・ディスカバリー・センター」はレゴランドより小規模な屋内型アトラクション施設。
レゴビルダー
モデルビルダー

レゴ社の社員として、イベントの展示作品を作るとともに、子供向けの制作教室を開いている[18]。レゴ社の各国法人が募集し、テストの結果レゴ社本社より認定される。日本では2002年にレゴジャパンの直江和由が認定されたのが第1号である[18]
マスターモデルビルダー

レゴランド・ディスカバリー・センターごとに1名だけ配属され、施設内で開催するワークショップの運営、モデル考案、制作を行うとともに、イベント用の大きな作品の制作を行っている[19]。コンテストで選ばれ、各レゴランド・ディスカバリー・センターの運営元の社員となる[19]。日本では「レゴランド・ディスカバリー・センター東京」に所属する大澤よしひろが最初[19]。「レゴランド・ディスカバリー・センター大阪」のマスターモデルビルダーとなったなかやまかんなは、世界で13人目、世界初の女性である[20]
レゴ認定プロビルダー

レゴブロックの名前とブロックを使ってビジネスをすることをレゴ本社が承認する制度。認定プロビルダーは、レゴブロックを使った制作や啓蒙などさまざまなビジネスを行っている。レゴの製品開発の支援を取ることもある[6]。レゴの専任担当者が情報を集めて候補者に直接コンタクトを取り、手続を経たうえで認定される。プロビルダーはレゴ社の所属ではない社外の人間であるが、レゴの担当者と直接連絡を取ることができ、レゴを使ったアイデアの相談なども行える。日本では2011年に三井淳平が初めて選ばれた。
LEGOフォートナイト

2023年12月3日、レゴ社はアメリカのゲーム会社Epic Gamesとパートナーシップを締結し、同社のゲーム『フォートナイト』でプレイできる新たなゲームモードとして『LEGOフォートナイト[21]』をリリースすることを発表し、同年12月7日に正式にリリースされた[22]。キャッチコピーは「キミの冒険をはじめよう!」。

バトルロイヤルモードの島(約2km四方)約20個分の広大なフィールドを舞台に、クラフトアイテムや食料などを集めたり、野生生物と戦ったり、建物を建てたりして自分だけの世界を作ることができる[23]。レゴ社は公式サイトにて本モードを「究極のサバイバルクラフトアドベンチャー」と紹介している[24]。登場するフォートナイトのキャラクターは全てミニフィグをモチーフにした「LEGOスタイル」にアレンジされており、今後のアップデートで更なるLEGOスタイルが追加されていく予定。また、マルチプレイにも対応しており、最大7人の他のプレイヤーと一緒に冒険することができる。

本モードは、配信開始より国内外の様々なメディアから高い評価を得ている。Foebes JapanのPaul Tassiは、LEGOフォートナイトを「Minecraftに真正面から挑むものである」と述べており、ブランド力のあるフォートナイトとレゴのパートナーシップによるものであるからこそ、これほどの巨大タイトルに対抗できる勢いを生み出すことができると、本モードへの期待を示した[25]。また、本モードの人気が伸びず失敗してしまうケースについて「失敗すればとてつもない時間の無駄になるが、私はそうはならないと思う」とも述べている。さらに、Game Watchの畠中健太は、草木、影、火などの描写が非常に美しくリアルでありながら、キャラだけでなく牛や羊といった動物なども細部まで細かくレゴ化されており、フォートナイトの中に「レゴらしさ」を練り混ぜている点を高く評価した[26]
主な玩具商品
レゴ街(レゴシティ)シリーズ

1960年代から1980年代にかけ多数発売され、警察署・消防署やガソリンスタンドなど町の代表的な建物や乗り物など多数商品化された。
レゴトレイン詳細は「レゴ・トレインシリーズ」を参照


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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