レコードプレーヤー
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^ スロットレス DC モーターにはコギングトルクはないが、トルクむらがないわけではない。
^ かつての松下電器テクニクスは直接駆動方式レコードプレーヤーのモーターに、 SL-QL1 など僅かな例外を除き、ほとんどスロット付き DC モーターを用いていた。ただし 2016 年になって発売された SL-1200G シリーズではスロットレス DC モーターが採用されている。
^ これはカートリッジの機械的な取り付けについてであり、電気的な適合性、たとえばそのフォノイコライザに MC 型カートリッジを接続して使えるかどうかなどはまた別の話である。
^ 範囲は決まっているが一意に決まっていない。これは最初から規格があったのではなく、後からできたためである。
^ 同社のレコードプレーヤーテクニクス SL-10 と付属カートリッジ EPC-310MC で初めて使用された。
^ T4P 規格カートリッジにアダプターを付けて IEC/JIS 規格カートリッジとして使用することは原理的に可能で、実際にそのようなアダプターも存在するが、 IEC/JIS 規格のカートリッジを T4P 規格のカートリッジとして使用することは通常は不可能。
^ オーディオテクニカ「AT-30E」、パイオニア「PN-33MC」など。
^ DENON「DL-107B」など。
^ 中堅以上ではかつての主要メーカーで、倒産した「ナガオカ」のOB社員によって1990年に再設立された「ナガオカトレーディング」、オーディオテクニカデノンデノン コンシューマー マーケティング)などが存在する。オルトフォンなど、海外メーカー製品や中小の高級品メーカーの製品を含めればこの限りではない。
^ 製造は関連会社のナガオカ(本社・山形県東根市)で請け負っている。
^ NHK放送技術研究所とDENONの共同開発品。
^ audio-technica社製のMC型、MM(VM=PATのオリジナル発電方式)型など。
^日本精機宝石工業
^アーピス・ジャパン
^ 2000年代以降の新製品では、中級以上の機種で2チャンネル用として使用される例が若干ある。
^ カッター針の厚みがあるので音溝を切れる角度に制限がある。
^ 時定数 3180 μs (50 Hz), 318 μs (500 Hz), 75 μs (2122 Hz)。
^ 実はそうなっていないという説もあるが、たとえ現代の装置で他のイコライザー特性で再生する方が自然に聴こえるとしても、そのレコードがそのイコライザー特性で再生されることを前提に作られたとはいえない。もともと各イコライザー特性の差異はさほど大きくない上に、1960年代までのピックアップやオーディオ装置の特性は現代ほど平坦ではなく、当然ながら当時のレコードは当時の装置で当時の感覚で聴かれることを想定して作られているからである。また、たとえカッティング設備のイコライザー装置が旧来のものだったとしても、それで制作されたレコードのイコライザー特性が旧来のままとは限らない。イコライザー特性とは単なる周波数特性なので、カッティング設備のどこかに差分の補正回路を入れればイコライザー特性は変わってしまう。
^ IEC 60098 では RIAA イコライザー特性の時定数に加え、サブソニックを抑える目的で再生時に 7950 μs (20 Hz) の HPF を推奨していた。しかしこれは普及せずに終わった。
^ 繊細なピックアップ出力を長く引き回さずに済むので、業務用レコードプレーヤーではアナログレコード時代から普通だった形態である。
^ ピックアップの標準である MM 型カートリッジの出力電圧が低いためである。オーディオのアナログ信号による一般相互接続の基準動作レベルは 200 mVr.m.s. なのに対し、 MM 型カートリッジの基準動作レベルは 1 kHz において 2 mVr.m.s. 程度であり、約 1/100 (−40 dB) にすぎない。すなわちフォノイコライザの電圧感度は 1 kHz において一般のオーディオ入力の 100 倍 (+40 dB) 程度である。
^ 負荷抵抗もフォノイコライザの入力抵抗と接続ケーブルの絶縁抵抗が並列となるが、絶縁抵抗は 1 MΩ以上とれるため無視できる。これに対し負荷容量は接続ケーブルの容量が 100 pF 以上もあり、フォノイコライザの入力容量とあまり変わらないので無視できない。
^ 少数ながら MM 型カートリッジと同程度の出力電圧を有する MC 型カートリッジも存在し、それらは MM 型と同様に接続して使用できる。むしろ MM 型と同様に接続しなければならない。

出典^ a b c 藤本正熙、柴田憲男・村岡輝雄・武藤幸一・佐田無修 著、井上敏也 編『レコードとレコード・プレーヤー』ラジオ技術社、1979年。 
^ JIS S 8601「ディスクレコード」(日本産業標準調査会経済産業省)、JIS S 8516「スタイラス」(日本産業標準調査会経済産業省)、IEC PUB 98
^ 海老沢徹『フォノ・カートリッジ大全』アイエー出版、東京、29頁。 

参考文献.mw-parser-output .refbegin{margin-bottom:0.5em}.mw-parser-output .refbegin-hanging-indents>ul{margin-left:0}.mw-parser-output .refbegin-hanging-indents>ul>li{margin-left:0;padding-left:3.2em;text-indent:-3.2em}.mw-parser-output .refbegin-hanging-indents ul,.mw-parser-output .refbegin-hanging-indents ul li{list-style:none}@media(max-width:720px){.mw-parser-output .refbegin-hanging-indents>ul>li{padding-left:1.6em;text-indent:-1.6em}}.mw-parser-output .refbegin-100{font-size:100%}.mw-parser-output .refbegin-columns{margin-top:0.3em}.mw-parser-output .refbegin-columns ul{margin-top:0}.mw-parser-output .refbegin-columns li{page-break-inside:avoid;break-inside:avoid-column}

『やさしいレコードプレヤーの組立方』 ラジオ電化新聞社
1950年

榎並利三郎 著 『電氣蓄音機の作り方』 オーム社 1951年

藤田不二・高城重躬 著 『LP事典』 鱒書房 1953年

オーム社 編 『LP電蓄製作入門』 オーム社 1960年

岡原勝 著 『ステレオ再生の基礎』 ラジオ技術社 1962年

電子展望 編 『最新ピックアップ・カートリッジ・ハンドブック』 誠文堂新光社 1970年

山本武夫 著 『レコードプレーヤ』 NHK出版 1971年

朝倉昭 “レコードプレーヤのまとめ方(カートリッジ、トーンアーム、ターン・テーブルの解説)” 『ステレオ・マニア製作読本』《初歩のラジオ別冊》 誠文堂新光社 1972年

山川正光 著『オーディオ製作(2) レコードプレーヤ スピーカ編』 オーム社 1974年

井上敏也 監修 編『プレーヤー・システムとその活きた使い方』誠文堂新光社、1977年。 .mw-parser-output cite.citation{font-style:inherit;word-wrap:break-word}.mw-parser-output .citation q{quotes:"\"""\"""'""'"}.mw-parser-output .citation.cs-ja1 q,.mw-parser-output .citation.cs-ja2 q{quotes:"「""」""『""』"}.mw-parser-output .citation:target{background-color:rgba(0,127,255,0.133)}.mw-parser-output .id-lock-free a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-free a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/6/65/Lock-green.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .id-lock-limited a,.mw-parser-output .id-lock-registration a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-limited a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-registration a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/d/d6/Lock-gray-alt-2.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .id-lock-subscription a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-subscription a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/a/aa/Lock-red-alt-2.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .cs1-ws-icon a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/4/4c/Wikisource-logo.svg")right 0.1em center/12px no-repeat}.mw-parser-output .cs1-code{color:inherit;background:inherit;border:none;padding:inherit}.mw-parser-output .cs1-hidden-error{display:none;color:#d33}.mw-parser-output .cs1-visible-error{color:#d33}.mw-parser-output .cs1-maint{display:none;color:#3a3;margin-left:0.3em}.mw-parser-output .cs1-format{font-size:95%}.mw-parser-output .cs1-kern-left{padding-left:0.2em}.mw-parser-output .cs1-kern-right{padding-right:0.2em}.mw-parser-output .citation .mw-selflink{font-weight:inherit}NCID BN11218807。 

長島達夫 著 季刊ステレオサウンド別冊 HIGH-TECHNIC SERIES 2 『図説・MC型カートリッジの研究』 1978年

岡原勝・中島平太郎・朝倉昭 共著『オーディオハンドブック』 オーム社 1978年

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