レオン・スピンクス
[Wikipedia|▼Menu]
□記事を途中から表示しています
[最初から表示]

1976年、モントリオールオリンピックにライトヘビー級(81kg)で出場し金メダルを獲得[1]
プロ時代

1977年1月15日、プロデビュー。

1978年2月15日、8戦目でモハメド・アリに判定勝ちし、WBAWBC世界ヘビー級王座を獲得。その後、初防衛戦をアリと行いたいという理由から、WBCの指名試合・ケン・ノートンを拒否し、WBCの王座を剥奪された。

1978年4月、コカイン所持で逮捕[2]

1978年9月15日、9戦目。ダイレクトリマッチでモハメド・アリと対戦し、15回判定負け。WBA世界ヘビー級王座から陥落した。1戦目で受け取ったファイトマネーは125,000ドルだったが、この試合では350万ドルを受け取った[3]

1981年6月12日、ラリー・ホームズの持つWBC世界ヘビー級王座に挑戦するが、3ラウンドTKO負け。

1986年3月22日、ドワイト・ムハマド・カウィの持つWBA世界クルーザー級王座に挑戦するが、6ラウンドTKO負け。

1986年10月9日、日本の両国国技館において、アントニオ猪木異種格闘技戦を行い、体固めでフォール負け。

1987年4月28日、名古屋(愛知県体育館)でIBF中部日本協会設立3周年を記念した興行でスピンクスはWBC全米大陸ヘビー級王座(第5代)の初防衛戦(12R)を行い、ジェフ・ジョーダン・同級8位(米国)を2-1の判定で下し初防衛に成功した[4]

以降たびたび来日して、プロレス団体FMWのシリーズに参加。ヒールであるシーク軍団の一員としてシリーズ参戦しタイトル戦ではターザン後藤を破りシングル王者を獲得。金網デスマッチなども経験し、大仁田厚らと戦った。タッグマッチでは合体技も披露、ドクター・ルーサーとのタッグではスピンクスのパンチ+ルーサーのバックドロップなどプロレスに順応した。アメリカでも、後に世界格闘技連合W★ING旗揚げシリーズに参戦するグレート・ウォージョと2度、異種格闘技戦を行い、2度とも反則負けを喫した。

1991年11月15日、約3年半ぶりにボクシングの試合に復帰し勝利を収める。

1995年12月4日の試合を最後にボクシングを引退した。
引退後

日本でのプロレス活動を終え、帰国後に離婚と破産を経験。一時はホームレスとなりホームレス緊急一時宿泊施設に身を寄せていた。その後各地を転々とし、レストランのボーイやボクシングジムのトレーナー、掃除夫や荷物の積み下ろしなど様々な職で生計を立てていたが、ボクサー時代のダメージからと推定される認知症を発症した[2][3]

2011年10月9日、ラスベガスでブレンダ・グル・スピンクスと結婚[5]

2014年10月、腹部の手術で入院した[3]

晩年は前立腺がんなどを患い、闘病していたが、2021年2月5日、ラスベガスで死去[6][7]。67歳没。
脚注^ “ ⇒21.Olympic Games - Montreal, Canada - July 18-31 1976”. Amateur.Boxing.Strefa.pl. 2014年8月1日閲覧。
^ a b “ ⇒Leon Spinks is down, not out”. SFGate.com (2005年12月25日). 2013年6月6日閲覧。
^ a b c “ ⇒Column: Spinks fighting a different battle”. AP (2014年10月14日). 2014年10月16日閲覧。
^ 中日新聞・1987年4月29日付け(20面)、中日スポーツ・1987年3月24日付け(7面)、同年4月25日付け(9面)、同年4月29日付け(5面)
^ “Leon Spinks, 67-Years-Old, Passes Away After Long Battle With Cancer”. Boxing Scene.com (2021年2月6日). 2021年2月9日閲覧。
^ レオン・スピンクスさん死去 アリからヘビー級王座奪取―ボクシング - 時事ドットコム 2021年2月7日
^ “Leon Spinks, boxing champion known for defeating Muhammad Ali, dies in Las Vegas”. News 3 Las Vegas (2020年2月7日). 2021年2月9日閲覧。

関連項目

男子ボクサー一覧

オリンピックのボクシング競技・メダリスト一覧

世界ボクシング協会(WBA)世界王者一覧

世界ボクシング評議会(WBC)世界王者一覧

統一世界王者

外部リンク



レオン・スピンクスの戦績
- BoxRec(英語)

前王者
モハメド・アリWBA世界ヘビー級王者

1978年2月15日 - 1978年9月15日次王者
モハメド・アリ

前王者
モハメド・アリWBC世界ヘビー級王者

1978年2月15日 - 1978年3月29日(剥奪)空位
次タイトル獲得者
ケン・ノートン










ボクシング競技オリンピック金メダリスト – ライトヘビー級

1920: エディー・イーガン • 1924: ハリー・ミッチェル • 1928: ビクトル・アベンダーニョ • 1932: デービッド・カルステンス • 1936: ロジェ・ミシェロ • 1948: ジョージ・ハンター • 1952: ノーベル・リー • 1956: ジェームス・ボイド • 1960: カシアス・クレイ • 1964: コシモ・ピント • 1968: ダナス・ポズニアカス • 1972: メート・パルロフ • 1976: レオン・スピンクス • 1980: スロボタン・カッチャー • 1984: アントン・ヨシポヴィッチ • 1988: アンドリュー・メイナード • 1992: トルステン・マイ • 1996: ワシリー・ジロフ • 2000: アレクサンドル・レブジアク • 2004: アンドレ・ウォード • 2008: 張小平 • 2012: エゴー・メコンチェフ2016: フリオ・セサール・ラ・クルス2020: アルレン・ロペス

典拠管理データベース
全般


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:19 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef