おもにバレエの練習着、ダンサー・パフォーマーの衣装、器械体操、新体操、エアロビクスダンス、トランポリン、フィギュアスケート、バトントワリングなどの競技衣装である。また、レースクイーンなども着用したり、陸上競技や重量挙げ、レスリング、ボート競技、トライアスロン、バレーボール、タッチラグビーなどのスポーツにおけるユニフォームとして採用することもある。
新体操やフィギュアスケートなど競技というより演技色が強い種目の大会用になると、チームで統一されたデザインや、豪華な装飾を施した物が用いられ、演技者自身も派手なメイクを施すことが多い。レオタードに素足か、ダンスシューズ・タイツなどを着用するかはそれぞれの種目によって異なる。
レオタードと水着ではデザインや表の生地では似通った要素が多いが、レオタードでは水に濡れた時の着心地や生地色が考慮されていないことが大きい。中には素材や縫製の強度や裏地がそれぞれの目的にあったものになっているかどうかを確認することで容易に見分けがつく。 体操、エアロビクスをはじめ、ダンス、体操競技以外でも、様々な理由で着用することもある。 壱岐島の東部・八幡(やはた)地区では、乱獲防止の為ウェットスーツの着用を禁止しているため、『レオタード漁』という潜水作業が行われている。その際、海女はレオタード姿で海に潜る。頭には白の磯頭巾ではなく、スイムキャップフードを被り、スイムマスクを装着して潜っている[5]。
素材・形状が望まれています。
素材
生地、素材はバレエの練習ではいまだにコットン素材ベースのレオタードが主流であるが、晴れ舞台となる大会や競技ではより高級感のある美しい艶をもったスパンデックス素材、2wayトリコット(ツーウェイトリコット)やスムースベロアなどで作られたレオタードが使われることが多く、よりデザイン性を追求したものでは更にグリタープリント(箔加工)、メタリックエラスティン(箔加工)、グリターエラスティン(箔加工)、ラインストーン、エラスティックネットなどが施された華美なレオタードが着用される。
腕
長袖、七分袖、五分袖、半袖、ノースリーブ、ベアショルダー、フレンチ、フリル袖などなど。
襟
スコープネック、タックチェンジ、Vネック、胸Vギャザーネック、胸タックネック、胸ピンチネック、胸絞り、スクエアーネック、ハーフネック、ハイネックなど。
脚刳り(あしぐり)のライン
ローレグ、ハイレグ、ノーマルなど。
体
ワンピース、スカート付き(フィギュアスケート用のみ「フリル」と呼ばれる)ワンピース、セパレーツ(ノースリーブのトップスとスパッツなどの組み合わせ)、ユニタード(レオタードとスパッツを一体化した物)、ジムシャツ(男性用で体操競技(器械体操)用の物)、ブラタード(社交ダンスなどに用いられる。踊っている間にブラウスの裾がずり上がらないように、下部がレオタードと同様につながっている)など。一部のジムシャツやブラタードでは股部分をボタン止めにより開閉でき、着脱がしやすい物もある。
装飾要素
ベルト、シュシュ、ラインストーン、スパンコール、フリンジ(英語版)など。
付随品が望まれています。
ハーフシューズハーフシューズの体操選手
主に新体操で履く、爪先だけのシューズ。爪先だけを覆い、甲とかかとの上にゴムをかけて留める。
ジムシューズジムシューズで運動する人々
はっ水性、通気性、耐久性に優れた人工皮革で作られた体操シューズ。ジュニアから競技者まで、幅広く利用されている。
専用下着
レオタード着用時の下着(インナーウェア)
トップスインナーとしてファンデーショントップ・ブラトップ・バレエブラなどがあり、レオタードに胸ポチが生じる場合に着用する。トップスインナーを着用してもレオタードに胸ポチが生じる場合はバストカップ・バストパッドなどをレオタードまたはトップスインナーに取り付けて胸ポチを防ぐ。
ボトムスインナー(パンツ)としてはレオタードショーツなどがある。
トップス・ボトムスが一体となった、ボディスーツ型のファンデーションもある。それぞれ大人用と女児(ジュニア・子供など)用がある。男性用にはボトムスとして、ダンスベルトなどがある。
専用下着の上にレオタードを着用するのが一般的である。ただし、最低限の下着機能が初めから一体化している、下着不要のレオタードもある
タイツ
より美しいレッグラインを魅せるのにレオタードの下に着用。
主にストレッチタイツ、ダンスタイツ、ダンシングタイツなど、生成色やベージュ、ハニーベージュ、肌色、ライトブラウンなどの明るい色に光沢感、艶感のあるグロス系が使用されることが多い。
シュシュ詳細は「シュシュ」を参照
ソックス
エアロビクスで運動靴と共に使用。
詳細は「靴下」を参照
運動靴
ソックス同様、エアロビクスで使用。
詳細は「運動靴」を参照
ダンス、体操競技以外の着用
水着としての使用例
脚注[脚注の使い方]^ “独体操選手、全身スーツでの演技に注目「重要なシグナル」”
^ a b 安田聡子 (2021年4月23日). “性的な対象として扱われることに抗議。女性体操選手が足を覆うボディスーツで競技”. ハフポスト (ザ・ハフィントン・ポスト・ジャパン). https://www.huffingtonpost.jp/entry/sarah-voss_jp_60823987e4b0dff254040cf1
^ “【体操】性的写真問題に新対策 ドイツ選手がボディースーツ着用「快適に過ごせる」”. 東スポWeb (東京スポーツ). (2021年4月25日). https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/40130 2021年4月24日閲覧。
^ “レオタードをやめたドイツ体操女子、新作ユニタードが話題に「めちゃくちゃオシャレ」【東京五輪名珍場面】”. THE ANSWER(ジ・アンサー). 株式会社Creative2 (2021年8月12日). 2022年5月29日閲覧。
^ ⇒#15 君知るや、海女の息吹きを - 長崎県 壱岐島 レオタード漁
関連項目.mw-parser-output .side-box{margin:4px 0;box-sizing:border-box;border:1px solid #aaa;font-size:88%;line-height:1.25em;background-color:#f9f9f9;display:flow-root}.mw-parser-output .side-box-abovebelow,.mw-parser-output .side-box-text{padding:0.25em 0.9em}.mw-parser-output .side-box-image{padding:2px 0 2px 0.9em;text-align:center}.mw-parser-output .side-box-imageright{padding:2px 0.9em 2px 0;text-align:center}@media(min-width:500px){.mw-parser-output .side-box-flex{display:flex;align-items:center}.mw-parser-output .side-box-text{flex:1}}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .side-box{width:238px}.mw-parser-output .side-box-right{clear:right;float:right;margin-left:1em}.mw-parser-output .side-box-left{margin-right:1em}}ウィキメディア・コモンズには、レオタードに関連するカテゴリがあります。
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