レイランド数
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これは2011年1月から2011年4月までに楕円曲線の素数証明により素数であると証明された最大の数であった[3]。2012年12月、311063 + 633110 (5596桁) と 86562929 + 29298656 (30008桁) の2つの数字が素数であることが証明され、後者は以前の記録を上回った[4]。3147389 + 9314738 などの巨大な素数候補は多くあるが[5]、巨大なレイランド数が素数であるかを証明するのは難しい。レイランドは自身のウェブサイトに次のように書いている。「最近ではこの形式の数は汎用性のある素数性証明プログラムの理想的なテストケースであることが分かった。これらは単純な代数的記述を持っているが、特定目的のアルゴリズムが使用できる明白な円分体的性質はない」

合成レイランド数を分解するためのXYYXFというプロジェクトがある[6].
第2種レイランド数

第2種レイランド数は以下のような形の数である。 x y − y x {\displaystyle x^{y}-y^{x}}

ただし x と y は 1 より大きい整数で、負の数を除く数を小さい順に並べると以下の通りである。0, 1, 7, 17, 28, 79, 118, 192, 399, 431, 513, 924, 1844, 1927, 2800, 3952, 6049, 7849, 8023, 13983, 16188, 18954, 32543, 58049, 61318, 61440, 65280, 130783, 162287, 175816, 255583, 261820, ... (オンライン整数列大辞典の数列 A045575)

第2種レイランド素数は第2種レイランド数でもあり素数でもある数。小さい順に並べると以下の通りである。7, 17, 79, 431, 58049, 130783, 162287, 523927, 2486784401, 6102977801, 8375575711, 13055867207, 83695120256591, 375700268413577, 2251799813682647, ... (オンライン整数列大辞典の数列 A123206)

素数候補については、Henri Lifchitz & Renaud Lifchitz, PRP Top Records search参照[7]
脚注^ Richard Crandall and Carl Pomerance (2005), Prime Numbers: A Computational Perspective, Springer 
^ “ ⇒Primes and Strong Pseudoprimes of the form xy + yx”. Paul Leyland. 2007年1月14日閲覧。
^ “ ⇒Elliptic Curve Primality Proof”. Chris Caldwell. 2011年4月3日閲覧。
^ “ ⇒Mihailescu's CIDE”. mersenneforum.org (2012年12月11日). 2012年12月26日閲覧。
^ Henri Lifchitz & Renaud Lifchitz, ⇒PRP Top Records search.
^ “ ⇒Factorizations of xy + yx for 1 < y < x < 151”. Andrey Kulsha. 2008年6月24日閲覧。
^ Henri Lifchitz & Renaud Lifchitz, ⇒PRP Top Records search

外部リンク

Leyland Numbers - Numberphile
- YouTube


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