レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン(英: Rage Against the Machine)は、アメリカ合衆国のロックバンド。 1990年にカリフォルニア州ロサンゼルスで結成された。英語圏ではRATM、日本においてはレイジという略称で呼ばれる。
「レッド・ツェッペリンとパブリック・エナミーの融合」と呼ばれる特徴的なサウンドと、マルコムX、チェ・ゲバラ、マーチン・ルーサー・キング・ジュニアなどから思想的影響を受けた政治メッセージを持つ歌詞が特徴。彼らのライヴにおいてはしばしばゲバラの肖像画が掲げられ、アンプの前などに星条旗が逆さまに吊るされた。また、ムミア・アブ=ジャマールの釈放を求めたり、無料の反戦コンサートを開いたりする[2]など、音楽の枠にとどまらず実際に政治活動も行っている。
2000年に解散したが、2007年に再結成を果たすも2011年のライブ以降は再び活動を休止状態となる。2020年3月?4月に再結成ライブを計5公演行う予定との情報が公式Instagramにより発表されたが、新型コロナウイルス感染症の流行により2021年6月に延期[3]。その後も幾度か新型コロナの影響で復活ライブの延期を余儀なくされていたが、2022年7月9日にアメリカ・ウィスコンシンで11年ぶりの復活ライブを行った[4]。 1991年、ザック・デ・ラ・ロッチャ(ボーカル)、トム・モレロ(ギター)、ティム・コマーフォード(ベース)、ブラッド・ウィルク(ドラム)の四人によって結成される。翌1992年に12曲入りのデモテープを制作し、約5000本を売る[5]。
来歴