ルートヴィヒ・マクシミリアン大学ミュンヘン
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第U学科 - ギリシャ・ラテン・ローマ・イタリア・スラブにおける哲学・言語・コミュニケーション

第V学科 - 英米文学


15 社会学部 (Sozialwissenschaftliche Fakultat)

ショル兄妹 (Geschwister-Scholl) 政治研究所 (GSI)

社会学科

コミュニケーション・メディア研究科


16 数学情報学統計学部 (Fakultat fur Mathematik, Informatik und Statistik)

数学学科

情報学科

統計学科


17 物理学部 (Fakultat fur Physik)

18 化学薬学部 (Fakultat fur Chemie und Pharmazie)

生化学科

化学科

薬学科(薬学研究センター)


19 生物学部 (Fakultat fur Biologie)

第T生物学

第U生物学


20 地球科学部 (Fakultat fur Geowissenschaften)

地理学科

地学・環境学科

公式のナンバリングでは06と14が欠番となっている。このうち06であった林学部 (Forstwissenschaftliche Fakultat) は1999年にミュンヘン工科大学に移転されており、14は13に併合された。工学系学部がないのは工学教育がミュンヘン工科大学で行われているからである。
大学附属研究所

Adolf-Butenandt-Institut

ArchaeoBioCenter

Arnold Sommerfeld Center for Theoretical Physics (ASC)

デジタルテクノロジー・マネジメントセンター (CDTM)

Center for Integrated Protein Science Munich (CIPSM)

ナノサイエンスセンター (CeNS)

応用政策研究センター (CAP)

情報・言語処理センター (CIS)

ミュンヘン遺伝子センター

バイエルン歴史研究所

Lasky Center for Transatlantic Studies

LMU Center for Leadership and People Management (CLPM)

LMU Entrepreneurship Center (LMU EC)

Meteorologisches Institut Munchen (MIM)

Munich Experimental Laboratory for Economic and Social Sciences (MELESSA)

Munich-Centre for Advanced Photonics (MAP)

ミュンヘン数理哲学センター (MCMP)

Nanosystems Initiative Munich

レイチェル・カーソン環境社会センター

施設

大学本館

ミュンヘン大学の本館(メインビルディング)はミュンヘン中心地の北側に位置し、すぐそばにはGeorgianum(神学校)、ルートヴィヒ教会、勝利の門 、バイエルン州立図書館がある。建物内部には多数の講堂、ゼミ教室、Audimax大講義室、大講堂、白バラ記念館、大学行政の一部がある。建物の前は、白バラ運動にちなみ「ショル兄妹広場」と名付けられ、地面には当該ビラのレプリカが見えるように埋められている。地下鉄3号線・6号線の大学(Universitat)駅に直結している。大学本館 (Hauptgebaude)

Lichthof(光の間)

本館に入った正面にある広い空間。白バラでショル兄妹がビラをばら撒いた場所である。

教育・研究棟

本館とそのすぐ周囲には、数多くの施設と主にカトリック神学部、福音主義神学部、法学部、経営学部、経済学部、史学・芸術学部、哲学・科学哲学・宗教学部、言語学・文学部、文化学部、 数学・情報学・統計学部の研究所がある。エングリッシュガーテンの東側に位置する研究棟には、情報学研究所の大部分と、政治学研究所が入っている。また、日本センターとその他の小さな施設もここに見られる。

大学史料館

大学図書館

本館の南棟には大学図書館があり、その所蔵には他の13の場所と合わせて470万冊以上の蔵書が含まれている。それとは別に各学部付属図書館にて専門書が収集されている。また、レオポルト通りには教科書を集めた図書館があり貸出可能となっている。図書館に入るためには、カバンをロッカーに預ける必要があり、飲食物の持ち込みも禁止である。

大学病院
大学病院Groshadern

ミュンヘン大学の大学病院は、市街地キャンパスと市内南部のグロースハーダーンの2か所に設備を持っている。

学食

学食(Mensa)は、Studierendenwerk Munchenによって運営されている。レオポルト通りメンザは、地下鉄Giselastrase駅を出てすぐの場所にある。

Uni-Shop

大学公式グッズが販売されている。校章入りのマグカップ、パーカー、文房具などを購入することが可能である。Giselastrase駅直結の建物の中にあり、学食 (Leoportstrase) の建物の隣に位置する。
教育と研究

ミュンヘン大学は、ハイデルベルク大学やベルリン大学と並ぶ国内最高水準の教育と研究力を誇り、世界各国から多くの留学生や研究者が集まる最も権威のある学術機関の一つである。この点、各世界大学ランキングにおいて、ミュンヘン工科大学やハイデルベルク大学等と国内首位の座を常に争っている。また、ヨーロッパ研究大学連盟(LERU)に加盟している。
専攻

ミュンヘン大学は、学士・修士・博士の課程において約150の専攻を提供している。ドイツでは、伝統的なディプロームやマギスターから国際的な学士・修士へのシステムへの移行であるボローニャプロセスが進行している。ミュンヘン大学では100以上の専攻で主専攻と副専攻の組み合わせによる学位取得プログラムが提供されている。

学士課程

学士(Bachelor)


修士課程

修士(Master)ディプローム・マギスターに代わる新しい制度下において与えられる学位。


ディプローム課程

ディプローム(Diplom Universitat)一般的な理系科目に与えられる修士相当の伝統的学位。


マギスター課程

マギスター(Magister Artium)一般的な文系科目に与えられる修士相当の伝統的学位。


国家試験課程

一次司法国家試験

医師国家試験

薬学国家試験

歯学国家試験

教職(小学校、中学校、基幹学校、実業高校、高等学校、特別学校、専門学校等)


大学院・博士課程(Aufbau- und Promotionsstudiengange)

法学マギスター Magister Legum (postgradual)

ジャーナリズム Praktischer Journalismus (postgradual)

カノン法・カトリック神学 Lizentiat (postgradual)

その他研究課程学位・証明書プログラム

博士 (Promotion)


その他

神学試験 Kirchl. Prufung Ev., 神学マギスターMagister (modularisiert)




エクセレント・イニシアチブ

ドイツ連邦政府による「エクセレント・イニシアチブ」に指定されている。すなわち、エリート大学という評価を受け、多くの研究資金を得ている。2006年の開始以来、継続して選出されていて2019年にも再選出された。
学費

学費(Studiumgebuhr)はドイツ人・外国人に関係なく無料である。そのため、世界各国の優秀な学生を獲得するのに成功している。
主要世界大学ランキング

TIMES世界大学ランキング (2019年) :ドイツ1位

QS世界大学ランキング (2020年):ドイツ2位 (首位はミュンヘン工科大学)

上海交通大学による世界大学ランキング(2019年):ドイツ2位 (首位はハイデルベルク大学)

USニューズ&ワールド・レポート2019:ドイツ1位

大学関係者

これまでに、42人の大学関係者がノーベル賞を受賞している。
ノーベル文学賞

トーマス・マン(1929年受賞、元学生)

ノーベル物理学賞

ラインハルト・ゲンツェル (2020年受賞、1988年から名誉教授)

テオドール・ヘンシュ (2005年受賞、1986年から教授)

ゲルト・ビーニッヒ(1986年受賞、1987年から名誉教授、IBM物理グループのディレクター(1987年から1995年))

ハンス・ベーテ(1967年受賞、博士号)

ヴォルフガングパウリ(1945年受賞、博士号)

ヴェルナー・ハイゼンベルク(1932年受賞、博士号)

グスタフ・ヘルツ(1926年、学生1907-1908)

ヨハネス・スターク(1919年、博士号)

マックス・プランク(物理学者。ミュンヘン大学で博士号を取得。)

マックス・フォン・ラウエ(物理学者。1901-02年ミュンヘン大学学生、1909年私講師、名誉博士号)

ウィルヘルムウィーン(1911年受賞、1920年から物理学教授)

ヴィルヘルム・コンラッド・レントゲン(1901年受賞、1900年から教授長)

ノーベル医学生理学賞

ギュンター・ブロベル(1999年受賞、ミュンヘン大学で医学を学んだ)

バート・サクマン(1991年受賞、医学助手1968、MD 1974 )

カール・フォン・フリッシュ(1973年受賞、学生、1910年から助手、1925年から教授)

Feodor Lynen(1964年受賞、1930年からの学生、1937年3月博士、1947年からの教授)

ハンス・アドルフ・クレブス(1953年、1921年、1923年)

オットー・ロエウィ(1936年受賞、学生)

ハンス・シュペマン(1935年受賞、1893-1894年ミュンヘン大学で臨床研修)

ノーベル化学賞

ゲルハルト・エルトル(2007年受賞、学生1958-1959、教授1973-1986)

Hartmut Michel(1988年受賞、学生ラボ作業1972/73年)

エルンスト・オットー・フィッシャー(1973年受賞、1957-1959年教授、1972年名誉博士号)

オットー・ハーン(1944年受賞、博士課程の学生)

アドルフ・ブーテナント(1939年受賞、教授)

リヒャルト・クーン(1938年受賞、博士号)

ピーター・デバイ(1936受賞、博士号)


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