ルーカスフィルム
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1987年に『スター・ツアーズ』、1995年に『インディ・ジョーンズ・アドベンチャー』がディズニーパークにオープンした。2012年10月31日ウォルト・ディズニー・カンパニーは現金と株式40億5000万ドル相当でルーカスフィルムを買収した[6][7][8][9]。ルーカス本人も会社から身を引き、後任の社長として映画プロデューサーのキャスリーン・ケネディを指名[10][11][12]。幼い頃からディズニーのファンだったと公言しているルーカスは、「ディズニーは巨大な企業で、あらゆる能力や設備が整っている。今回の買収によりルーカスフィルムが得られる強さは大いにあるだろう」「自分が会社を去っても『スター・ウォーズ』は今後100年続く」と語っていた[13][14]。買収から6年経った2018年にはディズニー最高経営責任者ボブ・アイガーから、ルーカスフィルムの買収額は既に回収済みと発表された[15][16][17]
サイト

スカイウォーカーランチ:本社機能とスカイウォーカー・サウンドが入っている。

ニューサイト:ランチの隣の谷にできたビル。マーチャンダイジング部門が入っている。

レターマン・デジタル・アーツセンター:2005年からはサンフランシスコ市内プレシディオに大規模なスタジオをオープンし、ILMなどが入る。

部門会社

ルーカスフィルムの関連会社には、以下のものがある。

ルーカス・デジタル

スカイウォーカー・サウンド - 音響のポストプロダクションを業務とする。

インダストリアル・ライト&マジック(ILM) - SFXVFX製作会社。


ルーカス・ライセンシング - 「スター・ウォーズ」などのマーチャンダイジングとライセンシングを扱う会社。

ルーカス・ブックス - 出版関連。

ルーカス・ラーニング - 教材関連。


ルーカスフィルム・ゲームズ(旧:ルーカスアーツ) - ゲーム会社。

ルーカスフィルム・アニメーション - アニメ製作会社(2006年設立)。

ルーカス・オンライン - ウェブサイト運営。

ルーカスフィルム・ストーリー・グループ - 「スター・ウォーズ」など所有フランチャイズの企画と(劇中の歴史や用語など設定面の)管理・調整(2012年設立)。

かつての傘下会社

ピクサー - 1986年にスティーブ・ジョブズに売却。

THX Ltd. - 2002年に独立。

主な製作作品
スター・ウォーズ

スター・ウォーズ Star Wars(1977)

スター・ウォーズ 特別篇 Star Wars: Special Edition(1997)


スター・ウォーズ/帝国の逆襲 Star Wars - The Empire Strikes Back(1980)

スター・ウォーズ/帝国の逆襲 特別篇 Star Wars - The Empire Strikes Back: Special Edition(1997)


スター・ウォーズ/ジェダイの復讐 Star Wars - Return of the Jedi(1983)

スター・ウォーズ/ジェダイの復讐 特別篇 Star Wars - Return of the Jedi: Special Edition(1997)


スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス Star Wars Episode I - The Phantom Menace(1999)

スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃 Star Wars Episode II - Attack of the Clones(2002)

スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐 Star Wars Episode III - Revenge of the Sith(2005)

スター・ウォーズ/フォースの覚醒 Star Wars: The Force Awakens(2015)

ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー Rogue One: A Star Wars Story(2016)

スター・ウォーズ/最後のジェダイ Star Wars: The Last Jedi(2017)

ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー Solo: A Star Wars Story(2018)

マンダロリアン The Mandalorian(2019?)

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け Star Wars: The Rise of Skywalker(2019)

インディ・ジョーンズ

レイダース/失われたアーク《聖櫃》 Raiders of the Lost Ark(1981)

インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説 Indiana Jones and the Temple of Doom(1984)

インディ・ジョーンズ/最後の聖戦 Indiana Jones and the Last Crusade(1989)

インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国 Indiana Jones and the Kingdom of the Crystal Skull(2008)

インディ・ジョーンズと運命のダイヤル Indiana Jones and the Dial of Destiny(2023)

フィクションの出来事

ルーカスフィルムは日本のお笑い番組『笑う犬の生活』の中のコントである「小須田部長」の第一部第六話の劇中において、ルーカスフィルムの名こそ出ないものの言及されている。日本企業の「ヨシダ・エンタープライズ」の社員である主人公の小須田義一は戦場の某砂漠地帯から新しい任地へ引っ越すに当たって手伝いに来た元部下の原田淳一郎との会話の中で、小須田は原田にわざわざ砂漠のど真ん中へと来てくれたことを労うが、これに対して原田は遡ること半年前から本社を離れてロサンゼルスへ異動しており、会社から命じられた「映画会社の買収」という仕事を遂行していると語るが、原田曰く「ルーカスが最後までゴネていた」ものの一応は成功し、これによって映画『スター・ウォーズ』の次回作はヨシダ・エンタープライズが全て仕切ることになったと説明する。そしてこれを聞いた小須田は「うちの会社、拡張したね」と感心した。この、「ルーカスフィルムが日本企業に買収される」という出来事自体は完全なフィクションであるが、このエピソードが放送されてから十数年の時を経てからルーカスフィルム自体はアメリカ企業のウォルト・ディズニー・カンパニーの手によって先述の通り2012年10月31日に買収されている。


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