ルンビニー
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この聖地公園整備計画は、国際連合の元事務総長であり自らも仏教徒であるウ・タントミャンマー)の提唱により開始され、仏教の広まっている国々からさまざまな寺院仏塔などが建設されるも建設途中や造成中の建物、未整備な土地が多い。2011年にはネパールで首相を務めたプラチャンダがルンビニ開発国家指導委員会を設立して国連と中華人民共和国のアジア太平洋交流協力財団(英語版)の支援を受けてルンビニ特別開発区構想を推し進めた[4][5]
聖域内には世界各国の国名を名乗る寺院が林立している。「中華寺」「ドイツ寺」「ミャンマー寺」などである。ただし、必ずしも、その国名が、国家または当該国の仏教界を代表している訳ではない。「日本寺・世界平和仏舎利塔」も存在するが、運営主体は日蓮宗系の日本山妙法寺大僧伽である。
交通

ネパール-インド国境の街スノウリに近く、乗合バスやリクシャーなどで15分程の隣町のバイラワでバスを乗り継ぎ1時間程度。カトマンズからバイラワへは、航空機または長距離バスでアクセスできる。チトワンからはバスで4時間半で、バスの便は始終発着しているため、降車と共に同じバス停で乗り継ぐことができる[6]

聖域はかなり広大なので、一巡するにはリクシャーをチャーターするのが一般的だが、レンタサイクルもある。聖域周囲には高級ホテルから安価なゲストハウスまで宿泊施設があるが、シーズンには人気のある宿は満室近くなることが多いが、多くの宿は空き室が多い。また宿泊できる寺院も多い。周辺は蚊が多い。

周辺は治安は悪くないものの、交通の便は航空便が少ないなどよくはなく、主な移動手段はバスになる。観光客や巡礼者のための設備は宿・レストランとも十分であるが、高級な設備は少ない。また周辺地域住民はヒンドゥー教徒が一般的で、公園も開発途上であり、観光資源として活用されているとは言いがたい。2008年ころの政情不安時にはゲリラが各地に出没するためルンビニ方面へ行くバスが出ていないこともあった。飛行機は飛んでいたものの飛行場からホテルまではバス、タクシーはゲリラの標的にされるため、リクシャ―で2時間かけて行くしかなかったが、現在はそういうことはない[7]

座標: .mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯27度28分02秒 東経83度16分30秒 / 北緯27.467155度 東経83.274908度 / 27.467155; 83.274908
ギャラリー

ルンビニの菩提樹と池

ブッダの生まれた場所

アショーカ王の円柱

永遠の平和の火

ルンビニ・スリランカ寺

ルンビニ・スリランカ寺

ルンビニ・スリランカ寺の巡礼者

ルンビニ・スリランカ寺の池に咲くスイレン

ルンビニ・ミャンマー寺院(ゴールデンテンプル)

ルンビニ・カンボジア寺

出典[脚注の使い方]^ アンソニー・テイラー『世界の聖地バイブル : パワースポット&スピリチュアルスポットのガイド決定版』ガイアブックス、産調出版、231ページ、2011年、.mw-parser-output cite.citation{font-style:inherit;word-wrap:break-word}.mw-parser-output .citation q{quotes:"\"""\"""'""'"}.mw-parser-output .citation.cs-ja1 q,.mw-parser-output .citation.cs-ja2 q{quotes:"「""」""『""』"}.mw-parser-output .citation:target{background-color:rgba(0,127,255,0.133)}.mw-parser-output .id-lock-free a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-free a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/6/65/Lock-green.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .id-lock-limited a,.mw-parser-output .id-lock-registration a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-limited a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-registration a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/d/d6/Lock-gray-alt-2.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .id-lock-subscription a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-subscription a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/a/aa/Lock-red-alt-2.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .cs1-ws-icon a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/4/4c/Wikisource-logo.svg")right 0.1em center/12px no-repeat}.mw-parser-output .cs1-code{color:inherit;background:inherit;border:none;padding:inherit}.mw-parser-output .cs1-hidden-error{display:none;color:#d33}.mw-parser-output .cs1-visible-error{color:#d33}.mw-parser-output .cs1-maint{display:none;color:#3a3;margin-left:0.3em}.mw-parser-output .cs1-format{font-size:95%}.mw-parser-output .cs1-kern-left{padding-left:0.2em}.mw-parser-output .cs1-kern-right{padding-right:0.2em}.mw-parser-output .citation .mw-selflink{font-weight:inherit}ISBN 978-4-88282-780-1


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