ルパン三世_カリオストロの城
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本作中にルパンと銭形が見つけただけでも、日本円一万円紙幣)、ドイツマルク西ドイツ[注釈 14]の千マルク紙幣)、ドルポンドルピーペソフランリラウォンの偽札を製造していた[注釈 15]。カリオストロ城の地下にある印刷工場で製造されており、現在では国営のカジノにまで出回るほどに幅広く流通しているが、一方でその造幣技術は往年に比べて落ちているらしく、完成したサンプルも伯爵から品質の低下を指摘されていた[注釈 16]
登場する乗り物・武器
乗り物
フィアット・500
ルパンたちが乗るイタリア製の小型大衆車。改造が施してあり、レバーを引くとスーパーチャージャーが作動して高速で走行できる。ナンバープレートは「R-33」[14]。カリオストロ伯爵の手先が放った手榴弾でフロントガラスやヘッドライトなどが損傷したが、エンディング前には修復されている。塗装はクリームイエロー。パンクしてタイヤ交換をするシーンがあるが、スペアタイヤは丸坊主(溝の無い状態)だった。イタリアで上映された折に、事前に申告しておけばフィアットから宣伝料が出た[注釈 17]のにと言われたが、それを聞いた宮崎は「イタリアで上映すると知っていたら別のメーカーにしただろう」と述べている。これは馴染みの無い車両の方が観客は楽しめると考えての事である。なお、劇場公開当時、大塚康生が作中に登場したものの同型車(FIAT NUOVA 500)を所有していた。
メルセデス・ベンツ・SSK
ドイツ製の高級車。ルパンがクラリスとの出会いを思い出す際の回想シーンに登場。
シトロエン・2CV
クラリスが城からの逃走に使用したフランス製の小型大衆車。塗装は小豆色。ナンバープレートは「F-73」[15]だが、シーンによっては「F-14」になっている[16]。カーチェイスの末に大破してバラバラになり、湖に落下して水没した。宮崎駿は同型車を所有している。また本作に先駆けて『TV第1シリーズ』第23話でも通常型、及びバンタイプの2CVが「だるまや弁当」の配達車として登場している。
ハンバー・スーパー・スナイプ
クラリスを追うカリオストロ伯爵の部下たちが乗るイギリス製のリムジン。ナンバープレートは「C-14」[15]。塗装は茶色。防弾仕様の特殊タイヤを履いているが、次元が撃った徹甲弾が被弾してパンクし大破した。
ダットサン・ブルーバード(410型)
銭形が乗るパトカーで、白黒塗装の日本警察仕様車。ナンバープレートは「埼玉5 た 110」。初登場時からカリオストロ城に突入するまでは右ハンドルだったが、エンディング前には左ハンドルに変わっている。ドアに書かれている所属名も左側は「埼玉県警」だが、右側は「ICPO」となっている。ファンの間では通称「銭ブル」と呼ばれる[17]。宮崎駿が担当した『TV第2シリーズ』第145話「死の翼アルバトロス」の他、2021年度放送の『TV第6シリーズ』まで、後年の数作品にも銭形の愛車として登場する[注釈 18]
C.M.P 15-CWTトラック(キャブ13型)
機動隊員輸送車として登場。カナディアン・ミリタリー・パターン(C.M.P)、または、ゼニガタ突撃隊輸送車、1943年型カナディアンGMミリタリーパターン[17] と呼ばれる、英連邦払い下げの幌付き全輪駆動軍用トラックで、塗装は暗灰色。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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