ルパン三世_(2014年の映画)
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アジット - デイビット・アサバノンド / 日本語吹き替え - 津田寛治

トーマス・ドーソン - ニック・テイト / 日本語吹き替え - 坂口芳貞

スタッフ

プロデューサー -
山本又一朗

企画 - 池田宏之、濱名一哉

企画協力 - 加藤州平[3]

監督 - 北村龍平

原作 - モンキー・パンチ

脚本 - 水島力也

ストーリー - 山本又一朗、北村龍平、ジョセフ・オブライアン

脚本協力 - 尾崎将也、大富いずみ

撮影監督 - ペドロ・J・マルケス

演出補 - 神保英昭

撮影 - 古谷巧

照明 - 和田雄二

美術 - 丸尾知行

録音 - 久連石由文

助監督 - 柿田裕左、矢崎隼人

編集 - 掛須秀一

衣装デザイン - 中里唯馬

音響効果 - 柴崎憲治

音楽 - アルド・シュラク

メインテーマ - 布袋寅泰「TRICK ATTACK -Theme of Lupin The Third-」

アクション監督 - ヤン・ギルヨン、シム・ジェウォン、西田真吾

スタントコーディネーター - カウィー・シリカクン、伊勢田隆弘

ガンエフェクト - 納富貴久男、近藤力

ガンアクションアドバイザー - 住本祐寿

特殊造型 - メイクアップディメンションズ江川悦子、佐々木誠人)

VFXスーパーバイザー - ソン・スンヒョン

VFX協力 - 大萩真司

アニメーション制作協力 - テレコム・アニメーションフィルム

配給 - 東宝

製作プロダクション - トライストーン・エンタテイメント

制作プロダクション - パイプライン

製作 - 「ルパン三世」製作委員会(TBSKADOKAWA、トライストーン・エンタテイメント、エイベックス・ピクチャーズトムス・エンタテインメントジェイアール東日本企画、東宝、KDDIMBSCBCテレビGYAORKBHBCトーハン

製作
企画

『ルパン三世』の実写化は、2009年に池田宏之(当時KADOKAWA在籍)が企画したが、企画当初の段階では、原作者のモンキー・パンチもプロデューサーの山本又一朗も実写化には否定的だった[4][5]。山本は「『ルパン三世』のファンを失望させるだけ」と反対したが、池田からの数度に渡る説得と、現代のCGI技術の進歩を見て、アニメ版のような演出も可能と考えるようになり、実写化に前向きになっていった[4]。モンキー・パンチも、40年来の親交を持つ山本からの「新しい『ルパン三世』を作りたい」という説得を受け、「任せるから良い作品を作ってくれ」と実写化を許可している[5][6]

監督には、「どうせ作るのならば、世界で通用する作品にしたい」という山本の意向で、ハリウッドを拠点に活動している北村龍平が起用された[7]。オファーを受けた2012年当時、北村はニコラス・ケイジ主演の映画の企画を進めていたが、「師匠」と慕う山本からのオファーを受け本作の監督を引き受けることになった[8]。実写化の企画を聞かされた際には「やめておけばいいのに」と否定的だったが、山本や主演の小栗旬の熱意を聞きオファーを受けることにした[4]。スタッフには日本人の他に海外のスタッフが多数集められ、前述の映画で撮影監督を担当する予定だったペドロ・J・マルケスを起用した他、映画界で高い評価を受けている韓国のアクションチーム・VFXチームを起用している[9]
脚本

脚本は、山本がプロデューサー兼任で担当している。山本と北村は脚本を練る際に「アニメの痛快さ、原作のハードボイルド、実写のリアリティ」を重視し、舞台にはアジアを設定している[9]。また、山本は「モンキー・パンチさんに喜んでもらうこと」を第一に執筆したと語っている[7]

舞台をアジアに設定した理由の一つとして、北村は石川五ェ門の存在を挙げている。北村は「現代日本を舞台にした場合、和服で日本刀を持った五ェ門のキャラクターが成立しない」と考え、アジアを舞台とした無国籍な世界観を設定している[10]。舞台をアジアに設定する以前は、五ェ門がビジュアル系の扮装でギターケースに斬鉄剣を忍ばせているという設定も検討していたが、「そんな五ェ門は誰も見たくない」という考えになり、原作通りの五ェ門を登場させることになった[9]


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