ルネサンス文学
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脚注^ フェーヴル『ミシュレとルネサンス』p.49
^ ブルクハルト『イタリア・ルネサンスの文化』p.163「中世においては意識の両つの面 ― 外界へ向かう面と人間自身への内面に向かう面 ― は、あたかも共通のヴェールの下で夢想しているか、もしくは半ば目覚めたような状態にあった。このヴェールは信仰、小児のおずおずとした気持、そして妄想を材料にして織られていた。これをとおして見ると、世界や歴史は世にも不思議に彩られて見えた。だが人間は自己を種族、民族、党派、団体、家族として、あるいはその他なにかある普遍的なものとして認識していたにすぎなかった。イタリアにおいて初めてこのヴェールが吹き払われて消え失せる。国家とそしてまた、およそこの世界にあるあらゆる事柄とを客観的に考察し、かつ処理する精神が目覚める。これとならんで、主観的なものも全力を挙げて身を起こす。人間は精神的な個人となり、自分がそのような存在であることを認識する。」
^ a b ボッカチオ『デカメロン』訳者解説
^ ラブレー『ガルガンチュア物語』訳者解説
^ 詳しくはフランス・ルネサンスの文学を参照。
^ セルバンテス『セルバンテス短編集』訳者解説 p.356
参考文献
ヤーコプ・ブルクハルト『イタリア・ルネサンスの文化』新井靖一 訳、筑摩書房、2007年。ISBN 978-4480861177。
リュシアン・フェーヴル『ミシュレとルネサンス』石川美子 訳、藤原書店、1996年。ISBN 978-4894340367。
ダンテ『神曲』山川丙三郎 訳〈岩波文庫 全3巻〉、1952年。ISBN 978-4003270110。
ペトラルカ『ペトラルカ=ボッカッチョ往復書簡』近藤恒一 編訳〈岩波文庫〉、2006年。ISBN 978-4003271230。
ボッカチオ『デカメロン』 1巻、野上素一 訳〈岩波文庫〉、1948年。ISBN 978-4003270219。
チョーサー『カンタベリー物語』桝井迪夫 訳〈岩波文庫 全3巻〉、1995年。ISBN 978-4003220313。
エラスムス『痴愚礼讃 附マルティヌス・ドルピウス宛書簡』大出晁 訳、慶應義塾大学出版会、2004年。ISBN 978-4766410983。
トマス・モア『ユートピア』平井正穂 訳〈岩波文庫〉、1957年。ISBN 978-4003220214。
ラブレー『ガルガンチュワ物語』渡辺一夫 訳〈岩波文庫〉、1973年。ISBN 978-4003250211。
セルバンテス『ドン・キホーテ』牛島信明 訳〈岩波文庫 全4巻〉、2001年。ISBN 978-4003272114。
セルバンテス『セルバンテス短編集』牛島信明 訳〈岩波文庫〉、1988年。ISBN 978-4003272176。
『「ドン・キホーテ」事典』樋口正義、本田誠二、坂東省次ほか 編、行路社、2006年。ISBN 978-4875343776。
関連項目
ルネサンス美術
ルネサンス音楽
ルネサンス建築
ルネサンス期のイタリア絵画
イタリア・ルネサンス年表
北方ルネサンス
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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