ルイーゼ・ライナー
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ルイーゼ・ライナー
Luise Rainer
1941年
生年月日 (1910-01-12) 1910年1月12日
没年月日 (2014-12-30) 2014年12月30日(104歳没)
出生地 ドイツデュッセルドルフ
死没地 イギリスロンドン
国籍 ドイツ
アメリカ合衆国
職業女優
配偶者クリフォード・オデッツ (1937-1940)
Robert Knittel (1945-1989)
著名な家族フランチェスカ(娘)

 受賞
アカデミー賞
主演女優賞
1936年『巨星ジーグフェルド
1937年『大地
その他の賞

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ルイーゼ・ライナー(Luise Rainer、1910年1月12日 - 2014年12月30日)は、ドイツ女優目次

1 来歴

2 主な出演作品

3 参照

4 外部リンク

来歴

デュッセルドルフにてユダヤ人の両親の間に生まれる[1][2]ウィーンに移り、1928年に舞台女優としてキャリアを始める。1930年代初期に3つのドイツ映画に出演後、25歳の時にアメリカ合衆国に移住。

1935年にMGMと契約し[3]グレタ・ガルボの対抗馬として売り出された。

1936年公開の『巨星ジーグフェルド』と翌1937年公開の『大地』(パール・S・バック原作)で2年連続してアカデミー主演女優賞を受賞(第9回[4]第10回[5])。2年連続でアカデミー賞の演技部門を受賞した最初の人物となる。また、ユダヤ系ドイツ人女優として、実在の人物を演じての受賞者は彼女が最初である。しかし、フランス人歌手役であった『巨星ジーグフェルド』、ドイツ訛りのひどい『大地』と2年連続しての受賞は「オスカー史の謎」とされている。アカデミー会員が、対抗馬の女優たちの受賞を嫌がったためとも言われるが、真相ははっきりしない。ライナー本人も連続受賞の重責から姿を消し、一時は消息不明となっている。ルエラ・パーソンズはそんなライナーを「オスカーの呪い(オスカー・カース)」と呼んだ。

私生活では二度結婚しており、子供が一人いる。晩年はヴィヴィアン・リーが所有していたロンドンのアパートで暮らしていた[6]

ハリウッド・ウォーク・オブ・フェームに名前が刻まれている。

1998年開催の第70回アカデミー賞授賞式と2003年開催の第75回アカデミー賞授賞式(日本映画『千と千尋の神隠し』がアカデミー長編アニメ映画賞を受賞した年)に出席し、過去のオスカー受賞者として舞台に登場した。

2011年9月5日、ドイツの首都ベルリンにある「ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム」のドイツ版「Boulevard der Stars(スター通り)」に彼女の名前が刻まれた星形のプレートが設置され、101歳の彼女も車椅子だが設置式典に出席し、健在ぶりをアピールした[7][8]

晩年はロンドンで暮らしていたが、2014年12月30日に肺炎で死去した[9][10]。104歳没。
主な出演作品

公開年邦題
原題役名備考
1936
巨星ジーグフェルド
The Great Ziegfeldアンナ・ヘルドアカデミー主演女優賞 受賞
1937大地


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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