リーバイス
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アーキュエットステッチがオレンジ糸(合繊)に変わり、従来のイエロー糸(綿)は一旦完全に消滅。
1971年
株式の店頭公開を機に、ロゴ及びタブの表示をLEVI'S(キャピタルE)からLevi's(スモールe)へと変更。ブーツカット・ジーンズ(517-0217:初回生産にキャピタルEタブが存在)を発売。以降 505 の異素材型 518、ホワイトタブのモデル(606ブラック&ホワイトなど)やコンフォートフィットの 510、515 などを展開し、ラインナップを拡充。デニムの縮みでジッパーに歪みが生じる 502-0117 はアメリカでは生産中止(米国製スモールeも若干ながら存在。以降の香港製などは当然スモールe)。なお、日本では502-0117をワンウォッシュしてシュリンクさせてから販売していた。
1974年
リーバイ・ストラウス社の主催により、デニム・アート・コンテストが開催される。
1975年
頃 501?、505 などのヒップポケット裏がチェーンステッチとなる(66モデル後期)。
1976年
501XX が
スミソニアン博物館
の永久コレクションとして加わる。
1977年
ジミー・カーター
がリーバイスの愛用者であることを公式発言。
1978年
レッドタブの517に加え、オレンジラベルの517(20517)や異素材の 516 が発売される。ちなみにパッチのツーホースマークなどの印刷は、レッドタブモデルが必ず赤色で、それ以外は大抵が茶色である(コーデュロイジーンズなどにデザインが異なる赤印刷のものも存在する)。
1980年
頃 501? の収縮率表示が約8%から約10%に変更(505から収縮率約3%の表示がなくなる)、通称ハチマルモデルへと移行。また、日本でジェームズ・ディーンを起用した広告キャンペーンを開始(ジェームズ・ディーン=リーバイスというイメージを日本に定着させるが、実際にジェームズ・ディーンが着用したジーンズは
Lee
だったことが後に明らかになる)。
1981年
頃 501? にもセルビッジ無し、脇割り縫いの製品が現れ始め(通称・ハチマルチェーン)1986年頃までセルビッジ付きと共存。
1982年
ストーンウォッシュ加工のジーンズを発売(それまでブルージーンズは未洗いまたはワンウォッシュのみであった)。1980年代半ばにはケミカルウォッシュ、ブリーチ加工(リーバイスではアイスウォッシュと称する)も出現する。ハンドポケットの付いたデニムジャケット 70506 を発売。
1983年
デニム地の調達先であるコーンミルズ社が、セルビッジ一杯まで使用する必要があった29インチ狭幅デニム地の生産を中止。従来タロン、スコーヴィルなどがあったジップフライモデルのジッパーを順次自社ブランド表記に統一(ジッパー・メーカーにOEM発注)。バックボケットの濃紺色糸によるカンヌキ止め(通称・紺カンまたは黒カン)が順次消滅、バータックはオレンジ糸のみとなる(ブルージーンズの場合)。
1985年
リーバイスヨーロッパ企画のシルバータブシリーズを発売。アメリカでの生産はオレンジタブモデルと同じ「ライン8」で行われた。
1986年
頃 上記に伴って「セルビッジ付きデニム」の501? 生産が一旦終了。501?・505 などのブラック&ホワイトや、パッチのロットナンバーが赤文字表記のもの(例:501、レッドタブのモデルのみ)が登場する。紙パッチのロットナンバー・サイズ表記以外の部分がコーティングされるようになる。
1988年
頃 501? と一部の 505、517 についてパッチのロットナンバー表記の数字が大判化(例:501)。これはロットナンバーのみ表記の場合に限られ、素材・色コード付き表記の場合は小さいまま(例:505 0217)。また米国製は以前の黒文字時代から 510 0217 というようにハイフンを省略。その中で生産工場にもよるが 501xx(xxは小文字)というパッチ表記が復活。この頃には、PRESHRUNKの表示があるモデルは 501 でさえも殆ど収縮しないようになった(他と同じく収縮率3%)。
1991年
頃 紙パッチの材質・印刷を改良。洗濯を繰り返しても破れないようになる。数字がスタンプから丸みを帯びた字体の印刷に変わり、素材・色コード付きの表記が再びハイフン入りとなる(例:505-0217)。デニム・ジャケットのパッチが再び大型になる。ルーズフィットの 519(復活型番)・520 を発売。
1992年
先に日本で502(実態は中期の501ZXX。ジッパー・フライ)として生産・発売されていたヴィンテージ復刻ジーンズを、「ビッグEプロダクト」としてアメリカでも生産開始(隠しリベット無し・ボタン・フライの501 1968年モデル)。量産型 501? はロットナンバー表記が再び黒文字となり(501xx)、501? 以外の量産モデルは紙パッチからXXの表記が消える。1988年頃からこの時期にかけての 505・510・517 にはロットナンバーのみ表記ながら小さい赤文字のものもある((-)0217を省略した形:エルパソ工場製など。例:517)。
1993年
アメリカ
ネバダ州
で「世界一古いリーバイスジーンズを探すコンテスト」が開催された。最古のジーンズ(1880年代製造)が発見された。
1995年
年間売上が56億ドルを記録。50億ドル突破はアパレル業界で初。
1996年
1955年モデルの復刻、55501を生産開始。
1997年
日本が551Zとして先行していた551ZXX(ジッパー・フライ)の復刻版を生産・販売。米国製の復刻版はリプロダクトまたはリプロデュースと称する。
1998年
リーバイスヨーロッパが、過去のリーバイスジーンズを忠実に復刻するために、LEVI'S VINTAGE CLOTHING(通称・LVC)プロジェクトを開始する。
501? 以外のモデルも生産工場によっては、ロット・ナンバー表記が再び黒文字となる(例:505)。一方で赤文字の量産モデルでは"Every Garment Guaranteed"の表記が復活したものもある。
2000年
リーバイスのCMに初めて日本人キャラクター(
木村拓哉
)が出演する・※70年代にはモデルとして日本人を起用したケースはある。
アメリカ国外での生産が比重を増し、それまでの 501 = 01デニム、501 以外 = 02デニムという素材についての図式が崩れる。パッチのロットナンバー表記は全て黒文字となり、505-03のように素材コードのみを併記。
2001年
1993年にネバダ州で発見された1880年代製造の現存する世界最古のリーバイスジーンズを、本社がネットオークションで獲得。落札金額は46,532ドル。
2003年
会社創立150周年、ジーンズの誕生から130周年を迎える。だが、バレンシア工場を初めとしたアメリカ国内の自社ジーンズ生産工場をすべて閉鎖。以降、ヨーロッパ企画のアメリカ製ヴィンテージ製品やその他のMADE IN USAモデルは、外注生産となる。アメリカにある本社はマーケティング・管理・デザイン開発のみを担当。
2004年
カナダの工場も閉鎖。北米地域の生産国はメキシコ、グアテマラ、ドミニカなどを残すのみとなる。
2017年
長年にわたりリーバイスに生地を供給し続けたコーンミルズ・ホワイトオーク工場が閉鎖。
2019年
3月21日
ニューヨーク証券取引所
に再上場。公開価格は17ドルであったが、初日の終値は22.41ドルと値上がりした
[4]
。
2022年 CEOのチップ・バーグの後任にミシェル・ガスが就任すると発表
[5]
。
世界各国の現地法人
日本法人
リーバイ・ストラウス ジャパン株式会社
Levi Strauss Japan K.K.
種類
株式会社
市場情報
東証JQ
9836
1989年6月22日 - 2020年1月6日
本社所在地150-0001
東京都
渋谷区
神宮前
6-16-12 神宮前グリーンテラス
設立
1982年
11月29日
業種
卸売業
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