リース・ウィザースプーン
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2014年、スリラー『ゴーン・ガール』のプロデュースを行ない、『わたしに会うまでの1600キロ』でシェリル・ストレイド役を演じて批評家の称賛を得て、アカデミー主演女優賞に再度ノミネートされた。

1999年、俳優のライアン・フィリップと結婚したが、2006年に別居して2007年に離婚した。2011年、タレント・エージェントのジム・トスと再婚した。ウィザースプーンはプロダクション会社のパシフィック・スタンダードを所有している。女性や子供の支援組織にも積極的に関わっている。児童支援基金(CDF)の役員であり、2007年にエイボンのグローバル・アンバサダーに任命され、エイボン基金の名誉会長を務めている。2010年12月1日、ハリウッド・ウォーク・オブ・フェームに星を受けた。
生い立ち

1976年3月22日、ルイジアナ州ニューオリンズにて、テューレーン大学の医学生であった父親ジョン・ドレイパー・ウィザースプーンと理学士、看護学修士、教育学博士号を持つ母親メアリー・エリザベス(愛称ベティ、旧姓リース)の間に出生名ローラ・ジーン・リース・ウィザースプーン(Laura Jeanne Reese Witherspoon)として生まれた[3][4][5]。ミドルネームのリースはオランダ系の母親の旧姓である。父はジョージア州生まれで陸軍予備軍中佐[6][7]、そして2012年まで耳鼻咽喉科の開業医であった[8]。母親はテネシー州ハリマン出身で、理学士、看護学修士、教育学博士号を取得しており[9]ヴァンダービルト大学で小児科および精神科の看護学教授として働いていた[7][10][11][12]。1988年から定年まで、ヴァンダービルト大学病院の新生児特定集中治療室で乳児の看護職に就いていた。ウィザースプーンはアメリカ独立宣言書にサインをした、スコットランド生まれのジョン・ウィザースプーンの子孫であるとされる[13][14] が、独立宣言子孫の系図学者からは立証されていない[15]。両親は1996年に別居しているが、現在も婚姻中である[16]

幼少の頃に4年間父親がアメリカ軍として勤務していたドイツヴィースバーデンで過ごし[11][17]、帰国後テネシー州ナッシュビルに移住して子供時代を過ごした[11][17][18]米国聖公会を信仰して育った[19]。兄ジョン・ジュニアは不動産会社に勤務している[20]。ウィザースプーンは学校で成績が良く[21]、読書が好きで自分を「読書ばか」と呼んでいた[5]。本好きに関して「書店に行くとクレイジーになる。全て欲しくなって動悸がする」と語った[19]。ナッシュビルにて中学校はハーディング・アカデミーに通学し、女子高のハーパス・ホール・スクールではチアリーダーに所属していた[22][23]。その後スタンフォード大学英文学部に進学した[24]。1年通学したのち、女優業の本格化のため退学した[23]。生粋の南部育ちであることに誇りを持っている。「人の感情に誠実に、礼儀正しく、責任感を持ち、身の丈以上の生活をしない」と南部の伝統や家系の教えを与えられてきたと語った[23][25]。ウィザースプーンは優等生で、両親から「タイプA少女」とあだ名が付けられていた[26][27]。『Interview』誌の記事によると「それが特別なこととは思っていなかった。それが普通で、地に足のついた方法だと思っていたのだと思う。私は女性が様々なことを成し遂げる環境で育ってきた。もし成し遂げられないことがあれば、それは社会が阻害していたから」と語った[7]

7歳の頃、花屋のテレビ・コマーシャルのモデルに選ばれ、以降演技の勉強をするようになった[21][28]。11歳の時、テネシー州タレント・フェアで優勝した[21]
キャリア
1991年?1998年: 初期

子供のころからコマーシャルなどに出演していた。1991年に『マン・イン・ザ・ムーン/あこがれの人』の端役オーディションに参加したが[23]、近所の17歳の少年に初恋をする14歳のカントリー・ガールである主役のダニー・トラント役に配役され映画デビューした。『バラエティ』誌によると「記憶に残る感動的な」演技と評価され[29]、批評家のロジャー・イーバートは「彼女のファースト・キスは私がかつて観た映画の中で最も完璧なシーンの1つ」と語った[21]。この役によりウィザースプーンはヤング・アーティスト賞女優賞にノミネートされた[30]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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