リーグ・オブ・レジェンド/時空を超えた戦い
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演 - スチュアート・タウンゼントオスカー・ワイルド作『ドリアン・グレイの肖像』の主人公。本作ではミナ・マリーの知己の貴族という設定になっている。またクォーターメインは学生時代にドリアンの講義を受けたという設定になっている。チームの中ではステッキに仕込まれた剣を使用する。しかし、チームを裏切ったためにミナの手で葬り去られた。原作小説では不老不死となった代償に老けて行く肖像画が破壊される事が弱点となるが。本作では肖像画を自分で見る事が弱点となっている。原作『リーグ・オブ・エクストラオーディナリー・ジェントルメン』では、外伝にのみ登場。
トム・ソーヤー
演 - シェーン・ウェストマーク・トウェイン作『トム・ソーヤーの冒険』の主人公。本作では20代の青年で、アメリカの諜報部員。原作『リーグ・オブ・エクストラオーディナリー・ジェントルメン』には登場しないが、ハリウッド映画ということで登場することになった。本作の未公開シーン及びノベライズ版では親友かつ諜報部の同僚であったハックの仇をとるためにリーグに志願した。
ヘンリー・ジキル博士/エドワード・ハイド氏
演 - ジェイソン・フレミングスティーブンソン作『ジキル博士とハイド氏』の主人公。優秀な外科医だが臆病なジキル博士と性格を逆転させたハイド氏。原作小説ではハイド氏は醜悪で残酷な小男だが、本作では力任せで乱暴だが仲間思いの巨漢に設定変更されている。本作の原作コミックの説明によると当初は原作小説と同じ小男のハイドであったが、凶悪な性格が暴走するごとに体が肥大化したとのこと。イギリスを逃亡後、パリのモルグ街で連続殺人を行っていたがクォーターメインに仕留められてメンバーに加わる。ハイド変身時に当初は巨大なシルクハットを被っていた。 
ロドニー・スキナー
演 - トニー・カランH.G.ウエルズ作『透明人間』からの翻案キャラクター。グリフィン博士が開発した透明薬を服用した泥棒。紳士泥棒を自称する。白塗りのドーランとツルなしのサングラスで顔を見せてるが、服はコートと帽子しか着ていない。お調子者でひょうきんな性格で、掴みどころがない。原作ではグリフィン博士本人が登場するが、殺人を厭わず強姦癖があるなど極めて自己中心的でモラルの低い危険人物として描かれており、ひょうきんな性格以外ロドニーとはかけ離れている。
ネモ船長
演 - ナシールッディーン・シャージュール・ヴェルヌ作『海底二万里』と『神秘の島』の主人公。ノーチラス号の艦長で自身も腕の立つ武芸者。原作小説および本作の原作コミックの人間嫌いの孤高の存在とは異なり、チームに対しては比較的に好感的。
M
演 - リチャード・ロクスバーグ『007』に出てくる上司と同じ略称になっている。本作でもリーグへの指示を出す立場にあり、『シャーロック・ホームズ』に出てくるディオゲネスクラブ会員を彷彿とさせる。原作では当初姿を隠しており、ホームズの兄であるマイクロフト(頭文字「M」)ではないかと思われていた。
ファントム
演 - ?ガストン・ルルー作『オペラ座の怪人』の主人公[3]。パリのオペラ座を震撼させた怪人。オペラ座の事件の直後、死亡したかに思われていたが。軍隊を率いてロンドンの銀行、パリの兵器工場を最新兵器を使って攻撃。世界が混乱する事となる。
ダンテ
演 - マックス・ライアンイタリアの詩人「ダンテ・アリギエーリ」の翻案キャラクター[4]。ファントムの忠実な部下。終盤でジキル博士から盗み出した薬物の複製品を飲んで怪物化する。
イシュマエル
演 - テリー・オニールハーマン・メルヴィル作 『白鯨』の主人公。ネモの忠実な部下で、ネモービルの運転、ノーチラス号の副艦長を務める。
ナイジェル
演 - デヴィッド・ヘミングスH.R.ハガード作『ソロモン王の洞窟』などの登場人物の一人。アランの代わりに冒険話を任されている人物。
サンダーソン・リード
演 - トム・グッドマン=ヒル映画版のみに登場する出典なしのオリジナルキャラクター。リーグのメンバー達をスカウトすべく世界各地を回る。後にスキナーの皮膚のサンプルによって体が透明化する。
キャンピオン・ボンド
原作とノベライズ版のみに登場するオリジナルキャラクター。007の暗号名を持つ英国諜報員で、原作ではリーグのメンバー達を招集した人物。ジェームズ・ボンドの祖父とされる。
火星人
H.G.ウエルズ作『宇宙戦争』のクリーチャーたち。ドリアン・グレイ宅に到着する際に、号外ポスターにロンドン上空に巨大隕石飛来と書かれている。(続編への布石としてポスターが貼られた事が音声解説により監督が説明している。)
日本語吹替

役名俳優日本語吹替
ソフト版劇場公開版
[5]機内上映版
アラン・クォーターメインショーン・コネリー若山弦蔵麦人
ミナ・ハーカーペータ・ウィルソン高乃麗五十嵐麗
ドリアン・グレイスチュアート・タウンゼント家中宏咲野俊介
トム・ソーヤーシェーン・ウェスト神奈延年千葉進歩
ジキル博士/ハイド氏ジェイソン・フレミング内田直哉清水明彦楠大典
ロドニー・スキナートニー・カラン北沢洋天田益男
ネモ船長ナシールッディーン・シャー三夏紳羽佐間道夫辻親八
Mリチャード・ロクスバーグ野島昭生小山武宏
ファントム?石塚運昇
ダンテマックス・ライアン鳥畑洋人
イシュマエルテリー・オニール巻島直樹
ナイジェルデヴィッド・ヘミングス加藤精三松井範雄
サンダーソン・リードトム・グッドマン=ヒル清水明彦樫井笙人
その他境賢一
嶋崎伸夫
秋元羊介
堀井真吾
松岡文雄
岩田安生
田村聖子
佐藤淳
西前忠久
ナレーション池田昌子

登場兵器
ノーチラス号
ネモ船長が開発した『海底二万里』と『神秘の島』で主に活躍する潜水艦。ヴェルヌの原作小説及び本作の原作コミックでは8本の触手のある葉巻型の潜水艦として描かれているが、本作では予算の都合上触手を再現する事が不可能となったので剣の形をした潜水艦へと変更された。
ネモービル
ネモ船長が開発した六輪車で映画オリジナルのマシーン。時代設定的にはまだ車は開発されていないが、監督の希望により登場。トム・ソーヤーが乗って活躍し、ミサイルによって爆破した。
戦車
ファントム率いる軍隊が冒頭で乗った初期型の戦車。当時、戦車自体が発明されたばかりで警官たちは機械だと知らずに止めようとし一人が轢死する。
続編企画

本作は当初は2部構成で制作される予定で本作が好調であれば原作通り、リーグのメンバー達がH・G・ウェルズ原作の『宇宙戦争』の火星人と戦う予定だったが、本作の興行収入が不調だったため、実質的な制作中止へとなった。
参考文献^ a b “The League of Extraordinary Gentlemen” (英語). Box Office Mojo. Amazon.com. 2011年11月4日閲覧。


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