1970年代の活動としては、デヴィッド・ボウイが「ジギー・スターダスト」名義で行った一連の公演( Ziggy Stardust concerts として知られる)のたとえば、1972年8月のロンドン、レインボウ・シアター公演などに出演した。また、ミック・ロック(英語版)が監督したボウイのシングル "John, I'm Only Dancing" のプロモーションビデオにも Jack Birkett とともに登場する。1979年にケンプはイングランドからスペインに移住し、その後、遅くとも2002年にはイタリアのローマとトーディに移り住んだ[4]。
ケンプは映画においては性格的な脇役を演じることが多かった。たとえば、ケイト・ブッシュの短編映画 The Line, the Cross & the Curve (1994)や[2]、デレク・ジャーマンの『セバスチャン』(1976)ではダンサー[8]、『ジュビリー』(1977)ではキャバレー出演者の役を演じた[8]。トッド・ヘインズの『ヴェルヴェット・ゴールドマイン』(1998)ではパントマイムの淑女を[2]、アンソニー・シェーファー監督『ウィッカーマン』(1973)では宿屋の主人を演じた[2][8]。
出演した舞台演劇としては、 Pierrot In Turquoise, Flowers, Salome,[4] Mr Punch's Pantomime,[3] A Midsummer Night’s Dream,[3] Duende,[3] Nijinskij,[3] Alice,[3] Cenerentola (Cinderella),[3] Sogno di Nijinscky or Nijinscky il matto (1983) (translation: Nijinscky's dream or Nijinscky the mad), Facade, The Big Parade, Alice, Onnagata(女形), Cinderella, Variete, Dream Dances, などがある。また、バレエとしては、 Rambert, Parades Gone By (1975) と Cruel Garden (1977)がある。
1991年のドキュメンタリー映画 Travelling Light は、リンゼイ・ケンプのドキュメンタリー・ポートレイトである[9]。
2018年8月25日、イタリア・リボルノにてこの世を去った[10]。